2020年1月 のアーカイブ

ご加護に感謝

2020年1月14日 火曜日

年末年始には、神棚に神宮大麻(じんぐうたいま)をはじめ、氏神(うじがみ)神社等の御神札(おふだ)を新しく奉斎(ほうさい)し、新年の安泰を祈るのが古き良き風習です。

また、様々な願意をこめた祈願の御神札や守護を願った御守(おまもり)も授与を受けた神社に納めるのが慣わしです。

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小正月(こしょうがつ)前日の14日午後3時、古例(これい)に倣(なら)い「古神札焼納祭」に併せ、正月飾りや書き初め等をも一緒に焚(た)き上げる「どんど焼き」を執り行いました。

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例年通り境内に火炉(かろ)を舗設(ほせつ)し、忌竹(いみだけ)を立てて注連縄(しめなわ)を張り、古札を通して諸社を遙祭(ようさい)して、一年の守護に感謝しました。

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そして、浄火(じょうか)を以てお焚き上げをしました。

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3連休後の平日ということもあり、団子(だんご)を焼く子供の数は少なかったものの、ご加護に感謝する祭儀を以て、正月行事もとじめとなりました。

新成人に幸あれ

2020年1月13日 月曜日

今日は国民の祝日で「成人の日」。

国民の祝日に関する法律(祝日法)には「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」と記されています。

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伊勢原市では1085人(男性576名・女性509名)の新成人が誕生し、本日令和初の成人式が挙行されました。

神社には早朝と式典の終了した午後の時間に、晴れ着姿のお参りが見られました。

新成人に幸あれと願います。

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火の神

2020年1月12日 日曜日

今日は消防署・消防団による消防出初式が行われ、地域の消防団が鎮火水(ちんかすい)を持ってお宮にお参りになりました。

消防団には、安全を祈願した御神札(おふだ)を頒布(はんぷ)しました。

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鎮火祭(ちんかさい)は「ひ(ほ)しずめのまつり」ともいい、古代の律令(りつりょう)の中で、『神祇令』(じんぎりょう)登載(とうさい)の令制祭祀(りょうせいさいし)の一つです。

当時は宮城(きゅうじょう)の防火守護のための祭儀として、6月と12月の年2回行われました。

祭神はカグツチ(迦具土神・軻遇突智)または、ホムズビ(火産霊)で、イザナミがこの神を生むときに陰部(いんぶ)を焼かれ、それがもとで亡くなったとされる火の神です。

火災防止の目的で鎮火祭を執り行っている兼務社もありますが、乾燥が続くこの季節、あらためて火の恐ろしさに思いを致し、予防と点検に気を引き締めたいと思います。

26社の新年祭

2020年1月10日 金曜日

明日(11日)は鏡開きですが、社会では仕事や学校も平常通りに動き出しています。

今週は車椅子など、福祉施設の参拝が続き、平日ながら正月の授与品を求める方も未だ多く見られます。

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さて、企業・団体参拝の落ち着いた午後には、恒例の所管神社連絡協議会(26社)の新年祭(51名参加)を執り行いました。

式後の賀詞交歓会では、初詣の様子や昨年の出来事などについて、各社役員から1時間半にわたり報告がありました。

特に、台風15号・19号による被害状況や、樹木管理の苦労を語る声が多くありました。

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また、節分追儺祭(2月3日)や御代替りの奉祝事業、参拝旅行(秋)の計画、事務手続き等について説明をしました。

各社の春の祈年祭(きねんさい:大祭)、例祭(大祭)の日程が全て決まり、例年通りに祭事を進める計画です。

多種多様な職種

2020年1月7日 火曜日

昨日は仕事始めの企業が多く、早朝7時から夕方に至るまで、様々な業種の皆様がお参りになりました。

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工業団地の製造業や金属加工業はもとより、建設、建築、土木、解体、設計、不動産、建具、左官、内装、大工、サッシ、造園、印刷、出版、運送、輸送、産業廃棄物処理、環境、保険代理店、理美容、販売、卸、商社、情報、遊技、古物商、研究開発、経営コンサルタント、サービス、福祉、病院など、市内外から多種多様な職種の方々がお越しになり、年頭安全の御祈祷をお受けになりました。

睦月の予定

2020年1月5日 日曜日

明日は小寒(しょうかん)で寒の入りとなります。

節分までは寒の内で、日照時間は延びますが、寒気に苛(さいな)まれる季節につき、寒中見舞いを交わして厳しい寒さを気遣うとともに、流行性の感冒(かんぼう)には気をつけたいところです。

睦月の社頭掲示

睦月の社頭掲示

さて、年始の事に追われ、大変遅くなりましたが今月の予定(6日以降)をお知らせします。

8日(水)総代奉仕(節分協賛依頼)、10日(金)所管神社連絡協議会賀詞交歓会、14日(火)木下神社(伊勢原市神戸)例祭・神戸(上・下)道祖神祭、古札焼納祭・どんど焼き、15日(水)月次祭、中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会、19日(日)八剱神社(平塚市上吉沢)歳旦祭、30日(木)神奈川県神社庁新年事始祭・神宮大麻暦頒布終了奉告祭、31日(金)総代奉仕(節分舞台設営)

参拝者の傾向

2020年1月4日 土曜日

昨日は兼務する日向神社(伊勢原市日向)、今日は御嶽神社(伊勢原市伊勢原)において歳旦祭(さいたんさい)を執り行いました。

参列者はお互いに賀詞(がし)を交わし、四方山話(よもやまばなし)に花が咲くのも神社、特に祭りが交流の場である証左(しょうさ)です。

3日

3日

無事に三箇日(さんがにち)が過ぎ去り、お参りの方に授与する「開運守」の数量から見て、概(おおおむ)ね昨年並みの参拝者数と思われます。

また、令和の御代を迎えて初めての正月ということもあり、例年以上に御朱印を求める方が多いようです。

昨日までは家族連れが多くを占めていましたが、今日は会社の安全祈願や、スポーツ団体の参拝も見られるようになり、それぞれの組織・団体も始動したことを感じます。

尚、6日(月)は仕事始めの企業が多いようで、早朝から夕方まで企業祈祷の申込が集中して入っています。

日の出後の様子

2020年1月3日 金曜日

昨日は伊勢原市遺族会比々多支部主催による「新年慰霊祭」を招魂社(しょうこんしゃ)において執り行いました。

先の大戦から75年、昭和は遠くなりにけりですが、時代が変わっても変わらない心を持ち続け、英霊(えいれい)への感謝の祈りと恒久平和の願いを捧げました。

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さて、元日から3日目です。

日中は境内の様子を撮影する間もなく、御祈祷(ごきとう)や御朱印書き、授与品(じゅよひん)の頒布(はんぷ)等に従事していますが、おみくじの様子からも多くの参拝者をお迎えしたことが伺い知れます。

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今日で境内の露店はお仕舞いとなります。

また、明日からは巫女(みこ)奉仕者の人数も減少することから、臨時の授与所は閉じさせて頂きます。

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清々しい気分

2020年1月2日 木曜日

元旦には、兼務社の落幡神社(秦野市鶴巻南)、真田神社(平塚市真田)、北金目神社(平塚市北金目)、南金目神社(平塚市南金目)、熊野神社(平塚市千須谷)、八坂神社(平塚市入野)、神明社(伊勢原市白根)、十二柱神社(伊勢原市伊勢原)、御嶽神社(伊勢原市池端)、日月神社(伊勢原市沼目)、村持ちの御嶽神社(平塚市南金目)において、例年通り宮司以下神職が分担して歳旦祭をお仕えしました。

落幡神社

落幡神社

どの神社も総代・世話人による境内清掃が行き届き、国旗が掲げられ、新しい注連縄(しめなわ)に掛け替えられていて、清々しい気分で祭事に臨むことが出来ました。

御嶽神社(伊勢原市池端)

御嶽神社(伊勢原市池端)

今日(2日)は神明社(伊勢原市上平間)、明日(3日)は日向神社(伊勢原市日向)、明後日(4日)は御嶽神社(伊勢原市伊勢原)、19日は八剱神社(平塚市上吉沢)と兼務社の歳旦祭は続きます。

八坂神社(平塚市入野)

八坂神社(平塚市入野)

良き年であるよう

2020年1月1日 水曜日

謹んで新年の御祝詞を申し上げます。

お蔭様で、天候にも恵まれて穏やかに新年を迎えることができました。

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元日午前零時、「歳旦祭」(さいたんさい)を中祭式で執り行い、宝祚無窮(ほうそむきゅう)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、新しき年が良き年であるよう祈り上げました。

併せて元旦大祈祷では、祭員が大祓詞(おおはらえのことば)を奏上する中、氏子・崇敬者の願意に基づく祈願祭を執り行いました。

御神前ではお参りの方々をお祓いしました。

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