2013年8月30日 のアーカイブ

例祭について

2013年8月30日 金曜日

一昨日(28日)は大山阿夫利神社の秋の大祭で、今年も宮司が参列いたしました。

9月15日は鶴岡八幡宮、20日は寒川神社、25日は神奈川県神社庁例祭並神宮大麻暦頒布始奉告祭、28日は前鳥神社と、例祭の参列が続きます。

例祭(れいさい)は年に一度、ご祭神または神社に由緒ある日をもって行う大祭です。当社は4月22日ですが、神奈川県内では8~9月に例祭が特に集中しています。

igimono

平安の昔、当社は延喜式内社(えんぎしきないしゃ)として、『延喜式』に登載され、春の祈年祭には、国司(こくし)からの幣帛(へいはく)がご神前に供えられ、領国の安泰が祈念されました。

明治の制度では、国庫からの「幣帛供進」(へいはくきょうしん)がありました。現在では、「神社庁特別に掲げる神社」に認定され、例祭には献幣使(けんぺいし)が参向(さんこう)して、「神社本庁幣」(じんじゃほんちょうへい)を奉って祭典が厳粛に行われています。

jinjya例祭では髪飾りを付けた巫女(みこ)さんが、扇(おうぎ)や鈴などの採物(とりもの)を手に、舞(まい)を奉奏(ほうそう)します。

あめつちの神にぞいのる朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

昭和8年、昭和天皇が御年33歳の御製(ぎょせい)で、宮内省楽部・多忠朝(おおのただとも)氏が作曲・振付し、「浦安舞」(うらやすのまい)と命名され、昭和15年11月10日、皇紀2600年を記念して全国の主要神社で奉奏され、現在では祭典のたびごとに舞とともに奉唱されています。

浦安舞 今年の例祭 ( 4月22日 )

浦安舞 今年の例祭 ( 4月22日 )