2010年12月 のアーカイブ

煤払い

2010年12月13日 月曜日

今日は恒例の「煤払(すすはら)い」。“ 煤掃(すすは)き、煤取り節句 ” などともいい、正月準備の事始めです。

殿内調度品などを一旦外へ移動

殿内調度品などを一旦外へ移動

朝7時半から準備を始め、殿内の調度品などを外へ移動し、煤竹(すすたけ)という4~5メートルほどの篠竹(しのだけ=すずだけ)で、神職の手により社殿の内外を祓いました。

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神職・職員10名で、白い服に着替え(テレビでは白衣・袴姿の様子が放映されますが、実際はホコリまみれになりますので、、、)大掃除です。

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午前中には、一年の塵(ちり)や埃(ほこり)を落とし、隈(くま)無く綺麗になりました。この後、社務所の大掃除を済ませました。

英語では「 house  cleaning 」というんでしょうが、信仰的意味合いのある大切な行事です。

綺麗に甦った新しい御殿で、大神さまの更なる神威(しんい)の発揚を願うところです。

大安吉日

2010年12月12日 日曜日

今日は日曜日の大安にあたり、安産祈願、初宮参り、七五三、交通安全などのご祈祷や地鎮祭、稲荷社竣工などの出張祭典で大忙しでした。兼務社も真田神社(平塚市真田)と熊野神社(平塚市千須谷)で感謝祭が執り行われ、あとは神明社(伊勢原市上平間)を残すところとなりました。

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

残念ながら写真はありませんが、成人式の前撮りを済ませ、ご祈願に来られた方もありました。山歩きの方々も着物姿にうっとりとしていました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

夕方冷え込んできましたが、日中はポカポカと暖かく、外のお祭りも好天に恵まれました。

明日は、早朝から恒例の煤祓(すすはらい)です。天気がもつことを願い、、、。

尖閣を守れ!

2010年12月12日 日曜日

昨日、日本会議神奈川の運営委員会が横浜で開催されました。

運営委員会の様子

運営委員会の様子

11月12日のブログ「領土・領海を守る」にも記しましたが、10月16日に沖縄県で「中国の領海侵犯から尖閣諸島海域を守る沖縄県民の集い」が開催されてより、石垣市、宮古島市、与那国町の首長や漁業関係者等の領土・領海の安全を訴える悲痛な叫びが全国に広がり、現在100万人署名活動が行われています。

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私たち日本人は、島国に生まれたからこそ、海を守り島の生活を営んできました。ご先祖さんが守ってきた領土・領海、国家や主権を守るため、署名活動にご協力をお願いいたします。農業や漁業、私たちの暮らしは“ 相互扶助 ”の精神なしには成り立たないものです。

署名用紙

署名用紙

請願署名の内容は、①現地調査と船舶の安全操業のための灯台設置や避難港の整備②外国漁船による違法操業の取締強化と法整備③自衛隊による領域警備のための法整備です。

全国の神社(神道政治連盟)でも、年末年始にかけて領土を守るための署名活動(要望書)を行う予定です。美しい国土を守るため、一人一人のご協力をお願いいたします。

正月準備

2010年12月11日 土曜日

本日は、元旦祈祷(12/10ブログに詳細)の御神札に付す「元旦奉幣供物」(がんたんんほうへいくもつ)の詰め作業にあたりました。

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元旦奉幣供物は、新穀勤労感謝祭(11/23)に御神前にお供えされた新穀米のお下がりを袋に詰めたものです。

婦人による作業

婦人による作業

また、兼務社で頒布する切札(きりふだ)の奉製作業【版木で刷り、神璽を(しんじ)を押印】などにあたりました。

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殆どの守札類は、専門業者から仕入れる時代となりましたが、1体ずつ奉製する御神札には、真心や思いがこもっています。

12月20日には、年越大祓(としこしのおおはらえ)が斎行されます。半年の間に、知らず知らずに積もった罪・穢(けが)れを人形(ひとがた=形代)にうつして、元の清らかな心身に立ち返る行事です。そして、元気にお正月を迎えます。人形のお申し込みは社務所までお尋ねください。

人形も1体ずつ半紙で奉製

人形も1体ずつ半紙で奉製

新年祈祷について

2010年12月10日 金曜日

お正月に向けて、御神札の準備などで忙しくなってきました。

比々多神社では、新年祈祷【(イ)元旦祈祷(ロ)昇殿祈祷】を随時承っています。

■(イ)元旦祈祷

年末までに、お申し込み(①氏名②住所③御神札の種類④願意)いただきます。歳旦祭(元旦零時斎行)とともに行われる、元旦大祈祷において、お名前・お住まい・願意を奏上し、1年の平穏無事と発展を祈願いたします。御神札は午前8時以降お渡しいたします。

御神札には、元旦奉幣供物(がんたんほうへいくもつ;お米)が付きます。

<初穂料>

交通安全1,000円、箱札3,000円、木神札 尺2 3,500円・尺3 5,000円・尺4 10,000円

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■(ロ)昇殿祈祷

元旦早朝から随時承ります。予想では、三が日及び土日は家族連れ(家内安全、厄除など)、4~7日は企業団体(商売繁昌、工場安全など)の皆さんで賑わいます。

御神札の他に、願意や初穂料により、お下がりの品(御守や撤下品)が付きます。

<初穂料>

・個  人  5,000円・7,000円・10,000円

・企業団体 10,000円以上

*企業団体の場合は、予め電話またはファックスでお申し込みをお願いいたします。

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 元旦や神代のことも思わるる  (荒木田守武)

しのびごと

2010年12月9日 木曜日

昨日訃報(ふほう)を受け、今晩と明日の2日間にわたり、葬儀のご奉仕をすることになりました。

神社が行うお葬式を「神葬祭」(しんそうさい)といいます。現在では、葬儀社の会館で行うことが多く、通夜に行う儀式【通夜祭・遷霊祭(せんれいさい)】、告別式当日の儀式【葬場祭(そうじょうさい)、火葬祭、帰家祭(きかさい)、十日祭】が主な流れとなっています。

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神職は、故人を思い慕う遺族の悲痛な気持ちを理解し、厳粛で尊厳な葬儀をひたすらに営みます。

拝礼の作法は、「二拝二拍手一拝」(にはい にはくしゅ いっぱい)ですが、拍手を忍び手にすることにより、悲しみや慎みを表現し、故人を忍び、厳粛な雰囲気を保ちます。

斎主(さいしゅ:祭典奉仕する主席の神職)が神霊(みたま)に申し上げる詞(ことば)を祭詞(さいし)といいますが、お祝いごとの祝詞(のりと)と同義のものです。葬儀では、故人の履歴や功績、家族構成、性格などを読み上げて、故人を偲びます。

喪家の神棚は忌明け(五十日)まで半紙で覆う

喪家の神棚は忌明け(五十日)まで半紙で覆う

明浄正直

2010年12月8日 水曜日

今日は國學院大學(東京都渋谷区)へ、お正月の助勤(お手伝い)をしてもらう学生さん(神職の卵)の募集に行ってきました。

國學院大學は、皇學館大学(三重県伊勢市)と並び、神職階位(資格)を取得できる神職養成のための高等課程機関です。

因みに、神職の階位は、上位より浄階(じょうかい)、明階(めいかい)、正階(せいかい)、権正階(ごんせいかい)、直階(ちょっかい)となっています。この階位は、神社本庁が授与しています。

上記の「明浄正直」(めいじょうせいちょく)は、神道で理想とされる心の有様(ありよう)を形容した言葉で、赤心 (せきしん)や忠誠心、まっすぐな心などとも表現できる、神に仕えるものの心構えとなっています。

『続日本紀』(しょくにほんぎ)の宣命(せんみょう)には、天皇に仕えるものの心構えとして「明き浄き直き誠の心」(文武天皇・元年8月17日)や「清き明き正しき直き心」(聖武天皇・神亀元年2月4日)と記されています。

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大雪

2010年12月7日 火曜日
今日は二十四節気の一つ、「大雪」(たいせつ)です。昨日より気温が下がりましたが、例年とは異なり温かい日が続いています。

伊勢原市内では、インフルエンザの動きが少し止まっている様子ですが、今後の寒さと乾燥により増加の恐れがあります。また、今年は比々多地区でも火事が多く、火の元には十分な注意が必要です。そして、比々多交番のおまわりさんには念を入れて巡回していただいていますが、施錠確認には念を入れて、防犯に努めたいところです。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

 年末に差しかかり、住居の着工を控えた方もいらっしゃいます。仮住まいの暮らしも大変ですが、来年への希望も膨らむところだと思います。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

忘年会の続く時期でもあります。体調にはくれぐれも気を付けて、健康でお正月(歳神)さま)をお迎えしたいところです。

奉納 一、集じん・ブロアー機

2010年12月7日 火曜日

落ち葉が散りしくこの季節、奇特にも氏子篤志の方から「集じん・ブロアー機」(屋外用)をご奉納いただきました。

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早速、燃料を入れて試運転開始、、、やはり至極便利です。特に木々の根元や溝、屋根の上などには効果抜群です。

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今後、境内清掃の強い味方となります。誠にありがとうございます。

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結婚式~お幸せに

2010年12月6日 月曜日

5日(日)、神社で結婚式を挙げられたご新郎・ご新婦お二人の様子です。

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また、陣屋でも結婚式が執り行われました。

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水面に映る花嫁衣装

水面に映る花嫁衣装

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神前結婚式のご相談は随時承っています。お気軽にお尋ねください。