相模国三ノ宮・比々多神社

欅の診断

2019年9月3日

10日以上も前になるでしょうか。

大きな物音に驚くと、欅(けやき)の太い枝が折れて公道に落ちていました。

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推定樹齢120~130年の欅ですが、数年前から幹の樹皮が剥(は)がれ、新芽が吹かず、葉の色も悪いこともあり、樹木医の先生に一度診断してもらうことになりました。

今回の調査報告の内容により、今後の対応を検討する予定です。

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神代の風儀をうつす

2019年9月2日

第37回神社本庁神道教学研究大会が「大嘗祭と天皇の祭祀」という主題のもと、神社本庁において開催されました。

去る7月26日、皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)において、大嘗宮(だいじょうきゅう)の地鎮祭(じちんさい)が執り行われた様子を報道で御覧の方も多いと思います。

来る11月14日・15日には、「大嘗祭」(だいじょうさい)が執り行われます。

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講師の岡田荘司氏は、「大嘗祭は天武(てんむ)・持統(じとう)朝に成立したもので、壬申の乱(じんしんのらん)という国家を二分する争乱のあと、人心の安定と国家の安寧が祈られた」と述べられました。

また、同氏は即位礼(そくいれい:今回は令和元年10月22日)の儀式が「漢朝の礼儀」の影響を受けた形式であり、明治以降は和様(わよう)に改められたのに対し、大嘗祭は〝 神代の風儀をうつす 〟と、室町後期の公家(くげ)で、博学多才(はくがくたさい)で知られた一条兼良(いちじょうかねよし・かねら)の言葉を引きました。

大嘗宮には、悠紀殿(ゆきでん)、主基殿(すきでん)、廻立殿(かいりゅうでん)等の主要建造物が造営(ぞうえい)されますが、木材を剥(は)かない黒木造りの柱に、床は竹の簀の子(すのこ)に畳表(たたみおもて)を敷いた全く簡素(かんそ)な建築です。

5月13日に皇居内、宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)の神殿前で「斎田点定の儀」(さいでんてんていのぎ)が行われ、悠紀地方は栃木、主基地方は京都に決まり、両斎田では稲穂が黄金色に変わりつつある頃だと思われます。

心身を清めた清浄の中で、皇祖天照大御神(こうそあまてらすおおみかみ)と神々に、東日本と西日本の中から選ばれた斎田の新穀が供饌(きょうせん)され、国家国民の安寧と幸せが祈念されます。

神社本庁発行『御代替り』より

神社本庁発行『御代替り』より

即位後初めての新嘗祭(しんじょうさい・にいなめさい)にして、年毎の新嘗とは異なる〝 天皇御一代一度の大儀 〟であります。

当社でも「大嘗祭当日奉祝祭」(大祭)として、関係者参列のもと斎行(さいこう)する予定です。


今月の予定

2019年9月1日

長月を迎えました。

今月の予定をお知らせします。

社頭掲示 長月

社頭掲示 長月

1日(日)月次祭、4日(水)総代奉仕、8日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)例祭、14日(土)第70回産土講祭、15日(日)月次祭、16日(月)一心泣き相撲比々多場所、23日(月)南金目神社(平塚市南金目)幟竿並びに国旗掲揚塔設置工事竣工式、地神社(秦野市鶴巻南)例祭

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一心泣き相撲比々多場所は今年10回目を数えます。

未だ空きがございますので、どうぞお申し込み下さい。

比々多場所のお申込み


交通安全

2019年8月31日

昨日、内閣府が公表した国民生活世論調査によりますと、政府への要望で「交通安全対策」が過去最多という結果が出たようで、あおり運転や園児等を巻き込んだ事故、高齢ドライバーによる誤作動等が影響しているものと見られます。

今朝は交通安全祈願で新車のお祓いに向かうと、駐車場にはお祓いの車を含めて、赤い車が5台も並んでいました。

目立つ色の車は事故に遭いにくいという記事を目にした事がありますが、一瞬世相を反映しているのかなと感じつつ、祈願主の方に寄り添ってお祓いを執り行いました。

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交通安全祈願の方には、祈願主の名入り祈祷札(きとうふだ)、車用の名前・ナンバー入り交通木札(こうつうきふだ)、交通安全ステッカー等を授与(じゅよ)しております。

また、社殿における祈祷後に、車祓所(くるまはらえど)において車両のお祓い、運転者本人による御神水でのお清めを行っています。


神に憑む

2019年8月30日

今日は旧暦8月1日で「八朔」(はっさく)。

田の実(たのみ)の祝い、田の実節句ともいわれますが、これは稲の実りの意で、新穀を産土神(うぶすながみ)に供えて祈り、主家や知人に贈って祝う行事で、現在でも農家では贈答をする習俗や団子をこしらえて祝う地方があるようです。

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また、この頃に吹く強い風をもいい、農家にとっては厄日(やくび)として恐れられ、田の実は〝 憑む 〟(たのむ=頼む)の意であり、収穫前に神に憑む(手を合わせて祈る)時期でもあります。

予(あらかじ)め祝う「予祝行事」(よしゅくぎょうじ)により、豊穣(ほうじょう)を祈る日本人の良き風習です。


税率改正を前に

2019年8月29日

葉月も明日・明後日を残すのみとなり、市内の小・中学生の夏休みもお仕舞いです。

今日は今月最後の大安吉日、また戌の日とあって、早い時間から安産の御祈願がありました。

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また、地鎮祭や解体祓にも出向きましたが、昨日の初秋の気配とは異なり、真夏日の厳しい残暑の中で、参列者も汗を拭(ぬぐ)っていました。

1ヶ月余りで消費税率の改正となりますが、住宅購入側は一生に一度あるかないかの非常に大きな買い物であり、片や販売側は営業の好機でもあり、消費税について花が咲いていました。

年末年始に向けて、諸通知も新料金の切手や葉書の準備を進めています。


雨の影響

2019年8月28日

九州北部では秋雨前線とともに線状降水帯が発生し、記録的な大雨による被害がもたらされました。

当地でも午前中に局地的な大雨が降り、交通にも影響が出ました。

さて、今月は15日に平塚八幡宮、本日は大山阿夫利神社の例祭に参列させて頂きましたが、残念ながら、どちらも雨の影響が及んでいます。

mikosi当社を含め、所管神社では春祭りが多いものの、県内全体では8月(夏祭り)と9月(秋祭り)に集中しているようです。

9月に入りますと、鶴岡八幡宮(9月15日)、寒川神社(9月20日)、前鳥神社(9月28日)の例祭式に毎年参列する他、当支部管内では六所神社(9月8日)、伊勢原大神宮(9月22日)等で大祭を迎えます。

9月1日は二百十日(にひゃくとおか)、9月11日は二百二十日(にひゃくはつか)で、台風の襲来に警戒する季節でもあります。

枝少し鳴らして二百十日かな 尾崎紅葉


戦後74年目の慰霊行事

2019年8月24日

今晩は来る10月20日(日)に執り行う「正祭」(しょうさい:午前9時)「慰霊祭」(午前10時)並びに太鼓奉納(午後1時~午後3時半)に関する会議が開かれ、関係者54名が出席しました。

正祭は遙か昔、神領地(しんりょうち)として「神戸」を賜ったことに感謝する秋の祭事です。

また、戦後74年目の慰霊行事として、地区戦没者の慰霊祭を比々多地区自治会連合会との共催で行うものです。

そして、午後からは地区の太鼓連による鎮魂太鼓の奉納が賑やかに行われます。

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境内では昨年に続いて、比々多観光振興会主催による「骨董蚤の市」(午前9時~午後4時)が開催されます。


令和の境内整備事業(南金目)

2019年8月23日

蒸すような暑さの一日ですが、二十四節気の処暑(しょしょ)を迎えました。

時折雨が降り、延期となった地鎮祭もありますが、兼務社の南金目神社(平塚市南金目)では安全祈願祭を執り行いました。

これまで秋の大祭には、幟(のぼり)立てを行ってきましたが、携わる人の高齢化等もあり、アルミ製・据置型(すえおきがた)の「幟竿」(のぼりざお)一対を新設することになりました。

また、国旗掲揚塔も設けることとなり、氏子中のご理解もあって募財により令和の境内整備事業が進められました。

来る10月13日(日)の祭礼には、新しい幟竿に幟旗が高々と聳(そび)える姿が見られますが、役員一同も待ち遠しい様子でした。

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祈りと感謝の祭事

2019年8月22日

今晩は産土講(うぶすなこう)役員が集い、「第70回産土講祭」を来る9月14日(土)に行うこととなりました。

当地の果樹農家では最盛期を迎えていますが、祭典の直後には稲刈りで忙しい時期ともなります。

今後は生産者の恐れる台風の季節も近づき、まさしく祈りと感謝の祭事です。

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戦中・戦後は途絶えた期間もあったようですが、あらためて70年という歴史の重みを感じます。

農家の方々にとりまして、良き交流と情報交換の場になりますよう願う次第です。