2011年1月22日 のアーカイブ

命のつながり

2011年1月22日 土曜日

本日、参集殿において祖霊祭が執り行われました。

十年祭

十年祭

神道の葬儀は、神葬祭(しんそうさい)といわれますが、五十日祭をもって忌明(きあ)けとし、喪の期間に神棚を覆っていた半紙を取り除き、日々のおまつりを再開いたします。

この期間に、お正月が掛かり、神棚の御神札(伊勢神宮の御神札や氏神さま)をおまつりできなかった場合には、あらためて新しい御神札をお受けください。

祖霊祭は、一年祭、三年祭、五年祭、十年祭、二十年祭、三十年祭などがあります。

もちろん、祥月命日(正辰祭)やお正月、お彼岸やお盆にご先祖さまをお迎えするのは、古くからの習わしです。

命のつながりを確認して、今を生きる力をいただくことが大切です。

 

昨日のタウンニュースに、比々多神社と片町・御嶽神社(所管社)の「どんど焼き」の記事が掲載されました。

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神前結婚式

2011年1月22日 土曜日

神代(かみよ)の昔、イザナギ・イザナミ二柱(ふたはしら)の神さまが夫婦となり、日本の国土を始め多くの神さまをお生みになられたのが、結婚式の始まりといわれています。

本日結婚式を挙げられたお二人

本日結婚式を挙げられたお二人

武士の時代には「家」を重んじて、床の間に神さまをお迎えして儀式を執り行いました。

結婚式後のお二人

結婚式後のお二人

家の儀式では、神さまにお供えした御神酒を盃(さかずき)で交(か)わしました。現在は、三献(さんこん)の儀といって、三三九度(さんさんくど)の盃を酌(く)み交わし飲み交わします。

参列されたご親族とともに

参列されたご親族とともに

誓詞(せいし=ちかいのことば)では、「・・・互いに相和(あいわ)し相敬(あいけい)し苦楽をともにし、夫婦の道を守り子孫繁栄の道を・・・」と誓いをたてられました。

綿帽子(わたぼうし)を取られて

綿帽子(わたぼうし)を取られて

お互いに、幾春秋(いくはるあき)を重ねて来られたお二人。

人生の晴れの門出にあたり、親からいただいた命の尊さを実感し、力を合わせて幸せな家庭を築いてください。

おめでとうございます。