2017年3月 のアーカイブ

国府祭の調査

2017年3月9日 木曜日

昨日は「ゆとりですがなにか」(日本テレビ:昨年4~6月放映)のスペシャルドラマの撮影が当社境内で行われました。

人気俳優の松坂桃李さん、蒼井優さんらが出演する場面でしたが、今夏にはお茶の間で見られそうです。

国府祭 古図

国府祭 古図

さて、今日は「相模国府祭」の調査事業として、調査員による祭事全般の聞き取りや文書等の文献資料確認調査が行われました。

国宝重要文化財等保存整備補助事業、指定文化財保存修理等事業、文化財保護事業の一環で実施されたもので、今後調査報告書の刊行に向けて作業が進められます。

今週の11日(土)には、二宮町生涯学習センターにおいて川勾神社御神宝調査会による講演会「国府祭における総社制について」(14:00-15:30)が実施されます。

別れの季節

2017年3月7日 火曜日

春は別れの季節ですが、祭礼等で大変お世話になった警察署員が異動の挨拶でお越しになりました。

例祭(4月22日)挙行にあたり、神輿渡御(みこしとぎょ)・山車巡幸(だしじゅんこう)に伴う警備や交通規制の書類をちょうど作成準備しているところでした。

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平日ながら大安ということもあり、お蔭様で提灯(ちょうちん)の奉納申込者が多くお見えになりました。

また、桃の節句が過ぎて雛人形を片付け、納めにお参りになる方も見受けられます。

人形感謝祭(3月17日)の前日まで受け付けていますので、初穂料を添えてお申込み下さい。

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明日はテレビドラマの撮影に伴い、駐車場のご利用等でご不便をお掛け致しますが、ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

子供の安全を願い

2017年3月6日 月曜日

予報より早く、午前中から雨が落ち始め、静かな月曜日を迎えました。

間もなく年度末となりますが、今週末は市内の公立中学校、来週末は公立小学校で卒業式を迎える時期となりました。

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卒園・卒業の一方で、新入園・新入学の準備期間にもあたり、授与所では入園児・入学児童の交通安全御守をお受けになる親御さんの姿が見受けられるようになりました。

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兼務社の神明社(伊勢原市白根)では、来る4月2日(日)に執り行う例祭(午前8時半)において、地区新入学児童の交通安全祈願祭を毎年行っています。

当社でも通園・通学安全祈願祭並びに通園鞄・ランドセルのお祓いを随時承っています。

陽気に誘われて

2017年3月5日 日曜日

昨日は八坂神社(平塚市入野)、今日の午前中は八剱神社(平塚市上吉沢)、午後は日月神社(伊勢原市沼目)と、兼務社の祈年祭がまだ続いています。

さて、今日は二十四節気の一で「啓蟄」(けいちつ)。

最高気温が15度を越え、仲春(ちゅうしゅん)の陽気に誘われて、地虫も這(は)い出てくるような感じでした。

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とはいえ暦とは異なり、実際はもう少し遅れるのが普通のようで、境内の梅もようやく満開近くといったところです。

生きとし生けるものの活動が活発化する季節ですが、人も陽気に誘われたようで御朱印巡りがとても多く、筆を走らせる一日となりました。

上巳の節供

2017年3月3日 金曜日

今日は五節句(ごせっく)の一つで上巳(じょうし)の節句(桃の節句)、雛祭(ひなまつ)りです。

雛祭りはもともと穢(けが)れを雛に託して祓う神事ですが、現在では雛壇(ひなだん)に飾って祝うのが一般的となりました。

地方によっては今でも雛人形(紙の人形)を川に流す〝 流し雛 〟(ながしびな)の風習が残っています。

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節句は〝 節供 〟とも書きますが、邪気を祓い女の子の無事成長を祝う行事なので、菱餅(ひしもち)や白酒(しろざけ)を供え、厄除けの桃の花を飾ります。

菱餅の紅(くちなしの実)、白(菱の実)、緑(よもぎ)の三色は、魔除けや純潔・長寿、厄除けの意味合いがあり、雛あられの三色も同じ願いがこめられているようです。

ちらし寿司とハマグリのお吸い物を召し上がったご家庭も多いのではないでしょうか。

須賀のまつり

2017年3月2日 木曜日

昨晩からの雨が一旦上がり、今朝は総代さんのご奉仕により、神輿殿(みこしでん)前の段差を埋める敷石作業が行われました。

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さて、午後から第42回中・平塚・伊勢原連合神社総代会研修会が箱根の地で開催され、当社から宮司・禰宜・権禰宜を含め、責任役員・総代14名、全体で100名が参加しました。

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ここ数年は、外部講師をお招きしての講演会でしたが、今年は三嶋神社(平塚市夕陽ヶ丘)総代長であり、本総代会長である山口会長が講師役となり、「須賀のまつり」についてお話を拝聴しました。

また、後半は祭りの映像を楽しみつつ、地域の特色あるお祭りについて大いに学ぶ機会となりました。

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その後は箱根の温泉で平素の疲れを癒やし、最大の楽しみである大懇親会へと移りました。

様々な情報を交換をするとともに、終始和やかに親睦を深める場となりました。

弥や生ひ

2017年3月1日 水曜日

伊勢原市では市制記念日を迎え、各種表彰式典が行われるとともに、益子直美さん(元バレーボール選手・タレント・スポーツキャスター)が伊勢原警察署一日警察署長に委嘱されました。

さて、今日より「弥生」(やよい)となりました。

弥は「いよいよ」「ますます」の意、生は「生い茂る」の意ですが、「木草弥や生ひ月」(きくさいやおひづき)が縮まり、「いやおひ」が変化したものといわれます。

暮春(ぼしゅん)、季春(きしゅん)、晩春(ばんしゅん)、嘉月(かげつ)、花見月(はなみづき)、夢見月(ゆめみづき)、早花咲月(さはなさづき)、春惜しみ月(はるおしみづき)、桜月(さくらづき)、花つ月(はなつづき)など、陰暦3月の異称は多くあります。

倉庫新築工事地鎮祭

倉庫新築工事地鎮祭

神社では月次祭(つきなみさい)を執り行うとともに、企業の月参祭や地鎮祭などのご奉仕にあたりました。

春は張るから出た言葉で、新たな生命の兆しを感じるものです。

社頭や出張祭典の奉仕では、あらゆる生命の躍動に期待をしつつ、〝弥や生ひ〟を念じて挨拶や乾杯の音頭を取らせて頂きました。