2020年4月 のアーカイブ

密集をつくらない工夫

2020年4月4日 土曜日

4月に入り最初の土曜日を迎え、いよいよ兼務社の例祭(れいさい)が始まりました。

今月は15社で大祭をお仕えしますが、全ての神社で新型コロナウイルス感染症流行沈静祈願祭を併せて執り行います。

石座神社

石座神社

石座神社(秦野市鶴巻)では、拝殿内の参列者数を減らして調整し、残りの参列者は境内に並べられた椅子に着席することで、密集をつくらないように工夫が施されていました。

天候に恵まれたことから、青空のもと満開の桜の下で神酒拝戴(しんしゅはいたい)を執り行いました。

神明社

神明社

神明社(伊勢原市白根)では、マスク着用のうえ消毒液で除菌し、拝殿には玉串拝礼を行う代表者が上がり、それ以外の方は境内に並びました。

平年であれば、新入学児童も保護者とともに拝殿に並びますが、今年は児童・保護者の参列は見送られ、新入児童34名の名前を読み上げて通学安全を祈願しました。

また、式後には御大典奉祝(ごたいてんほうしゅく)記念の植樹式を執り行いました。

御神燈に託す

2020年4月3日 金曜日

4月1日の大祭会議では、新しく総代に就任された方々へ委嘱状(いしょくじょう)を伝達しました。

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さて、今日は今年度最初の総代奉仕で、献灯提灯(けんとうちょうちん)を掲げる作業が行われました。

お知らせの通り、今年の大祭はごく少数の関係者だけが参列して祭儀(さいぎ)のみを執り行い、神輿(みこし)、山車(だし)、太鼓、露店(ろてん)の出店等を見送ることとなりました。

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献灯した提灯は、氏子崇敬者の安全無事、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う気持ちを御神燈(ごしんとう)に託すものともいえます。

今年は時間を短縮するものの、日没から午後9時まで、例祭(22日)の日まで御灯(みあかし)を上げます。

ありがたい贈物

2020年4月3日 金曜日

大風により御神木の大きな枝が折れたため、安全の確保から参道の一部を数日間通行止めとしていました。

昨日、木を伐(き)る職人・空師(そらし)による作業が行われました。

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折れた欅(けやき)の枝には大きな瘤(こぶ)があり、200㎏程の重さとともに、20メートル以上の高い位置のため、作業は困難を伴いました。

しかしながら、クレーンと高所作業車を用いて、職人の経験と技により無事に下ろすことが出来ました。

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樹齢を重ねた大きな木々により、社叢(しゃそう)は神厳(しんごん)さを保ち、神々(こうごう)しい雰囲気を持ち続けています。

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杜(もり)の維持管理は、神さまと先人からのありがたい贈物です。

桜はほぼ満開

2020年4月2日 木曜日

昨晩の大祭会議において、例祭(4月22日)の内容が決定しました。

【 表紙の「最新情報」をご確認下さい 】

また、相模國府祭(5月5日)につきましては、相模國府祭類社宮司会(4月7日)で決定する予定です。

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さて、昨日の雨から一転、青空の広がる気持ちよい日となりました。

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気温も上がり、境内の桜はほぼ満開となっています。

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花に誘われて、今日は参拝者も多い一日でした。

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献灯提灯の枠づくり

2020年4月1日 水曜日

小雨ながら花冷えのする新年度の始まりです。

御神前では先月と同様、月次祭(つきなみさい)に併せて新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い上げました。

また、月例の如く月参りの企業祈祷や神前奉納をお受けしました。

例年よりは少なかったものの、新入社員と思われる人たちを伴い、会社関係の方々のお参りもありました。

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さて、雨の中でしたが、予定通りに献灯提灯(けんとうちょうちん)の枠づくりが行われました。

雨とともに高所作業につき、危険を伴うものでしたが、夕方には無事安全に終了しました。

明後日に提灯掛けを行い、例祭日(4月22日)まで献灯する予定です。