2018年12月 のアーカイブ

大成功の事業

2018年12月15日 土曜日

昨日のブログで御案内の通り、今日は国庫補助金「文化芸術振興費補助金」による、比々多地区の歴史文化を活用した観光拠点づくり事業「伊勢原比々多カルチャーまつり」が開催されました。

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午前8時半過ぎには事前申込みの参加者が列を作り、ウオークラリーの出発を待っていました。

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参集殿では「しめ縄づくり体験」や「扇子絵付け体験」が行われ、親子連れの参加者が目立ちました。

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また、境内の森では「火おこし体験」が行われ、ゲストのキン・シオタニさん(イラストレーター・文筆家)も楽しむ様子が垣間見られました。

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神社を出発したウオークラリーは、伯母様(おばさま)、元宮(もとみや)、保国寺(ほうこくじ)、県立いせはら塔の山緑地公園のチェックポイントを巡り、斉藤家住宅(市指定文化財)や埒面古墳(らちめんこふん)等の見所を中継してお宮に帰って来ました。

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参加者には比々多観光振興会提供の蜜柑が配られるとともに、特別限定品のキン・シオタニさんデザインの御朱印帳が記念品として渡されました。

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そして、参集殿ではキン・シオタニさんと当社禰宜(ねぎ)との比々多地区に関わる講演(トークショー形式)が満席で行われました。

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12月も半ば、冷たい空気に包まれた一日でしたが、多くの方々が会場に足を運び、大成功の事業になったと思われます。

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伊勢原比々多カルチャーまつり

2018年12月14日 金曜日

明日は当社を拠点として「伊勢原比々多カルチャーまつり」(主催:伊勢原市歴史文化を活かした地域づくり協議会)が開催されます。

講演会(午前11時、午後3時)、しめ縄づくり体験会(午前10時、午後1時15分)、扇子絵付け体験会(午前9時15分、12時半、午後2時)、火おこし体験会(午前10時半、12時、午後2時半)、ウオークラリー(午前9時、午後1時)といった内容で、境内には飲食のキッチンカーが出店します。

また、同時開催として近接する恵泉女学園短大内で山の実マーケット(出店多数)が実施されます。

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今日はイベント実施会社とともに、比々多観光振興会や自治会等の地元関係者が事業の準備にあたりました。

伊勢原駅から直通無料バスが運行されます。

*バス時刻表は[特設ページ]を御覧下さい。

煤払行事

2018年12月13日 木曜日

冬らしい寒さの中、午前6時半の日供祭(にっくさい)の頃には、責任役員・総代の皆さんが集まり始めました。

師走13日は正月事始めの「煤払行事」(すすはらいぎょうじ)です。

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神職・総代ともに上下白の衣服に改め、先ずはお清めのお祓いを執り行いました。

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そして、殿内の祭具、調度、装飾類の全てを運び出し、長い篠竹(しのだけ)を用いて一年間の煤(すす)や埃(ほこり)を隈(くま)なく払い落としました。

また、本殿(ほんでん)、幣殿(へいでん)、拝殿(はいでん)の拭き掃除を何度も施し、社殿内はとても綺麗になりました。

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今年も2時間ほどの大掃除でしたが、清々しく新年を迎える準備となりました。

なでなでまが玉

2018年12月12日 水曜日

当社御祭神(ごさいじん)の一柱(ひとはしら)に、天明玉命(あめのあかるたまのみこと)という玉造りの神さまがお祀(まつ)りされています。

5月の第3土曜日・日曜日には、御神徳(ごしんとく)を称えて「まが玉祭」を執り行っています。

比々多地区には、善波西玉(ぜんばさいたま)という地名があり、弥生時代には管玉(くだたま)づくりが行われた久門寺遺跡(坪ノ内)があります。

また、併設の三之宮郷土博物館には、多くの玉類が展示されています。

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この度、氏子の杉山土建さまより勾玉(まがたま)の奉納があり、雨上がりの境内で設置工事が行われました。

茨城県産の御影石(みかげいし)で、堅牢(けんろう)で美しいとされる「真壁石」(まかべいし)を用い、同県産の稲田石(いんだいし)が土台となっています。

勾玉は「三種の神器」の一つであり、古くから不思議な霊力を発揮するといわれています。

霊力はもとより、子授け、安産、子育ての〝 なでなでまが玉 〟として親しんで頂ければと思います。

ホームページの更新

2018年12月11日 火曜日

代わり映えのしないホームページですが、年末を迎えて明年の厄年表戌の日生年・九気性・干支・年齢早見表を更新しました。

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厄除祈願は年明けの早い時期にお詣り下さい。

曳き綱に準え

2018年12月10日 月曜日

建物の新築工事において、「上棟祭」(じょうとうさい・むねあげのまつり)を御奉仕しました。

祭儀では土地の守護神である産土大神(うぶすなのおおかみ)、家屋の守り神の屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)・屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)、工匠(こうしょう)の祖神(そしん)として手置帆負命(たおきほおいのみこと)・彦狭知命(ひこさしりのみこと)をお招きして、改めて建物の弥栄(いやさか)を願い上げました。

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一般住宅の場合には、殆どが棟梁(とうりょう)の仕切りで、大工がその節目を祝い、今後の無事を誓う行事となっています。

本日は棟上げを済ませた状態につき、略儀ながら「エーイ、エーイ、エーイ」と曳き綱(ひきつな)に準(なぞら)えた木綿の晒(さらし)で棟を上げる所作を執り行いました。

「取挙(とりあ)ぐる棟梁(むねはり)は此の家長(いえおさ)の御心(みこころ)の林なり」という顕宗天皇記(けんぞうてんのうき)室寿詞(むろほぎのよごと)に見られるように、新室(にいむろ)を寿(ことほ)ぐ思いは今も昔も変わらないものです。

大注連縄の掛け替え

2018年12月9日 日曜日

昨日は南金目神社(平塚市南金目)、本日は真田神社(平塚市真田)、神明社(伊勢原市上平間)と、3週間に亘る兼務社の祭事も今日で一区切りです。

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さて、三ノ宮・西谷戸(にしやと)組の御奉仕により、2週間前に綯(な)い上げられた注連縄(しめなわ)の掛け替え作業が行われました。

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例年通り鳥居は足場を組み、杉の御神木(ごしんぼく)は脚立(きゃたつ)を立てて、安全に配慮しながらも手際良く進められました。

青々とした立派な大注連縄に気持ちが引き締まり、いよいよ正月の支度も目に見えて進んでいきます。

元宮の整備

2018年12月8日 土曜日

今日は「戌の日」にあたり、安産祈願の幟(のぼり)を社頭に掲げました。

三之宮(さんのみや)は〝 産の宮 〟に通じますが、歴史的には源頼朝(みなもとのよりとも)公が妻・北条政子(ほうじょうまさこ)の御懐妊(ごかいにん)にあたり、安産祈願のため神馬(しんめ)を当社に奉納したことが『吾妻鏡』(あづまかがみ)に冠大明神(かんむりだいみょうじん)の称号で記されています。

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さて、週末は旧宮山の元宮(もとみや)へお詣りになる人が多く見られ、元宮の御朱印を求める方も増えてきました。

そのようなことから、整備の一環として、社の脇に賽銭箱を設置することになりました。

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支部神職忘年会

2018年12月7日 金曜日

昨晩は神奈川県神社庁相模中連合支部(中郡二宮町・大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市管内)の忘年会が伊勢原市内で開催され、支部神職28名が参加しました。

当社からも宮司以下4名で出席し、日頃の奉務話や今後の取組み等、それぞれ懇親を深める一時となりました。

お互いに健康管理に注意しつつ精励し、無事に年末年始を乗り越えることを確認して散会となりました。

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知らず知らず

2018年12月6日 木曜日

冬の寒さが戻り、冷たい雨が降っています。

今週に入り、大祓(おおはらえ)のお申込みでお参りになる方が多くなりました。

御浄火による人形の焚き上げ

御浄火による人形の焚き上げ

当社では12月20日(木)午後2時に「年越大祓」を執り行います。

半年に一度の大祓は、知らず知らずのうちに積もり積もった罪・穢(けが)れを、「人形」(ひとがた)に移して、清浄な心身に立ち返る伝統行事です。

申込書と人形は、社頭または社務所に準備しています。

人形に名前を記して息をゆっくりと3度吹きかけ、身体全体を隈(くま)なく撫(な)でて、災禍(さいか)を人形に託します。

申込書に必要事項をご記入の上、初穂料を添えて社務所へお申し込みください。

清々しい気持ちで新年を迎えましょう。