相模国三ノ宮・比々多神社

春の始まり~重要な祭祀

日差しは暖かく、心地よい風、そして澄んだ青空が広がる穏やかな気候のもと、「祈年祭」(としごいのまつり・祈年祭)を斎行しました。

IMG_1997

御神前には米、酒、赤飯、餅、また、海の幸・山の幸などの神饌(しんせん)はもとより、氏子の方々が丹精込めておつくりになった野菜が沢山にお供えされました。

IMG_1979

春の始まりに五穀豊穣・国家安泰を祈るこの祭儀は、古来より宮中や伊勢の神宮、全国津々浦々の神社で重要な祭祀として執り行われてきました。

IMG_1981

秋に執り行う新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)は対となる祭儀ですが、神々の御加護のもと今年も多くの実りがもたらされるように祈り上げました。

IMG_1999

農業立国の我が国にとって、一年の始まりの祭祀ですが、祝詞(のりと)では商業・工業・諸産業の繁栄をも願うものです。

IMG_2010

コメントをどうぞ