2017年2月 のアーカイブ

節目の祭事

2017年2月16日 木曜日

明日は春の始めにあたり、五穀豊穣と諸業繁栄を祈る祈年祭(大祭式)ですが、年度の切り替え時期にあたり、今年度最後の祭典となります。

例年通り、境内の注連縄(しめなわ)張りが総代さんにより行われ、年度末の諸会議等の日程を確認しました。

任期満了となる方々にとっては、節目の祭事でもあり、様々な思いでご奉仕にあたられたことと思います。

工場開所式

工場開所式

今日も神社裏の農道舗装工事、またそれに伴う隣接駐車場の砂利敷きが行われました。

年度末が近づくと様々な工事が多く、神社として一般住宅の新築工事地鎮祭、家屋や蔵解体の清祓、工場新設の開所式などの奉仕にあたりました。

工場開所式では関連業者さんから〝新たな時を刻んで欲しい〟との意味合いで記念の時計が贈られました。

始まりも終わりも節目を大切にする日本人らしさを感じる季節です。

春の気配

2017年2月15日 水曜日

13日から本殿裏の農道で舗装工事が行われています。

間もなく終了となりそうですが、しばらくはお参りの方にもご迷惑をお掛け致します。

今日は当社を基点に、三ノ宮地区のマンスリーウオーキングが実施されました。未だ風が冷たいものの、歩きながら春の気配が感じられたのではないでしょうか。

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如月も折返しの15日、ご神前で月次祭を執り行い、皇室の御安泰と国家の安寧、氏子・崇敬者の安心安全を祈り上げました。

週末は兼務社の祈年祭(きねんさい)が続く中、社務所では大祭の支度が徐々に始まっています。

合格を祈り

2017年2月14日 火曜日

今年の正月は「合格守」や「学業成就守」の頒布(はんぷ)が多かったようで、受験シーズン真っ盛りの中で在庫が底をついてしまい、参拝者にはご迷惑をお掛けしてしまいました。

代わって「勝守」をお受けになる方々もありましたが、守札奉製所から本日納札されました。

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明日は県立高校の入試が行われます。

神さまのご加護のもと、これまでの努力が実るとともに無事合格をお祈り申し上げます。

防寒対策も忘れずにお出掛け下さい。

御身大切に

2017年2月13日 月曜日

神道(しんとう)では、神さまや祖先の恩恵により命を授かり、現世(うつしよ)でその使命を果たし、御霊(みたま)は幽世(かくりよ)に帰り、祖霊(それい)となって子孫を見守るという、日本固有の祖霊信仰に基づく霊魂観(れいこんかん)をもちます。

日の本(もと)に生(うま)れ出(いで)にし益人(ますひと)は神より出(い)でて神に入(い)るなり

中西直方

そのことから、人が亡くなることを「帰幽」(きゆう)といいます。

昨日は、昨年帰幽された御方(おかた)の一年祭を斎場と墓前の両方でお仕えしました。

一年祭(墓前祭)

一年祭(墓前祭)

葬儀関係者にお話を伺うと、年末年始や2月が一番の繁忙期のようで、当社の統計でも12月から3月の間が最も神葬祭奉仕が多くなっています。

両親、またその両親、遡(さかのぼ)ってご先祖さまから頂いた尊い命ゆえ、受け継いだ魂(心)、いわゆる分身といえる〝御身(おんみ)大切に〟過ごすべき季節でもありましょう。

先祖の魂は子孫に伝はる我が身生れてあるは、即(すなわ)ち是(こ)れ、

先祖の身分れたる故也(ゆえなり) 林羅山

大神輿の修繕

2017年2月12日 日曜日

昨日は北金目神社(平塚市北金目)と八幡神社(伊勢原市坪ノ内)、本日は神明神社(伊勢原市笠窪)と雷電神社(伊勢原市串橋)で祈年祭を執り行い、五穀豊穣はもとより工業・商業・諸産業の繁栄を祈りました。

当社では17日(金)の午前10時に斎行しますが、その他の兼務社でも3月12日(日)まで毎週末の祈年祭奉仕となります。

4月は兼務社を含めて春の大祭(例祭)が12社あり、太鼓の桴(ばち)作りや諸準備など、各社での話題が広がるところです。

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さて、当社でも4月22日の例祭に向けて、今日は氏子の責任役員・総代・青年会が集まり、大神輿の修繕が行われました。

春寒の中でしたが、元気な声が飛び交い、年に一度の大祭を待ちわびる楽しげな様子が感じられました。

2677回目の誕生日

2017年2月11日 土曜日

「六国史」(りっこくし=日本書紀(にほんしょき)・続日本紀(しょくにほんぎ)・日本後紀(にほんこうき)・続日本後紀(しょくにほんこうき)・日本文徳天皇実録(にほんもんとくてんのうじつろく:文徳実録)・日本三代実録(にほんさんだいじつろく:三代実録))は、奈良・平安時代に勅撰(ちょくせん)により編纂された国史(こくし)で、中でも『日本書紀』(『日本紀』『紀』ともいう)は日本最古の歴史書にあたります。

天武天皇の第3皇子・舎人親王(とねりしんのう)が勅(ちょく)を奉(ほう)じて太安万侶(おおのやすまろ)らと編纂し、養老4年(720)に成立してから1297年、3年後には、編纂1300年という歴史的に大きな節目を迎えます。

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「辛酉年春正月(かのととりのとしはるむつき)、庚辰朔(かのえたつのついたち)、天皇橿原宮(すめらみことかしはらのみや)に即帝位(あまつひつぎしろしめす)。是の歳を天皇の元年と為(な)す。」と紀に記されていますが、神武天皇が橿原宮(奈良県橿原市)に即位された日を現行暦に換算したのが2月11日で、今日が2677回目の日本の誕生日です。

明治6年「紀元節」(きげんせつ)として祝日となりましたが、先の敗戦により廃止されたものの、国民の切実な願いにより昭和41年に「建国記念の日」という名で復活しました。

祝日法には「建国をしのび、国を愛する心を養う」と記されています。

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昔は紀元節を別名〝梅花節〟といったそうです。

欧米諸国では一国主義化が広がっていますが、私たちも日本の建国について理解を深めることが必要です。

それが国際社会で協調する第一歩であるとともに、今年は明治以来150年という年にあたり、国の有り様を見つめ直す機会ともいえそうです。

吉例による初午祭

2017年2月10日 金曜日

今年は初午(はつうま)が12日(日)にあたることから、会社関係の稲荷祭は24日(金)の二の午(にのうま)に集中しています。

今日は一足早く、池端金山地区の金山稲荷神社で吉例による初午祭を執り行いました。

毎年交代で順送りとなる年番ですが、これも古くから伝わる共同体の自治の在り方です。

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夕方、伊勢原市に大雪注意報が発表されましたが、会社の団体参拝ではバスの到着に遅れが生じたものの、大きな支障もなく無事に安全祈願祭をお仕えすることができました。

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引き締まった雰囲気

2017年2月9日 木曜日

予報通り水分を多く含んだ湿雪(しっせつ)が降り、しばらくして雨に変わりましたが、非常に寒い一日でした。

お参りの方も疎(まば)らで、厄除祈願や御朱印巡りの方々も今日の寒さを口にしていました。

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さて、加工業を営む大きな工場において、経年による機械の更新工事が無事完成し、関係者100名程が参列して始動式(しどうしき)を執り行いました。

暖房設備のない工場内は冷え切っていましたが、最新式の生産性の高い大型機械の導入とあって、引き締まった雰囲気の中、粛々と神事を執り進めました。

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始動の儀で機械が稼働すると大きな拍手が起こり、一同がその動きに反応していました。

神さまに今後の安全と更なる発展を祈り上げ、祭事を修めました。

受験シーズン

2017年2月8日 水曜日

今日は最高気温が10度にも届かず、地鎮祭では冷たい空気を感じながらのご奉仕となりました。

明日は昼間も震える寒さになるようで、防寒対策とともに雨や雪にも注意が必要となりそうです。

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現在、私立大学では一般入試が連日実施されていますが、県内の公立高校でも入試の学力検査が来週(15日)に迫っています。

社頭に掛けられた絵馬を眺めていると、受験生の意気込みや努力を感じることができます。

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また、授与所では御守をお受けになる親御さんの温かな真心や複雑な心境を感じることができます。

毎年のことながら、受験生を抱えるご家庭の無事と努力の甲斐があることをお祈り申し上げます。

四半分

2017年2月7日 火曜日

節分追儺祭の御礼回りや様々な整理がままならぬ内に、月の四半分(しはんぶん)となりました。

大安の今日は広域幹線道路の工事安全祈願祭や一般住宅の上棟奉告祭(じょうとうほうこくさい)、プロ野球選手の活躍祈願祭など、平素はあまりないご祈願が続きました。

毎日新聞 4日

毎日新聞 4日

遅くなりましたが、毎日新聞に掲載された記事をご紹介します。

新聞記事を見て御朱印参拝にお越しになる方もあり、平日ながら人出の多い一日でした。

明日は兼務する稲荷神社(伊勢原市下平間)の例祭ですが、週末には初午祭(はつうまさい)があり、お稲荷さんに縁のある残り3週間です。