境内の八重桜が満開となり、鮮やかな色彩を放っています。
耳を澄ますと鳥のさえずりに癒される神域ですが、蛙(かえる)が鳴き始めたかと思うと雨が落ち始めました。
さて、今日は境内外の注連縄(しめなわ)張り、各種看板・標識設置、警固用杖づくりなど、終日総代さんのご奉仕でした。
午後には、3つの釜と蒸籠(せいろ)を用いて、もちつきを行いました。
今年の餅つきは三ノ宮の当番。
春の嵐のような激しい雨でしたが、予定通りにお供(そな)えや粽(ちまき)が出来上がりました。
伊勢原市議会議員選挙が始まり、今日は神社脇の道路を街宣車が数多く通り過ぎました。
お参りされる候補者、車内から一礼する運動員など、それぞれの様子が鳥居の内から見られました。
心は見えませんが心の有り様は形に表れるものです。
1週間という短期決戦ですが、これまでの活動の成果が形となってもたらされるよう願うばかりです。
さて、今日は五十日祭・埋葬祭のご奉仕がありました。
影かたちその源は二つなし死生やともに一筋の道 中西直方 『 死道百首 』
日が陰(かげ)り影が見えなくても、影は無いとはいえない。魂は見えないからといって無いとはいえない。心も同様といえます。
生あるものの定めですが、死して祖霊(それい)の懐(ふところ)に帰するという信仰は、温かで落ち着く気持ち、安堵を与えてくれます。
一連の葬儀を無事終えて忌明(きあ)けとなりますが、ご遺族一同も代々の祖霊が鎮まる墓所において、少しく安堵の面持ちでした。
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の季節を迎えました。
本日は神前結婚式のご奉仕がありました。
花は蝶を招くに無心 蝶は花を尋ねるのに無心 花開く時蝶来たり 蝶来る時花開く
吾も亦人を知らず 人も亦吾を知らず 知らずとも帝則に従う
良寛
男女の結びもまた稀(まれ)ながら、目に見えないご神縁によるものです。
交わした盃のように年輪を重ね、幸せな家庭を築いて欲しいと思います。
今日は兼務の神明社(伊勢原市上平間)、北金目神社(平塚市北金目)の例祭でした。
北金目神社は古くは〝熊野権現〟(くまのごんげん)といわれ、本殿は市内最古の建築で、平塚市重要文化財に指定されています。
心ない人により、各地の社寺で建造物に液体をかけられる被害が相次いでいますが、あらためて神社の奉護と防犯強化を地域の皆様にお願いしました。
そして、公共性を有した神社の存在、伝統を保つ祭りの大義について確認をしました。
第18回統一地方選挙の県知事選挙、県議会議員選挙に続き、後半の市議会議員選挙(投票:26日)が間もなく告示(19日)となります。
今日は選挙運動用街宣車の清祓がありました。〝 説く言の葉の直く正しく 〟有権者に訴え、交通はもとより安全に運動が展開されるよう願います。
さて、今日は新聞やタウン紙に例祭の告知が掲載されました。
今日は心地の良いお天気となりました。
晴れの大安吉日、戌の日とあって、多くの方々にお参り頂きました。
さて、今日は行事のご案内です。
先ずは「第28回まが玉祭」(5月16日・17日)です。
今月28日に、参画者・実行委員の全体会議を開催予定ですが、主な日程が決まりましたのでお知らせ致します。
また、「一心泣き相撲比々多場所」(9月6日)を今年も実施致します。
詳細やお申し込みは実行委員会のホームページをご覧ください。
青空が広がったと思うと急に暗くなり、雨が降ったかと思うと今度は風が強くなり、不安定な天気の一日でした。
月の折り返しの15日、月次祭(月次祭)を斎行し、国家皇室の弥栄(いやさか)と氏子崇敬者の安泰を祈り上げました。
今日は大学の関係者が、恒例となっている年度始めの安全祈願でお参りになりました。
学生はもとより大学職員の平穏無事、新たな一年が安全に過ごせるようお祈り申し上げます。
例祭(大祭)まであと一週間となりました。
例祭式で着装(ちゃくそう)する正服(せいふく)「衣冠単」(いかんひとえ)の皆具(かいぐ:装束の構成要具)の内、「袍」(ほう)、「単」(ひとえ)、「奴袴」(さしぬき)を干して風を通しました。
明日は二十四節気(にじゅうしせっき)「清明」(せいめい)の末候(まっこう)で「虹始見」(にじはじめてあらわる)です。
今朝は蛙(かえる)の鳴き声が聞かれましたが、雨上がりに虹が見られるでしょうか。
かはづ鳴く 神奈備川に 影見えて今から咲くらむ 山吹の花 『 万葉集 』 厚見王(あつみのおおきみ)
数日来の雨により、桜は潔(いさぎよ)く散りましたが、八重桜は大祭に向かって見頃を迎えそうです。
里山は木々が芽吹き、花が咲き、稜線(りょうせん)は柔らかく明るく盛り上がっています。
故郷や どちらを見ても 山笑ふ 子規
自然の美しさを五感で感じる季節、雨にもかかわらず御朱印参拝が多いのも頷(うなづ)けます。
今日は冷たい雨の一日でしたが、更に明日、明後日まで雨のようです。
日本気象協会の「10日間天気」では、例祭の22日は〝 晴時々曇 〟と出ています。
春の最後であり、雨が穀物を盛んに成長させる「穀雨」(こくう)は20日、五穀豊穣を祈る春の祭りながら、祭礼日ばかりはお天道様の下で執り行いたいです。
今日は雨にもかかわらず、総代さんによる草刈りなどの清掃奉仕活動が行われました。
また、警固用の竹取りなどの作業も順序よくこなされました。
これから露店商や交通警備担当者との打ち合わせなどがありますが、当日の参列者や行列奉仕者などもほぼ決まり、明後日には打ち合わせの総代会議を開きます。
好天に恵まれた日曜日、今日は真田神社(平塚市真田)の月次祭(つきなみさい)、神明神社(伊勢原市笠窪)の例祭(大祭)でした。
境内では朝から三ノ宮の幟(のぼり)立てが行われました。
部材の一つ一つを並べ、確認してから作業に入りました。素朴ながら精緻(せいち)な彫刻の出来映えに見入ってしまいます。
毎年行われている祭礼の段取りですが、「写真に撮るより、頭で覚えるのが大事」という老練の重い一言も聞かれました。
穏やかな春の風に幟がはためき、新緑に映えていました。
また、水墨画の会による雪洞(ぼんぼり)の設営も行われました。
夕方には早速、40基の雪洞に灯がともりました。
お祭りがいよいよ始まります。境内には太鼓の音が賑々(にぎにぎ)しく響き渡りました。