今日は市内の公立中学校4校で卒業式が執り行われました。
9年間の義務教育課程を終えて、それぞれの道に進む15の春に幸多かれと願うところです。
二月節啓蟄(けいちつ)の次候「桃始笑」(ももはじめてさく)に入りました。花が咲くことを笑うと表現しますが、故郷の峰々も巣立ち行く生徒たちの様子を見守り、山笑うといった状況ではないでしょうか。
来週(17日)は市内の公立小学校10校で卒業式が予定されています。
さて、昨日は今秋予定の神前結婚式の申込みがありました。
神代(かみよ)の昔、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が神慮(しんりょ)を畏(かしこ)み夫婦の契(ちぎ)りを結ばれたのと同様に、神が〝娶(めあわ)せ給ふ〟という尊き縁(えにし)に感謝し、夫婦和合(ふうふわごう)を願うのが神前結婚式の在り方です。
お供えした御神酒(おみき)を三三九度の盃(さかずき)で取り交わすことにより、〝むすび、むすばれ〟晴れて夫婦となるわけです。
まさしく日本人の明浄正直(めいじょうせいちょく)の表れともいえます。
次の日曜日(19日)は午前と午後に結婚式の予定が入っていますので、境内でその様子をどうぞご覧下さい。
和婚の情報誌『日本の結婚式』には、当社の結婚式の内容が掲載されています。