相模国三ノ宮・比々多神社

家内安全 家業繁栄

2021年7月12日

農業を営むお宅で邸内祠(ていないし)の新造にあたり、遷座祭(せんざさい)をお仕えしました。

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以前の社(やしろ)は木造でしたが、長い年月で朽ち果て、家主(やぬし)さんにとって大きな懸案(けんあん)事項でした。

建て替えにあたり、方位や向き、祭儀の事など種々ご相談した上で、石材店さんと相談を重ねて台座付きの立派なお稲荷さまが無事に竣功しました。

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今後ともお稲荷さまのご加護のもと、家内の安全、家業の繁栄がもたらされますようお祈り申し上げました。


暑気とともに

2021年7月11日

今年も暑気とともに真田のお天王さまの季節がやって来ました。

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真田神社(平塚市真田)は地域の名称となっていますが、古くは八坂神社です。

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京都には祇園祭(ぎおんまつり)で有名な八坂神社がありますが、ご祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は疫病退散の神さまとして知られています。

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昨年に続き、神さまのお出ましによる神輿渡御(みこしとぎょ)等の神賑(しんしん)行事は出来ませんでしたが、氏子崇敬者のご安泰と地域の発展を祈りました。


神棚に関する様々な相談

2021年7月10日

久しぶりのお天道さまでしたが、気温が30度を超える真夏日となり、マスク生活による熱中症にも注意が必要です。

兼務社の祭事や出張祭典から戻ると、着替えが必要なくらいの汗でびっしょりとなります。

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さて、本日は新たな事業を開始された社屋において、神棚奉斎(かみだなほうさい)の神事を執り行いました。

予(かね)てより神棚をまつる方位や場所、向き等のご相談を重ねてまいりましたが、晴れて今日の日を迎えることが出来ました。

代表者の安全を祈る気持ちにお応えするよう、社業の安全と発展の祈りを込めました。

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神社では、神棚に関する様々なご相談に応じるとともに、住宅事情や環境に適した様々な種類や大きさの神棚をお勧めしています。

また、神棚や神具のみならず、棚板や雲板の設置相談も承っています。


紙垂の準備

2021年7月9日

今月は「夏詣」のご案内をしていますが、感染症拡大防止や梅雨の影響もあり、比較的参拝者の少ない日が続いています。

タウンニュース伊勢原版 7月9日号

タウンニュース伊勢原版 7月9日号

さて、7月の週末は兼務社の例祭が3社、大祓が6社、水神祭が2社、村持ちの神社の祭礼が2社あり、平日はその祭典準備を順番に進めています。

祭礼の前には清浄を期すため、注連縄(しめなわ)を張り替え、新しい紙垂(しで)を垂らしますが、神社によって社殿の構造や施設が異なり、祭典内容によりその種類や大きさ、また数量も違うため、神社ごとの備忘録に頼っています。

注連縄

尚、神社では紙垂(大・中・小)を常時準備していますので、祭礼のみならず、神棚や邸内社等、御用の方はいつでもお尋ね下さい。


季節は暑気に

2021年7月7日

本日は二十四節気の「小暑」(しょうしょ)で、季節は暑気(しょき)に入ります。

長い梅雨に嫌気がさしますが、境内の風鈴の音に束の間の涼(りょう)を感じます。

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当市内でも大雨による被害が少なからず齎(もたら)されましたが、熱海市伊豆山地区で起きた土石流では、尊い生命が失われるとともに未だ安否不明者が多く、ご関係の方々の心中は如何ばかりかと察する次第です。

今後も西日本では大雨による影響が予想され、無事を祈るばかりです。


来し方と今を思う

2021年7月6日

一昨日は神前結婚式をお仕えしましたが、初宮詣、七五三詣、成人式などに続く、神社で行われる節目の人生儀礼です。

本日は「長寿のお祝い」についてのご相談がありました。

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年祝いは、古くは「算賀」(さんが)「年賀」「賀(が)の祝」と称し、40歳、50歳、60歳と10歳長ずるごとに行っていましたが、後には「還暦」(かんれき:61歳)「古稀」(こき:70歳)「喜寿」(きじゅ:77歳)「傘寿」(さんじゅ:80歳)「米寿」(べいじゅ:88歳)「卒寿」(そつじゅ:90歳)「白寿」(はくじゅ:99歳)「上寿」(じょうじゅ:100歳)などが加わり、お祝いが行われています。

生命は祖神の賜物(たまもの)なので神社へ参り、来し方(こしかた)と今を思い、感謝の祈りを捧げます。


神前結婚式

2021年7月4日

本日の良き日、久しぶりとなる神前結婚式をお仕えしました。

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残念ながら、梅雨の最中につき雨降りとなりましたが、瑞々しい木々の緑に包まれて、厳かに参進して社殿へと進みました。

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新郎新婦はもとより、御両家とも親御さんは和服に身を包み、とても威厳のある儀式となりました。

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ご結婚おめでとうございます。


金目川の氾濫と祈り

2021年7月3日

本日早朝、伊勢原市内に「警戒レベル4避難指示」が発令されました。

幸いにして、当社では災害が発生することなく、施設を含めて境内全域は安泰でした。

観音橋から金目川上流を望む

観音橋から金目川上流を望む 午後2時半

午前中は北金目神社(平塚市北金目)、午後は南金目神社(平塚市南金目)において大祓が予定されていましたが、平塚市内には「警戒レベル5緊急安全確保」が発令され、金目川(かなめがわ)が増水したことから、氾濫による浸水被害が発生する可能性も出ました。

早急に両社の責任役員と連絡を取り、北金目神社については祭典を11日(日)に延期することになりました。

当社から南金目神社へ行くには金目川を渡りますが、平素であれば、川の遠景に富士山を眺め、禊(みそぎ)をする清らかな気持ちで観音橋を通行しますが、今日ばかりは溢(あふ)れるほどの濁流が流れていました。

南金目神社

南金目神社

南金目神社は金目川を見下ろす高台にあり、古く雷電(らいでん)神社と称し、雷神(いかづちのかみ)をお祀(まつ)りするお宮です。

金目川の氾濫の歴史においても、その御神徳(ごしんとく)の発揚(はつよう)を祈る、重要な位置に鎮座していることが理解出来ます。


神棚奉斎

2021年7月2日

当地では大雨が続いていますが、沖縄では梅雨明けを迎えたようです。

大雨や豪雨も「篠突く雨」(しのつくあめ;篠竹で刺すように激しく降る雨)、「傾盆大雨」(けいぼんのたいう;バケツをひっくり返したような大雨)などと表現すると、多生は心も和む気がします。

しかしながら、このような気象で参拝者の少ない一日となり、予定されていた地鎮祭も延期となっています。

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さて、予(かね)てから相談をしていたお宅で、神棚奉斎(かみだなほうさい)の祭儀をお仕えしました。

大工さんに依頼をして、神事の時間までに棚板や雲板を設置して頂き、清々しく厳かに臨むことが出来ました。

不思議なもので、式の間は雨が静かになり、神棚に鎮まった神さまの神威(しんい)がもたらされたようでした。


文月の予定

2021年7月1日

雨の様子もあり、昨日から「夏詣」(なつもうで)の提灯や幟を境内に掲げています。

来月末日までの予定で、「夏詣御朱印」「お願い風鈴」水占い「水みくじ」「茅輪守」(ちのわまもり)をご用意していますが、いずれも数量限定となっています。

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さて、文月の予定です。

1日(木)月次祭、3日(土)北金目神社(平塚市北金目)大祓、南金目神社(平塚市南金目)大祓、4日(日)落幡神社(秦野市鶴巻南)大祓、5日(月)十二柱神社(伊勢原市伊勢原)大祓、10日(土)神明社(伊勢原市上平間)大祓、11日(日)真田神社(平塚市真田)例祭、八坂神社・水神社(平塚市千須谷・熊野神社境内社)例祭、13日(火)清水祭(伊勢原市下平間)、15日(木)月次祭、16日(金)中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会、17日(土)飯綱神社(伊勢原市日向)例祭、18日(日)八坂神社神輿御霊入れ(平塚市上吉沢・八剱神社境外社)、19日(月)日月神社(伊勢原市沼目)大祓、24日(土)総代奉仕、25日(日)御嶽神社(伊勢原市伊勢原)例祭、29日(木)神道政治連盟神奈川県本部代議員会