‘恒例祭・行事’ カテゴリーのアーカイブ

今年の相模國府祭について

2018年5月1日 火曜日

今年の相模國府祭(県無形民俗文化財)は、天皇陛下御即位三十年奉祝記念として、約150年ぶりとなる類社(るいしゃ:一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥神社、八幡宮・平塚八幡宮、総社・六所神社)による大神輿渡御(おおみこしとぎょ)が行われます。

総社を除く五社は、お揃いの白木神輿で参りますが、皇紀2600年(昭和15年)に新造されたものなので、大神輿と白木神輿による連合渡御は初めてのこととなります。

神輿殿(みこしでん)に納まる先の大神輿は江戸時代から担がれ、現在のものは平成6年に新造されました。その年の國府祭に、お披露目として大神輿を大磯の地へ担いでいきました。

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白木の神輿は例年通りの行程で、平塚市南金目の行在所(あんざいしょ:光明寺)を経由して、金目川で禊(みそ)ぎをして大磯へと向かいます。

神揃山(かみそろいやま:神集山とも)祭場で神事を執り行い、白木神輿がお下りしたところで、遅れて着御した大神輿と合流し、そこから五社の連合渡御となります。

また、大矢場(おおやば:逢親場とも)祭場に着御(ちゃくぎょ)してからは、例年通りの様々な神事を執り行います。

そして、白木神輿が先に御立ちとなり、総社も加わって六社の大神輿による連合渡御となります。

大神輿は神社に直接お帰りとなりますが、白木の神輿は伊勢原の行在所を経てお宮に戻ります。

祭具の納まる長持

祭具の納まる長持

5月5日(土)

午前7時半 (社殿前)修祓式・玉串拝礼、立ち御神酒

午前7時40分 白木神輿・行列御立ち

午前8時15分 (比々多農協)乗車

午前8時30分 (金目行在所:光明寺)着御祭

午前9時30分 (社殿前)修祓式・玉串拝礼、大神輿御立ち

午前9時40分 (金目行在所)御立ち

午前10時20分 (おおいそ学園前)下車

午前10時30分 神揃山・三之宮道から化粧塚(けしょうづか)着

午前10時30分 大神輿・担ぎ手(乗車)神社御立ち

午前10時50分 (神揃山祭場)着御祭、(八幡宮祭典後)ちまき行事

午前11時30分 大神輿(神揃山下)着御

午前11時45分 (神揃山祭場)五社列拝(ごしゃれっぱい)

正午 (神揃山祭場)座問答(ざもんどう)

午後1時20分 (神揃山祭場)発輿祭(はつよさい)

午後1時30分 (一之宮より神揃山)御立ち

午後1時55分 五社連合渡御(白木神輿・大神輿)

午後2時40分 (大矢場祭場)着御

午後3時 五社献饌(ごしゃけんせん)

午後3時10分 守公神神納対面(しゅこうしんしんのうたいめん)

午後3時20分 国司代奉幣(こくしだいほうべい)

午後3時25分 神裁許(しんさいきょ)の儀

午後3時30分 (平塚八幡宮より大矢場祭場)御立ち、白木神輿還御(かんぎょ)六社大神輿連合渡御

午後5時 白木神輿(伊勢原道中)供奉(ぐぶ)行列

午後5時20分 大神輿(神社)着御、還御(かんぎょ)の儀

午後5時40分 白木神輿(伊勢原行在所)着御祭

午後6時30分 白木神輿・行列(比々多農協)下車

午後7時 (神社)還御、鎮座祭

例祭 その2

2018年4月23日 月曜日

昨日の例祭の記事が神奈川新聞に掲載されました。

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大祭明けの今日は、朝早くから幟(のぼり)返しが行われるとともに、山車(だし)や神楽殿(かぐらでん)、行灯(あんどん)、提灯(ちょうちん)、雪洞(ぼんぼり)など、祭礼の片付けが行われ、いつもの静謐(せいひつ)な境内へと戻りました。

昨日に続き、神戸(ごうど)の行在所(あんざいしょ)から神社へ向かう神幸祭(しんこうさい)や鎮座後のちまき行事、宮入り後の境内の様子などをご紹介します。

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撮影:増山正芳氏、川戸光久氏

例祭 その1

2018年4月22日 日曜日

今日の佳き日、一年に一度の春の大祭を迎えました。

午前10時、神奈川県神社庁副庁長を献幣使(けんぺいし)にお迎えし、100名近い氏子・崇敬者参列のもと、粛々と例祭式を斎行しました。

午後1時過ぎには神輿(みこし)が宮出しとなり、氏子地域を供奉(ぐぶ)行列しました。

また、神幸祭(しんこうさい)の帰路には三基のからくり人形山車(にんぎょうだし)も加わり、とても賑やかな祭礼となりました。

写真で渡御(とぎょ)の様子をお伝えします。

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撮影:増山正芳氏

神さまのお出まし

2018年4月21日 土曜日

今日は大祭前日の宵宮(よいみや)でしたが、兼務する神明社(伊勢原市上平間)の例祭並びに地区戦没者慰霊祭、北金目神社(平塚市北金目)例祭も重なり、午前中は宮司以下禰宜(ねぎ)、権禰宜(ごんねぎ)が留守をすることになりました。

しかしながら、自治会・青年会・総代と、それぞれの役割で早朝から神楽殿(かぐらでん)の設営、山車(だし)の清掃準備、神輿(みこし)の清掃飾り付け、神幸祭(しんこうさい)の行列具準備など、万端整えて下さいました。

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午後には、重たい俵(たわら)を担いで粽(ちまき)行事の練習を行い、神職も助勤奉仕者を含めて例祭式の習礼(しゅらい)をしっかりと行いました。

それぞれ潔斎(けっさい)をして身を清め心を静め、午後7時には青年会の鉄棒(かなぼう)に導かれ、三和会、栗原祭保存会、神戸青年会、なでしこ囃子会の太鼓が鳴り響く中、御殿(ごてん)に参進しました。

浄闇(じょうあん)の中、神さまのお出ましを請(こ)い願い、無事に神輿へお遷(うつ)り頂きました。

動座祭を修めて

動座祭を修めて

天壌無窮

2018年4月15日 日曜日

朝の土砂降りでどうなることかと思われましたが、今日は予定通りに三ノ宮の幟立てが行われました。

60数名もの氏子さんの御奉仕により、例年通りに立派に幟竿(のぼりざお)が立ち上がりました。

窮(きわ)まりなく広がる青空に、天高く聳(そび)えるその様子を、きっと神さまも御覧になり、降臨(こうりん)なさることでしょう。

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月の折り返しの15日、御神前では月次祭(つきなみさい)を執り行い、皇室国家の天壌無窮(てんじょうむきゅう)と氏子崇敬者の安寧(あんねい)を祈り上げました。

取っておきたい天気

2018年4月11日 水曜日

昨日は第76回榊会(さかきかい)正式参拝を執り行いました。

榊会は氏子総代として神社奉仕をなさった方々の組織で、昭和55年に結成されました。

爾来(じらい)、春秋2回の正式参拝で旧交をあたためています。

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「もったいないほどの良い天気で、大祭に取っておきたいぐらい」との声がありましたが、大祭(4月22日)や國府祭(5月5日)に気持ちを向けて頂いているのがよくわかります。

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有終の美を飾り

2018年3月17日 土曜日

当社では3月17日を語呂(ごろ)合わせで〝 ひなの日 〟と定めて、「人形感謝祭」を執り行っています。

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春疾風(はるはやて)の吹くことが多い季節ですが、今年は穏やかな日差しのもとで安心してお仕えすることができました。

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各家庭において成長を託した人形も無事にその役目を果たし、当社境内において有終の美を飾ることができたと思います。

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感謝の真心を捧げ、御霊(みたま)を遷(うつ)した形代(かたしろ)を御浄火(ごじょうか)でお焚き上げしました。

(*環境に配慮して人形の一部のみをお焚き上げしています)

類社会議

2018年3月15日 木曜日

西国では桜が開花したようですが、当地でも気温が20度を超える陽気となりました。

月の折り返しの15日、月次祭を執り行い、皇室の弥栄と国の繁栄、氏子崇敬者の発展を祈り上げました。

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さて、今日は相模國府祭(神奈川県無形民俗文化財指定)の類社会議が大磯の地で開催され、当社から宮司・禰宜、責任役員・総代(6名)を含む44名が参加して行われました。

1300年以上にわたる伝統祭事ならではの重々しい会議ですが、しっかりとした祭儀を毎年確実に積み重ねて来た証ともいえます。

現在、国指定に向けた調査活動(3年目)が行われていますが、2市3町6社による複合的な例はないそうで、今後の全国的な先例となるよう報告書のとりまとめが進められています。

また、天皇陛下御即位三十年奉祝記念事業の報告等も行われ、いよいよ大神輿連合渡御への期待も高まってきました。

神社本庁においては、御代替特別対策本部を設置して、奉祝の機運を更に醸成してゆくこととしています。

静まるよう

2018年3月1日 木曜日

昨夜から朝に掛けて、久しぶりにまとまった雨が降ったかと思うと、記録的に気温が上昇して20度近くになりました。

そして、午後からは強風が吹き荒れ、非常に変化の激しい一日です。

また、春本番の暖かさに、河津桜や梅が驚くかのように開きました。

草や木が芽吹き始め、ようやく目に見えて春の到来を知る頃ですが、春の山が生気あふれる〝 弥生山 〟(やよいやま)となるのも直のことです。

弥生 社頭掲示

弥生 社頭掲示

さて、御神前では朔日(ついたち)の月次祭(つきなみさい)を執り行い、皇室国家の安泰と限りない繁栄、氏子崇敬者の安寧と発展を願い上げました。

ありがたいことに、大祭(4月22日)に掲げる提灯(ちょうちん)の奉納申込が続きました。

御加護のもと、荒れた気象が早く静まり、安全無事を祈るばかりです。

春の始まり~重要な祭祀

2018年2月17日 土曜日

日差しは暖かく、心地よい風、そして澄んだ青空が広がる穏やかな気候のもと、「祈年祭」(としごいのまつり・祈年祭)を斎行しました。

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御神前には米、酒、赤飯、餅、また、海の幸・山の幸などの神饌(しんせん)はもとより、氏子の方々が丹精込めておつくりになった野菜が沢山にお供えされました。

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春の始まりに五穀豊穣・国家安泰を祈るこの祭儀は、古来より宮中や伊勢の神宮、全国津々浦々の神社で重要な祭祀として執り行われてきました。

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秋に執り行う新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)は対となる祭儀ですが、神々の御加護のもと今年も多くの実りがもたらされるように祈り上げました。

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農業立国の我が国にとって、一年の始まりの祭祀ですが、祝詞(のりと)では商業・工業・諸産業の繁栄をも願うものです。

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