2020年11月 のアーカイブ

兼務社の祭事と相談

2020年11月8日 日曜日

昨日の午前中は神明神社(伊勢原市笠窪)、午後は雷電神社(伊勢原市串橋)、今日の午後は八幡神社(伊勢原市坪ノ内)において、新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい:新穀勤労感謝祭)を斎行(さいこう)しました。

神明神社

神明神社

また、併せて神宮大麻頒布式(じんぐうたいまはんぷしき)を執り行い、神棚におまつりする新年の御神札(おふだ)の各家庭への授与(じゅよ)が始まります。

雷電神社

雷電神社

また、今朝は真田神社(平塚市真田)において、月次祭(つきなみさい)を執り行い、式後に氏子の七五三詣のご祈願をお仕えしました。

現在、真田神社では屋根の修復工事が行われています。

真田神社

真田神社

さて、神明神社、雷電神社、真田神社では、境内樹木の安全管理についての相談がありました。

境内林があってこそ鎮守の杜(もり)が形成され、参拝者を癒やしてくれるわけですが、昔と異なり隣接地に住宅が増え、落葉の問題や枝の落下による事故の危険性も生じています。

それぞれ時期を見据えながら、枝下ろしや伐採を進める方向となりました。

菊花展が見頃

2020年11月7日 土曜日

立冬を迎え、朝夕の冷え込みが次第に強くなってきました。

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境内で開催している菊花展は今がちょうど見頃です。

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今年は白や黄色ばかりではなく、赤や紫、ピンク色の菊も多く、彩(いろどり)り豊かです。

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また、盆栽(ぼんさい)や盆栽仕立ての懸崖菊(けんがいぎく)も花付きが良くなってきました。

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冬のまつり

2020年11月6日 金曜日

明日は冬の始めで「立冬」となりますが、今年も鞴祭(ふいごまつり)をお仕えする季節になりました。

鍛冶屋(かじや)や鋳物師(いものし)等、鞴を用いる人の旧暦11月8日の行事ですが、機械部品を製造する工場では46回を数える伝統行事となり、社業にとっても重要な位置づけの祭事です。

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これも毎年のことですが、新しく作り上げた鋳物を神座(しんざ)の中央に据えて、守護神にお遷(うつ)り頂きました。

時節柄、直会(なおらい)は取り止めとなりましたが、従業員にとっては風邪薬ともいえる、お供え物の蜜柑(みかん)が例年と変わりなく配られていました。

いせはら乗るたびスマイルキャンペーン

2020年11月5日 木曜日

新型コロナウイルス感染症により、観光需要の落ち込みが懸念される中、「いせはら乗るたびスマイルキャンペーン」(令和2年11月16日~令和3年2月28日)が始まります。

大山ケーブルカーの往復券を購入した神奈川県民を対象に、市内52店舗でご利用可能なクーポン券(大人1,000円分・子ども500円分)が配布されるキャンペーンです。

3密を避けて観光客の平準化を図ることから、クーポン券の配布は土・日曜日、祝日、年末年始を除いた平日限定のもので、クーポン券利用可能店舗では、県感染防止対策取組書の掲示と「ラインコロナお知らせシステム」への登録が義務づけられていますので、安心してご利用頂けるように努めています。

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観光の回復と地域振興の観点から、併設の三之宮郷土博物館が利用対象の施設となっています。

神宮大麻と広報資材

2020年11月4日 水曜日

鳥居の内にある手水舎(てみずや)では、柄杓(ひしゃく)利用を止め、流水によりお一人ずつお清めをして頂いています。

現在は混乱もありませんが、初詣の混雑を想定して、仮設の配管工事をする予定になっています。

今朝は大工さん、水道屋さんと彼是(あれこれ)工事の相談を行いました。

兼務社へ配布する広報資材

兼務社に配布する広報資材

さて、今週末から1ヶ月余り、週末は兼務社での新嘗祭(にいなめさい:新穀勤労感謝祭として斎行)並びに神宮大麻頒布式(じんぐうたいまはんぷしき)、大祓式が始まります。

変わらない祈りのため、大切な祈りのある暮らしを勧奨(かんしょう)するため、所管神社(25社)に配布する広報資材(ポスター、リーフレット、チラシ等)の仕分け作業を行いました。

家庭や職場の神棚にお祀(まつ)りする御神札(おふだ)は、年末に地域の神社から授かるのが良き風習であり、言わば古くて新しい〝 伝統と蘇(よみがえ)り 〟という日本人の根底にある精神性ともいえます。

社務所では各社の御神札を早めに支度していますので、お参りの上お受け下さい。

人数の制限

2020年11月3日 火曜日

昨日は新工場の建設にあたり、地鎮祭をお仕えしました。

祭場を設(しつら)えたテント内は、席に余裕をもたせて設営されていましたが、参列する人数にも調整があったようです。

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11月に入り、企業からの新年祈祷の申込みや問い合わせが増えてきました。

1月4日(月)から8日(金)は年頭安全祈願が集中することが予想されます。

新型コロナウイルス感染症の状況にもよりますが、社殿内の人数にも制限を設ける予定です。

1年間の幸先(さいさき)を祈る吉例(きちれい)行事ともいえますが、密を避けて週をずらして下さるようお願い申し上げます。

霜月の予定

2020年11月2日 月曜日

今朝は雨で延期となっていた小学校1年生の校外授業があり、境内は一気に賑やかになりました。

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さて、遅くなりましたが霜月の予定をお知らせします。

1日(日)月次祭並びに教育勅語渙発百三十周年記念祭、3日(火)総代奉仕、7日(土)神明神社(伊勢原市笠窪)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、雷電神社(伊勢原市串橋)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、8日(日)立皇嗣の礼当日祭、真田神社(平塚市真田)月次祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、9日(月)総代奉仕、11日(水)酒祭、15日(日)月次祭、北金目神社(平塚市北金目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、21日(土)石座神社(秦野市鶴巻)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、22日(日)落幡神社(秦野市鶴巻南)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、三ノ宮・西谷戸組による縄綯い、23日(月)新穀勤労感謝祭(新嘗祭)、29日(日)八坂神社(平塚市入野)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、熊野神社(平塚市千須谷)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式

教育勅語渙発百三十周年

2020年11月1日 日曜日

本年は明治23年(1890)10月30日に教育勅語が渙発(かんぱつ)されてから130年という年にあたります。

御神前では「月次祭」(つきなみさい)に併せて「教育勅語渙発百三十周年記念祭」を執り行いました。

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教育勅語は戦後間もない昭和23年(1948)に、国会決議で排除・失効となりましたが、親に対する孝養(こうよう)、兄弟姉妹は力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく、友人は信じ合い、自身の言動を慎み、全ての人に愛の手をさしのべ、学問を怠(おこた)らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、進んで社会公共のために貢献し、法や秩序を守り、非常事態には真心を捧げて国の平和と安全に尽くすといった内容は、古今(ここん)に通じる不易(ふえき)の理念であり、道義心に溢(あふ)れた日本人の根本精神といえます。