当社の梅の蕾(つぼみ)は、まだ固く開きませんが、周りの椿(つばき)の花には目白(メジロ)が蜜(みつ)を吸いにやって来ています。
花の数は少ないものの、河津桜と四季桜が可憐な花を咲かせています。
また、雉(きじ)の雄がケンケンと鳴く声(「ほろろ」「ほろほろ」という)を耳にするようになりました。
雉は雀(すずめ)や烏(からす)、翡翠(かわせみ)と同様、一年中一定地域に棲(す)む留鳥(りゅうちょう)ですが、古くから「妻恋い鳥」(つまごいどり)といわれるのは以下の歌に詠まれるとおりです。
春の野にあさる雉(きぎす)の妻恋ひに己(おの)があたりを人に知れつつ
大伴家持-万葉集
今日は「ひな祭り」後の最初の大安ということもあり、各家庭で飾り終えた雛人形(ひなにんぎょう)を納める方が大勢お見えになりました。
人形感謝祭のお申し込みは、3月16日までとなります。