相模国三ノ宮・比々多神社

祈年祭と天皇陛下御即位三十年奉祝奉告祭

2019年2月17日

昨日は祈年祭の準備で、氏子総代さんによる境内等の注連縄(しめなわ)張りが行われました。

祈年祭は「きねんさい」または「としごいのまつり」と読み、古く律令制で規定された重要な祭祀(さいし)です。

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秋の新嘗祭(しんじょうさい・にいなめさい)と対になっていて、五穀豊穣と国家安泰を祈る祭りです。(現在では、五穀豊穣のみならず諸産業の繁栄を祈念します。)

当社は平安中期に成立した『延喜式』掲載の神社であり、式内社(しきないしゃ)と呼ばれています。

古くは幣帛(へいはく)が捧げられ、国司(こくし)が祀(まつ)る官社(かんしゃ)であったことから、現在でも白丁(はくちょう)奉仕者が幣帛料(へいはくりょう)を収めた唐櫃(からひつ)を担ぎ、御神前に奉(たてまつ)っています。

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来る2月24日には、宮中において天皇陛下御即位三十年の祭祀が斎行されるとのことで、併せて天皇陛下御即位三十年奉祝奉告祭をも執り行いました。

春の初めながら年度最後の祭儀にあたり、役員任期を終える方々にとっては思入れのある一日となったことでしょう。

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儀式の目的や成果

2019年2月14日

初午(はつうま)は稲荷社を祭る日ですが、2日が土曜日にあたったこともあり、工場の稲荷祭が二の午(にのうま)の本日に集中しました。

ある工場では、とても冷たい風に参列者一同が身震いしていましたが、梅の花香る風情の中でお仕えすることが出来ました。

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初めて参列された外国人の方から、儀式の目的や成果について尋ねられました。

「祭り」の意義は、日頃の神恩(しんおん:神の恩恵)に感謝するとともに、更なる神威(しんい:神の威力)を頂くことにあります。

そのことにより、祭る側が思いを共にすることができます。

そして、意を新たにして各々が力を発揮することが大切であり、お稲荷さんは農業や商工業に大きな力を添えて下さる神さまとして、古くから信じられていることもお伝えしました。

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見るなの禁

2019年2月12日

今日は各国の外国人ライター(5名)が、モニターツアーでお参りになりました。

旧宮山の元宮や埒面古墳(らちめんこふん)、併設の三之宮郷土博物館を御案内した後、境内や祈祷の様子、神輿を御覧頂きました。

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拝殿に上がり、神社建築や作法について説明し、本殿(ほんでん)の御扉(みとびら)に関して「見るなの禁」を喩(たと)えてお話しました。

日本神話において、イザナギは黄泉国(よみのくに)にイザナミを追いかけますが、イザナミから「我(あ)をなみたまひそ」(自分のことを決して見ないように)とお願いしますが、待ちきれずにイザナギは火を灯し、変わり果てたイザナミのおぞましい姿を目にして逃げ帰ります。

また、トヨタマビメが産殿(うぶや)に入り、ホオリノミコトに「妾(あ)をなみたまひそ」と頼まれたにもかかわらず覗(のぞ)くと、八尋和邇(やひろわに=サメ)に姿を変えていて、出産後に海へ消えて行きます。

外国のギリシア神話や旧約聖書ではタブーを犯した側に罪が求められますが、上記では約束を破って見た側に罪がなく、見られた側が恥じらいを感じる点が強調されているともいえます。


2679回目の誕生日

2019年2月11日

今日は住居の軒先や商店の入口、市内を走るバスなどで、日の丸を目にしましたが、国民の祝日で「建国記念の日」です。

初代・神武(じんむ)天皇が奈良の畝傍山(うねびやま)の橿原(かしはら)の地に御即位になった紀元660年から数えて、2679回目の我が国の誕生日にあたります。

御案内の通り、4月30日には約200年ぶりとなる御譲位(ごじょうい)により、5月1日に皇太子殿下が126代目の天皇陛下として御即位になります。

昨年から「平成最後の〇〇」といった挨拶を方々で耳にしますが、新しい御代という、改元による〝 始まり 〟への期待も高まります。

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本日の佳日(かじつ)にあたり、全国では様々な奉祝行事が催されました。

また、今月24日には天皇陛下御即位三十年を奉祝する政府主催の記念式典が行われますが、宮内庁庁舎前には特設記帳所が設けられるようです。

我が国の誕生日にあたり、神話から連綿と続く天皇陛下の御存在についてあらためて思いを致すとともに、悠久の歴史が永遠に続くよう弥栄を祈念する次第です。


めでたく麗しく

2019年2月10日

今年は統一地方選挙の年にあたり、社殿における当選祈願や後援会の事務所開き神事をお仕えする機会があります。

候補予定者や支援者の切実な願いを受けて祝詞(のりと)を作文しますが、神さまに申す詞(ことば)ですから、言葉を選び、めでたく麗(うる)しい大和言葉(やまとことば)で綴(つづ)ります。

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明治天皇御製

天地(あめつち)もうごかすといふ言の葉のまことの道はたれかしるらむ


外国人の御案内

2019年2月8日

「一月(いちげつ)往(い)ぬる二月(にげつ)逃げる三月(さんげつ)去る」といいますが、お宮では参拝者の最も多い一月が過ぎたかと思うと節分がやって来て、週末からは兼務社の祈年祭(としごいのまつり・きねんさい)が三月半ばまで続きます。

また、神社関係の各種会合や研修に加え、年度末にかけて地域の諸行事が多いのも毎年恒例の事です。

お蔭様で、一昨日から例祭(4月22日)に伴う提灯奉納(ちょうちんほうのう)の申込みが始まりましたが、頃合いを見計らって大祭準備を進めなくてはなりません。

タウンニュース伊勢原版

タウンニュース伊勢原版

さて、来週は外国人ライターによるモニターツアーが予定されていますが、今日は武道関係者から依頼の電話が入り、南米・チリ共和国の方々の御案内をすることになりました。

神社は我が国の津々浦々に古くから鎮座していますが、その多くが地域とともに長い年月を歩み、そして今も変わらずに存在しています。

変わらない美しさ、続いてきた形、心の有り様、その伝統や文化を、飾らない言葉でお伝えしたいと考えています。


予測不能な天候

2019年2月7日

昨日・今日と当地では珍しいほどの濃い霧が発生しました。

午前中は寒かったものの、お昼過ぎまでに一気に気温が上昇し、一日で15度近い温度差となりました。

また、境内を強い風が吹き荒れ、予測不能な天候となりました。

最強の寒気により、北海道や東北には大きな影響がもたらされそうですが、当地も明後日は最高の冷え込みとなりそうです。

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明日発行のタウンニュース(伊勢原版)には、文化財防火デーに合わせた消防訓練の様子や市内4社の節分の様子が掲載されます。

タウンニュース伊勢原版

タウンニュース伊勢原版


悲しそうな表情

2019年2月6日

朝から頻(しき)りに降る冷たい雨の中、金山地区のお稲荷さんの祭礼をお仕えしました。

今年は節分前の2月2日が「初午」(はつうま)でしたが、土曜日にあたることから、会社関係では「二の午」(にのうま)の14日(木)に集中しています。

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非常に残念なことに、窃盗犯(せっとうはん)により御扉(みとびら)がこじ開けられ、荒らされたことをお聞きしました。

お稲荷さんでは狐(きつね)が神使(しんし=つかわしめ・かみのつかい)ですが、何か悲しそうな表情に感じました。

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町の共有地に鎮座する小さなお稲荷さんですが、百度石(ひゃくどいし)に参詣者の切実な願いを見て取れました。


奉納提灯

2019年2月5日

昨日は節分明けの立春大吉で、南風の暖かな一日でしたが、今日は旧暦の正朔(せいさく:正月朔日)、一転して余寒の堪(こた)える一日となりました。

細かな事は残っているものの、大方の片付けや整理、御礼回りを済ませ、ようやく節分追儺祭を終えた心持ちです。

今日はかながわ旬菜ナビ(テレビ神奈川)の取材があり、「早春の伊勢原 のんびり散歩」と題して、旬菜キャッチャーの伊藤綾香さんがレポートに訪れました。

市内の花農家や菓子店、飲食店、酒蔵とともに、神社や郷土博物館の様子が、2月17日(日)午前9時から放送される予定です。

奉納提灯

奉納提灯

さて、今年も春の大祭(例祭:4月22日)の斎行にあたり、奉納提灯の寄進を承ります。

初穂料は1張15000円(初回、2回目以降は10000円)で、4月初旬から大祭当日まで掲げます。

氏子の地区総代または神社へ直接お申し込み下さい。(3月下旬締切り)

尚、両面に御芳名(個人・企業名)を掲示致します。


今年も無事盛大に

2019年2月4日

昨日は好天に恵まれて、節分追儺祭を盛大に執り行うことが出来ました。

10時 豆まき・宝まき

午前10時 豆まき・宝まき

本年も1回目(午前10時)は所管神社総代、2回目(正午)は比々多地区関係者、3回目(午後3時)は市内外の団体・企業関係者に年男・年女の御奉仕を頂きました。

祭儀の様子(拝殿)

祭儀の様子(拝殿)

日曜日とあって、朝早くから例年以上の人出となりましたが、警察署や交通指導員、防犯指導員、観光ボランティア&ガイド協会、警備員の御協力を得て、もめごとや事故もなく無事に進めることが出来ました。

鬼遂(おにやら)いの儀

鬼遂(おにやら)いの儀

電子レンジやオーブントースター、自転車、食料品、日用雑貨品等、福分けの品々を手にした人たちの笑顔が沢山見られました。

福分けの景品

福分けの景品

多くの景品を御提供下さいました企業や商店の皆様、御奉賛賜りました氏子・崇敬者の方々、また前後数日にわたり御奉仕下さった氏子総代の皆様に心より御礼申し上げます。

あらためまして御関係の皆様に一層の福がもたらされますようお祈り申し上げます。

豆まき・宝まき 

午後3時 豆まき・宝まき 

写真:増山正芳氏