陸上自衛隊の観閲式(かんえつしき;本番は24日)を見学する機会を得て、禰宜・権禰宜が朝霞駐屯地(朝霞訓練場)まで行って来ました。
現在は、陸海空の持ち回りで行われていて、去年は海上自衛隊の観艦式、一昨年は航空自衛隊の航空観閲式が挙行されました。観艦式以外は公募なしの招待者のみということで貴重な体験です。
過去には、神宮外苑絵画館前や国立競技場で開催されていたようです。今回が47回目です。
人員3,780名、車両約200両、航空機数十機の大規模な式典で、圧巻のスケールです。
中でも徒歩部隊では、陸海空の部隊はもとより、防衛大学校学生隊や陸上自衛隊高等工科学校生徒隊、また女性自衛官部隊も一糸乱れぬ集中力で、訓練の厳しさが伝わって来ました。
徒歩部隊に続いて、施設科、化学科、衛生科の部隊や野戦特科部隊や戦車部隊がこちらも整然と連なりました。
この後、陸海空の航空部隊の編隊が上空を通過しました。(残念ながら、曇り空と動きが速いため良い写真は撮れませんでした。)
終了後、装備品の見学をしました。
機関銃や拳銃などの展示、部隊でのお風呂や救助活動の道具、救助医療なども見学することが出来ました。
8月24日に行われた「富士総合火力演習」(於:御殿場市・陸上自衛隊富士学校)に続いて、自衛隊の活動の姿を目の当たりにしました。日頃、国のために命がけで職務に精励する隊員の皆さんの真剣さに敬服いたします。
尖閣諸島を始め、領土問題や沖縄基地問題、日米安全保障や隣国との外交などについて、大いに考える一日となりました。