2013年3月 のアーカイブ

共同作業

2013年3月3日 日曜日

今日は市民清掃デー。三ノ宮「西谷戸組」でも各戸から一人ずつ出て、周辺道路の清掃「道普請」(みちぶしん)を行いました。

都会では馴染みのない言葉ですが、共同作業を通して近隣の自治活動を行い、相互扶助の心を養うものです。

農耕民族である日本人にとっては共同作業は不可欠のものです。お互いに協力して農業用水を確保することにより、生活の安定を図ってきました。

今週末には西谷戸組の親睦会が開催されます。

辛夷(こぶし)

白木蓮 はくもくれん

さて、今日の午前は八剱神社(平塚市上吉沢)、午後は南金目神社(平塚市南金目)で「祈年祭」を執り行いました。

南金目神社本殿

南金目神社本殿

各社でも年度末を迎え、慰労の言葉を交わしたり、新しい役員人事などについて話題が盛り上がっていました。

四季の移ろいの中で、稲作とともに生活を営んできた私たちにとっては、自然の営みが始まる春が新しい始まりとなります。

南金目神社の狛犬

南金目神社の狛犬

帰りの車窓から、田起し(田打ち)の済んだ田んぼが目に入りました。

共同作業の苦労と秋の実り、とても大切なことです。

昼夜の別なきご神徳

2013年3月2日 土曜日

昨日の強風と雨も止み、暖かな日差しに包まれた一日となりました。

今日は十二柱神社(伊勢原市田中)と日月神社(伊勢原市沼目)で祈年祭を斎行しましたが、日月神社の様子を記します。

日月神社

日月神社

日月神社の創祀は不詳ですが、昼夜の別なきご神徳に感謝し、日の神と月の神をおまつりし、明治6年村社に列格されました。

祭典を終えて

祭典を終えて

昭和22年、境内の松の大木に落雷し、社殿を焼失してしまいました。その後、氏子の赤誠により建て直されましたが、昭和58年には火災により再び御殿を失う不運に遭っています。

しかしながら、前任の責任役員さんが20年、現任の責任役員さんは10年の長きに亘りその重責を担い、年々参拝者が増え、祭典の参列者も多くなって来ました。

雷除の避雷針

雷除の避雷針

本殿は伊勢の神宮を模した造りで、掘立柱(ほったてばしら)が床に突き出た高床式となっています。

祭典では、階(きざはし)を一段ずつ踏みしめて昇り下りし、御扉(みとびら)の開いている間は、祇候(しこう=謹んでお側に奉仕する)しますが、もっとも緊張の高まる時間でもあります。

焼け焦げた額 (明治27年)

焼け焦げた額 (明治27年)

畏(かしこ)くも天皇陛下には、第62回神宮式年遷宮の遷御(せんぎょ)の日時を御治定(ごじじょう=お定め)遊ばされました。

これにより、「皇家(こうか)第一の重事(じゅうじ)・神宮無双(むそう)の大営(たいえい)」といわれる造替遷宮は、神さまに新宮(にいみや)にお遷りいただくクライマックスの時が定まりました。

<遷御>

・皇大神宮 (内宮) 10月2日(水)午後8時

・豊受大神宮(外宮) 10月3日(土)午後8時

春の風

2013年3月1日 金曜日

弥生を迎え、常の如く「月次祭」(つきなみさい)を執り行い、ご神前に皇室のご安泰と国の安寧(あんねい)、氏子崇敬者の安全と発展を願い上げました。

関東地方では南からの強い風が吹き、2年ぶりの春一番となりました。

社務所前の遅咲きの梅が開花し、春も一気に加速しそうな気配です。

DSCF3010

この季節特有の烈風は、「春疾風」(はるはやて)ともいわれますが、中国における深刻な大気汚染問題による「微少粒子状物質(PM2.5)」の影響が懸念されるとともに、黄砂の飛来や杉花粉の飛散が気になるのも、春の風の話題です。

百花繚乱の花の時候を迎えるまで、穏やかな軟らかな春風の到来を願うところです。

先ず和風をして消息を報ぜしむ、続いで啼鳥をして来由(いわれ)を説かしむ

『和漢朗詠集』 白居易

解体清祓

解体清祓

新東名建設により、廃墟(はいきょ)となった建物の解体清祓式をご奉仕しましたが、時折吹く強風に烏帽子(えぼし)も飛んでいきそうな状況でした。