2013年12月 のアーカイブ

煤取り節句

2013年12月13日 金曜日

本日は恒例の「煤払い」(すすはらい)を朝7時半から執り行いました。

古くからの慣わしで、「煤掃き」「煤取り節句」「煤掃き節句」などともいいます。

IMG_4936

総代さんも全員が白の作務衣(さむえ)姿となり、長い(4~5メートル)篠竹(しのだけ)を手に取り、殿内の煤(すす)や埃(ほこり)を隈(くま)無く落としました。

IMG_4966

強風の影響で埃が舞い上がりましたが、丁寧に掃き出し、雑巾(ぞうきん)掛けを繰り返して綺麗になりました。

調度品も綺麗に

調度品も綺麗に

これで本格的な正月準備の事始めとなりました。

信仰的な意味合いのある行事ですが、神さまも大いなるご神威(しんい)を発揮していただけるものと思います。

IMG_4980

氏子総代の皆さま、ご協力ありがとうございました。

授与品の準備

2013年12月12日 木曜日

今朝は日本付近に真冬並みの寒気が流れ込み、岡山や高松では初雪を観測したようで、本格的な冬将軍の到来もいよいよです。

午前中は新年祈祷や年末年始の出張祭典、各種問い合わせなどで電話が相次ぎ、それぞれの家庭や企業でも師走の慌ただしさがあることを感じました。

干支根付守

干支根付守

社務所では、正月に頒布(はんぷ)する「授与品」(じゅよひん)の準備を徐々に進めています。

かわらけ

かわらけ

御神札(おふだ)や御守(おまもり)はもちろんのこと、鏑矢(かぶらや)や破魔矢(はまや)、熊手(くまで)、だるまなどの縁起物や、干支の絵馬(えま)、根付守(ねつけまもり)、土鈴(どれい)などを用意しています。

25.12.20

映画ゴーストバンド公開

2013年12月11日 水曜日

本日まで鳥居前の水道管補修工事に伴う舗装工事が行われ、お参りの皆様にはご不便をお掛けいたしました。

平成14年から毎年、その年の干支(えと)の石像(奉納:杉山土建様)をご神前に設置していますが、いよいよ十二支(じゅうにし)が一巡して、最初の午(うま)となります。

全部が揃ったこともあり、現在境内の一部を整備して、石像を設置する工事を進めています。

石像設置工事

石像設置工事

さて、9月下旬に当社で撮影が行われた映画「ゴーストバンド」(月川翔監督)がユーチューブで公開(10日)されました。

IMG_4907

第1章から第7章に分かれていますが、第2章(写真)では当社の境内や社務所での撮影シーンが流れます。

第5章では再び社務所、第6章では社務所と神楽殿での演奏準備、第7章では神楽殿での演奏シーンとなっています。

お時間がありましたらどうぞご覧ください。

しばし心を緩めて

2013年12月10日 火曜日

昨晩は、所属する神奈川県神社庁相模中(さがみなか)連合支部(中郡二宮町・同大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市)の忘年会が開催され、支部神職34名が参加しました。

いよいよ年の瀬に向かい、年末年始の社務に引き締まる時期ではありますが、今年一年を振り返りつつ、しばし心を緩めて和やかな一時を過ごしました。

さて、朝から降った冷たい雨は、乾燥の続いた境内を十分に湿らせてくれました。

澄んだ空気の中、紅葉の絨毯(じゅうたん)が綺麗に広がりました。

冷たい雨と紅葉の絨毯

冷たい雨と紅葉の絨毯

13日(金)は、正月準備の事始めとなる「煤払い」(すすはらい)を行います。

殿内の塵(ちり)や埃(ほこり)を全て払う(祓う)、信仰的な意義のある行事です。

午前中はご祈祷を受けかねますのでご了承ください。

水道生活に頼る生活ですが

2013年12月9日 月曜日

先日、神社前の道路で、水道管の補修工事が行われ、今日は道路の舗装工事となりました。

通行止めとなったことで、日中お参りの皆様にはご不便をお掛けいたしました。

鳥居前の舗装工事

鳥居前の舗装工事

夕方、長年使用した井戸を諸事情により埋めることになったお宅へ埋井祭に伺いました。

祭場に舗設(ほせつ)した祭壇(さいだん)に、真榊(まさかき)の神籬(ひもろぎ)を立てて、水の神さま・弥都波能売神(みつはのめのかみ)、産土大神(うぶすなのおおかみ:比々多神社)、大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)を併せ祭り、感謝の真心を捧げるとともに、今後の更なるご加護を祈りました。

施主と施工による清祓

施主と施工による清祓

予め準備した忌砂(いみすな)とともに、息抜きと称する節抜きの青竹(または清浄なパイプ)を納める慣わしもあります。

専ら水道施設に頼る現代生活ですが、水の恩恵に感謝する機会は意義深いものです。

寒気の一日

2013年12月8日 日曜日

北海道から東北の日本海側では、昨日から今朝にかけて雪の降り方が強まり、積雪が1メートルを超えたところもあったようです。

当地でも寒気が厳しい一日となりましたが、市民走れ走れ大会が開催され、子供から大人まで約800名もの人たちがロードレースを楽しんだ様子です。

昨日は、十二柱神社(伊勢原市田中)と八坂神社(平塚市入野)、本日は真田神社(平塚市真田)、神明社(伊勢原市白根)、日月神社(伊勢原市沼目)と兼務社の祭典が続きました。

日中はウオーキングを含めて市内外からのお参りも多く、ご朱印や七五三詣りの姿もありました。

元旦奉幣供物

元旦奉幣供物

社務所では、神棚や元旦祈祷の御神札準備、頒布品(はんぷひん)の段取りなどで一日が過ぎ去って行きました。

また、元湯陣屋(鶴巻温泉)において模擬結婚式が行われ、挙式を計画している男女が多く参列されました。

模擬結婚式

模擬結婚式

古札について

2013年12月7日 土曜日

本日は二十四節気の一「大雪」(たいせつ)です。

雪の様相ではありませんが、極月(ごくげつ・ごくづき)を迎えて、正月準備に引き締まる日々です。

さて、年の瀬も迫って来ましたが、今日は「古札」についてご説明をいたします。

古札納所

古札納所

祈願が成就したり、祈願の願いを解く時、あるいは新年に神棚の御神札を新しくする折、また住居を新築・引っ越しなど、様々な場合が考えられますが、通常は御神札や御守を受けた神社に御礼参りで納めるものです。

しかしながら、遠方などでそれが叶わないこ時には、お近くの神社にご相談のうえ納めていただきます。

当社には、社殿向かって左手に「古札納所」があります。

御神札

御神札

当社では常時納めることが出来ますが、心静かに感謝の心を込めてお返しいただきたいと思います。

但し、「御神札」「御守」「注連縄」(しめなわ)などに分別して入れていただき、ビニール類は外していただくようご協力をお願いします。

御守

御守

また、「神棚」のお焚き上げを希望される場合は、別途初穂料を申し受けますので、社務所にお立ち寄りください。

注連縄飾りなど

注連縄飾りなど

尚、人形については、申込期間(2月4日~3月17日:人形感謝祭)が決まっていますので、社務所でお尋ねください。

<社務所> 電話 0463-95-3237  e-mail  hibita@athena.ocn.ne.jp

お知らせ

2013年12月6日 金曜日

本日は各会社から新年祈祷の問い合わせや申し込みが相次ぎました。

年末年始の休暇は8日間になるところも多いようで、1月6日(月)の午前中に企業の新年祈祷が集中しそうです。

新年祈祷の申し込みについては、ホームページの最新情報に掲載しましたのでご覧ください。

さて、9月下旬に当社をロケ地に撮影した映画「ゴーストバンド」が12月10日にユーチューブで公開されます。

公開されましたらご紹介いたしますのでご覧ください。

kururin

伊勢原市公式イメージキャラクター「クルリン」のキャラクター商品として、「サクマドロップス」が販売されることになりました。

缶には伊勢原の四季がデザインされ、当社境内の欅(けやき)のご神木が掲載されています。

詳しくは一般社団法人伊勢原市観光協会にお尋ねください。

2013年12月5日 木曜日

「来年の事を言えば鬼が笑う」といいますが、来る年の準備はしっかりとしておきたいものです。

神社でも種々の正月準備に余念がない日々を迎えています。

IMG_4865

さて、来年は平成26年、皇紀2674年、西暦では2014年を迎えます。

明治以来147年、大正以来103年、昭和以来89年となります。

干支(えと)は甲午(きのえうま)歳です。

干支早見表

当社には、源頼朝(みなもとのよりとも)公が妻・政子の安産祈願で神馬(しんめ)奉納という記録が残されていますが、拝殿には多くの奉納絵馬が掲げられています。

写真(下)は、昭和丙午(ひのえうま=昭和41年)に奉納された扁額(へんがく)形式の大絵馬です。

拝殿の大絵馬

拝殿の大絵馬

十二支で7番目の「午」(うま)は、「杵」(きね)の原字で、元々は「忤う」(さからう)という字が当てられましたが、十二支を浸透させるために、動物の馬が当てられました。

方位は南を表し、「正午」(しょうご)や「午前」「午後」という表現でわかる通り、時刻は昼の12時をはさむ前後2時間をいいます。

五行(ごぎょう)は火気性、季節は夏にあたり、草木の成長が極限を過ぎて衰微の傾向が生じたことを表します。

古来より馬は神さまの特別な乗り物として扱われ、神馬として飼われたり、流鏑馬(やぶさめ)などの神事に用いられてきました。

また、稲作文化とともに農耕生活には欠かせない存在であり、古墳からも馬の埴輪(はにわ)が出土しています。

菊華会解散式

2013年12月4日 水曜日

本日は比々多神社菊華会の解散式でした。

菊華展の様子

菊華展の様子

約1ヶ月の間、神さまにご照覧(しょうらん)の上、七五三詣など参拝の方々にお楽しみいただきました。

IMG_4860

子供を育てるのと同様、日々の水遣りはもちろんのこと、丹精と真心のこもった菊花は、心を和ませ気品漂う雰囲気をつくりだしてくれました。

IMG_4867

残念ながら、出展者全員の参列は叶いませんでしたが、神さまも見そなわして下さったと思います。

来年も多くの方々が楽しみに待ち望んでいますので、宜しくお願いいたします。