2017年11月 のアーカイブ

日本武尊の御神徳

2017年11月7日 火曜日

冬立つ、冬に入(い)る、冬来ると表現され、旧暦では冬の始まりとなる「立冬」を迎えました。

さて、昨日は11月初酉(はつとり)の「一の酉」(いちのとり)にあたり、関東各地の大鳥(鷲)神社で祭礼が執り行われました。

当社御祭神でもある日本武尊(やまとたけるのみこと)は叡智(えいち)と勇気に満ち溢れた武運の神さまですが、東夷征伐(とういせいばつ)による開運の御神徳(ごしんとく)を合わせもちます。

その命日にあたる11月酉の日に「酉の市」が開かれ、開運招福・商売繁昌を願い、縁起物の熊手が売られています。

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江戸時代から続く年中行事に足を運んでみては如何でしょうか。

今年は二の酉(11月18日)、三の酉(11月30日)があります。

団栗眼

2017年11月6日 月曜日

朝は肌寒さを感じましたが、柔らかな日差しの中、年少の幼稚園児が団栗(どんぐり)拾いにやって来ました。

神さまに揃ってお参りし、当社職員にも大きな声で挨拶が出来ていました。

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幼児ならではの目線で沢山あるところをあっという間に見つけ出し、樫(かし)や椎(しい)の堅果(けんか)を団栗眼(どんぐりまなこ)で見分けて集めていました。

「 どんぐりころころ よろこんで しばらく 一緒に遊んだが・・・ ♬ 」と忘れかけていた「童謡・どんぐりころころ」の2番を口ずさむ子、お椀[わん=殻斗(かくと)]のついた団栗を「ラッキー団栗!」等と表現する子もいて、元気な園児たちでした。

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ありがとう ~ 魔法の言葉

2017年11月5日 日曜日

三連休の最終日、今日も多くの七五三参りがありました。

「神主さんがみんなの代わりに〝 ありがとう 〟って神さまに伝えるので、頭を下げて静かにしていて下さい。」というと、不思議と多くの幼児たちが言うことを聞いてくれます。

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ご祈願後に「今度はお父さんやお母さん、家族のみんなにありがとうって伝えられるかな。」というと、頷(うなづ)いたり返事をする素直な様子にこちらも嬉しくなります。

〝 ありがとう 〟という魔法の言葉を大切に、家族の幸せを祈るご祈願でした。

組札の支度

2017年11月4日 土曜日

三連休の中日、昨日に比べると参拝者の人出は5・6割といったところでしょうか。

それでも御朱印巡りは多く、昨日から実証運行が始まった神奈中バスの鶴巻温泉~大山ケーブル系統では、三の宮バス停(神社から徒歩5分)を利用してお参りの方もあったようです。

また、紅葉シーズンに入り、ウオーキング途中で立ち寄る人たちの姿も見られるようになってきました。

momijiさて、来週から週末は兼務社の祭儀が1ヶ月にわたり続きますが、神宮大麻頒布式に向けてその支度に追われています。

新年を迎えるにあたり、家庭や職場の神棚(かみだな)に新しいお神札(ふだ)をお祀(まつ)りするのが日本人の風習であり、蘇(よみがえ)りの心ともいえる信仰の形です。

当社ではお伊勢さんの神宮大麻、氏神さま、荒神(こうじん)さま、歳神(としがみ)さまを組札(くみふだ)にして、御幣(ごへい)と紙垂(しで)を加えて一緒に頒布(はんぷ)しています。

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三連休の初日

2017年11月3日 金曜日

今日は国民の祝日で「文化の日」(祝日法「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」)です。

現在では皇居において文化勲章の授与式が行われていますが、明治6年から44年までは「天長節」、その後昭和22年までは「明治節」として親しまれてきた明治天皇のお誕生日です。

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さて、三連休の初日を迎えましたが、週末が晴れるのは本当に久しぶりです。

今日は大雨により日延べとなっていた地鎮祭奉仕もありました。

日中は気温が20度を越え、暖かな陽気に包まれる中、七五三参りは今年一番の人出となりました。

また、来週の酒祭(11月8日)に向けて、総代さんの御奉仕により、沢山(さわやま)の整備作業が行われました。

今年も安心して三段の滝でのお水取り神事が行えます。

後の月

2017年11月2日 木曜日

今年も中学生の職場体験学習を受け入れることになり、昨日は生徒3名の事前訪問がありました。

昨年同様、実施日が酒祭(11月8日)と重なりましたが、生徒たちにとって貴重な機会となるよう願います。

後の月

後の月

さて、昨晩は旧暦九月十三夜で、雲一つない月明(げつめい)でした。

中秋十五日(旧暦八月十五日)の満月は、当地では雲に覆われて拝することが出来なかったこともあり、後の月(のちのつき)を楽しまれた方は多かったことでしょう。

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雨が多かった10月、その分も今宵は小望月(こもちづき)、明日は満月、明後日は十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)、更待月(ふけまちづき)とどこまで楽しめるでしょうか。

新嘗祭の月

2017年11月1日 水曜日

天皇陛下には、皇居の神嘉殿(しんかでん)において、新穀を天神地祇(てんしんちぎ:天つ神と国つ神=全ての神々)にお供えになり、神恩感謝を祈り、御自から親しくお召し上がりになる「新嘗祭」(にいなめさい)をお仕えになります。

これは宮中の恒例祭祀の中でも最も重要なもので、現在は11月23日に、古くは陰暦11月の中の卯(う)の日に行われていました。

全国津々浦々の神社でも執り行われますが、当社では「新穀勤労感謝祭」として御奉仕しています。

そして、その後に初めて新米を頂くというのが神さまや生産者への感謝の思いです。

霜月 社頭掲示

霜月 社頭掲示

さて、霜月の予定です。

1日(水)月次祭、8日(水)酒祭、9日(木)天皇陛下御即位三十年奉祝記念相模国府祭大神輿渡御実行委員会、11日(土)雷電神社(伊勢原市串橋)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、12日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、神明神社(伊勢原市笠窪)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、15日(水)月次祭、16日(木)・17日(金)第44回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝旅行、18日(土)北金目神社(平塚市北金目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、23日(木)新穀勤労感謝祭、石座神社(秦野市鶴巻)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、25日(土)熊野神社(平塚市千須谷)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、26日(日)落幡神社(秦野市鶴巻南)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、八坂神社(平塚市入野)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布奉告祭、29日(水)神奈川県神社庁設立七十周年・神奈川県神社総代会連合会設立六十周年記念大会

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