年末年始には、神棚に神宮大麻(じんぐうたいま)をはじめ、氏神(うじがみ)神社等の御神札(おふだ)を新しく奉斎(ほうさい)し、新年の安泰を祈るのが古き良き風習です。
また、様々な願意をこめた祈願の御神札や守護を願った御守(おまもり)も授与を受けた神社に納めるのが慣わしです。
小正月(こしょうがつ)前日の14日午後3時、古例(これい)に倣(なら)い「古神札焼納祭」に併せ、正月飾りや書き初め等をも一緒に焚(た)き上げる「どんど焼き」を執り行いました。
例年通り境内に火炉(かろ)を舗設(ほせつ)し、忌竹(いみだけ)を立てて注連縄(しめなわ)を張り、古札を通して諸社を遙祭(ようさい)して、一年の守護に感謝しました。
そして、浄火(じょうか)を以てお焚き上げをしました。
3連休後の平日ということもあり、団子(だんご)を焼く子供の数は少なかったものの、ご加護に感謝する祭儀を以て、正月行事もとじめとなりました。