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出張

2012年3月23日 金曜日

昨日、関東一都七県神政連協議会役員会議が栃木県当番のもと、鬼怒川温泉あさやホテルにおいて開催されました。

神道政治連盟(神政連)は昭和44年に、世界に誇る日本文化と伝統を後世に正しく伝えることを目的に結成されました。

日本人らしさが忘れられつつある今、この国に誇りと自信を取り戻すために、皇室の尊厳護持(そんげんごじ)、靖國神社参拝と英霊顕彰(えいれいけんしょう)、教育正常化を始め、様々な時局に応じた課題に取り組んでいます。

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会議では、中央本部から東日本大震災に対する取り組み、国家主権を巡る諸問題への対策、皇室尊厳護持運動、自主憲法制定運動、教育正常化と正しい歴史認識、靖國神社公式参拝と戦歿者慰霊、政教関係を巡る訴訟問題、時局に応じた様々な課題などについて報告がなされた後、各都県本部の活動報告をいたしました。

その後、「女性宮家」創設問題について、神社本庁教学委員の大原康男先生から講演をいただきました。

大原康男先生の講演

大原康男先生の講演

ことの発端は、昨年10月5日、宮内庁長官の首相への要請から起こった問題ですが、表向きは天皇陛下のご公務軽減という耳障りの良いことですが、皇位継承に関する正面からの議論を避けて、「女性宮家」の創設というバイパスを通して女系天皇への道を切り開く意図があることを指摘されました。

12日の参議院予算委員会では、官房長官が天皇の男系と女系の違いを答えられず、審議が中断する場面がありましたが、基本的なことがわかっていないのに、「出来レース」で女性宮家創設に取り組む姿勢に、不信感を抱きました。

特急スペーシアきぬがわ

特急スペーシアきぬがわ

来年は神奈川が当番県でもあり、設営や運営などを確認したうえで、帰路につきました。