2021年1月25日
一昨日・昨日の降雨により、年末から続いていた乾燥注意報も解除され、境内にも潤いがもたらされました。
雨の上がった今朝は、晴れやかな月曜日を迎えています。
杉の御神木も水分を吸収し、お日様の光を浴びるため、青空に向かって更に高みに真っ直ぐに伸びているように思えます。

『倭姫命世記』(やまとひめのみことせいき)には、「日月は四州(よも)を廻(めぐ)り、六合(くに)を照(てら)すと雖(いえど)も、須(すべから)く正直の頂(いただ)きを照らすべし」とありますが、「正直の頭(こうべ)に神宿る」のことを表したものです。
古くから神道では、「清浄」と「正直」の二徳を重んじていますが、これは正直が大切であることを示したものです。
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2021年1月24日
昨晩から今朝にかけて、関東地方に雪の予報が出ていましたが、当地では降られずにすんでいます。
雨に降られたものの、出張祭儀では交通上の心配がなくなり安心しました。
そして、被害はなかったものの、昨晩の強風により、境内には杉の葉が多く落ちていました。
今年も杉花粉の季節が近づいていることを感じつつ、掃除にあたっています。

さて、天候上の心配から、赤ちゃんのお宮参りが数件延期になったものの、大安吉日ということもあり、厄除開運や家内安全、身体健全等のご祈願が夕方まで続きました。
次の大安は30日(土)ですが、本日延期分の初宮詣も含めて、午前10時から11時半頃が多少混み合っています。
集中する時間帯を避けて、分散参拝のご検討ご協力をお願い致します。
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2021年1月23日
冷たい雨の中、遠方からお参りの家族連れが、三之宮郷土博物館に入館し、周辺から出土した多くの文化財を珍しそうに見学されました。
1月26日は法隆寺金堂壁画が焼損した日(昭和24年)にあたり、この日が「文化財防火デー」に定められています。
今年もこの日を中心に、文化財を火災や震災その他の災害から守るため、 文化財防火運動が全国的に展開されています。

今年は消防署や消防団による隔年の放水訓練等が実施される予定でしたが、コロナ禍により中止となっています。
しかしながら、地域の財産である文化財を守るため、意識の向上を図るとともに、文化財愛護の機運を高めたいと思います。
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2021年1月22日
今年は金嶺紙(きんれいし)という和紙の「初詣限定御朱印」を元日から授与していますが、1月いっぱいは継続する予定です。
その他3種類の御朱印は、糊入(のりいれ)という奉書紙(ほうしょし)を用いて、1枚ずつ毛筆で記したものを頒布(はんぷ)しています。
また、2月1日は大礼紙(たいれいし)に記した「朔日詣」(ついたちもうで)を準備いたします。

さて、本日は協議会を組む同業者の安全祈願祭をおつとめしました。
例年であれば多くの会員企業が出席され、式後に新年会という楽しみが待っているものの、コロナ禍につき役員のみの参列となりました。
神酒拝戴(しんしゅはいたい)における会長さんのご挨拶では、「会員の安全はもちろんのこと、今年はもう一つの安全、感染症に絶対に罹(かか)らないこと」と力強い気持ちが込められました。
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2021年1月20日
一年で最も寒さが厳しい時期で、冬が終わる最後の二十四節気「大寒」(だいかん)となりました。
しかしながら、東北や北陸の大雪に比べれば、寒さも辛抱せねばなりません。
柔道や剣道など武道の寒稽古が行われる季節であり、斯界(しかい)でも青年神職を中心とした寒中禊(かんちゅうみそぎ)が行われる頃ですが、コロナ禍によりままならない状況が続いていると思われます。

元宮からの眺望
お天気続きで今日も青空が広がり、元宮からは相模湾を清々しく一望することができました。
伊勢原市内には乾燥注意報が出ていますが、週末から週明けにかけて、久しぶりにまとまった雨が降りそうです。
時節柄、社殿内の換気を十分に確保しています。
ご祈祷で23日(土)、24日(日)にお参りの方は、暖かな服装でお越し下さい。
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2021年1月19日
年末から1月11日までは臨時の授与所を設け、更に昨日(18日)までは大きく広げて授与品の頒布を行ってきましたが、本日から通常体制に変更しました。
しかしながら、分散で初詣にお越しになる参拝者の便宜を図るため、御神矢(破魔矢)や熊手、干支(えと)の縁起物等、継続して頒布(はんぷ)する予定です。
どうぞ安心してお参り下さい。

厄除祈願につきましては、24日(日)が大安にあたることから、午前中は混雑が予想されます。
30日(土)も大安ですが、24日よりは問い合わせも少なくなっています。
どうぞ下記連絡先へお確かめの上お越し下さい。
TEL 0463-95-3237
e-mail hibita38@gmail.com
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2021年1月18日
コロナ禍にあって、三が日は初詣参拝をお控えになった方が非常に多かったものの、分散参拝やご祈祷の人数制限等、種々ご理解とご協力を頂いています。
大安吉日の今日の良き日、この時期としては多くのご祈祷(個人・企業)をお仕えしました。
引き続き、昇殿祈祷につきましては、なるべく事前のご連絡をお願い致します。

竣功祭の祭場
また、地鎮祭(ぢちんさい)や竣功祭(しゅんこうさい)のご奉仕もありました。
昨年1月に地鎮祭をお仕えした工場では、めでたく竣功の運びとなり、祭場を広く設(しつら)えて竣功祭を執り行いました。
御礼挨拶に立たれた社長さんからは、コロナ禍での慣らしが、その後の備えになることを従業員に力説されました。
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2021年1月17日
昨年までの大学入試センター試験に代わって導入された大学入学共通テストが、昨日・今日と全国681の会場で実施されました。
コロナ禍の中、受験生はもとより支える家族も緊張の季節を迎えていると思われます。

社頭に掲げられた「祈願絵馬」やご神前に置かれた「ひとことお願い串」には、合格を願う受験生の切実な思いが記されています。
この週末は高校受験を控えた受験生の合格祈願のご祈祷も多くありました。
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2021年1月16日
昨日は小正月の小豆粥(あずきがゆ)をお供えして、今年初めての月次祭を執り行いました。
睦月(むつき)も残り半月ですが、疫病という邪気(じゃき)を祓ひ、一日も早く穏やかに過ごしたいところです。

邪気を祓う行事といえば節分ですが、今年は2月3日が立春ということで、その前日の2日が節分にあたります。
節分が2月3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶりで、2月2日になるのは明治30年(1897)以来124年ぶりということです。
今年からしばらくは閏年(うるうどし)の翌年、4年ごとに2月2日となるようです。
既にご案内の通り、今年の「節分追儺祭」はコロナ禍の状況を鑑み、式典のみ執り行い、豆まき・宝まき行事は中止となりました。
授与所では「福豆」を頒布(はんぷ)しています。
ご家庭や職場で邪気を祓ひ、春立ち返る日から平穏な一年を過ごして欲しいと思います。
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2021年1月15日
昨日の午後3時、境内に祭場を設けて「古神札焼納祭」を執り行いました。
例年であれば、併せて行う「どんど焼」に多くの方がお見えになりますが、団子焼きを取り止め、祭場も大幅に縮小することで、感染症対策を最優先としました。

古神札焼納祭の祝詞(のりと)に続き、疫病の鎮静、終熄を願い上げました。
疎(まば)らながら参列した方々は、状況を理解して思いを寄せて頂きました。

無病息災を願う団子焼きは出来ませんでしたが、ご神前には団子を飾りまつり、変わらぬ祈りを捧げました。

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