2017年2月 のアーカイブ

社業の安全と発展

2017年2月6日 月曜日

今月は五穀豊穣と商業・工業、諸業繁栄を祈る「祈年祭」(きねんさい・としごいのまつり:2月17日)を執り行います。

今週末から一ヶ月の間、兼務社でも同祭典が続きますが、境内神域に張る注連縄(しめなわ)に垂らす紙垂(しで)を受け取りに、各社総代さんがお見えになっています。

会社の安全祈願祭

会社の安全祈願祭

さて、睦月(1月)は年頭の安全祈願祭が続きましたが、慣例に従って立春後に行う企業も多くあります。

今日は吉例により不動産業を営む会社に赴き、社業の安全と発展の祈りを捧げました。

今週も社頭では、企業や個人のご祈願の予約を承っています。

残る寒さ

2017年2月5日 日曜日

寒は明けたものの、残る寒さに春色なお十分に整わない季節です。

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お蔭様で、昨日も総代さんのご奉仕により、節分追儺祭に拵(こしら)えた桟敷(さじき)を解体するとともに、多くのテントや看板類を撤収して平素の静かな境内に戻りました。

朝日新聞 4日

朝日新聞 4日

二十四節気の立春を迎えた昨日は、週末と戌の日も重なり、厄除祈願(厄年)や安産祈願、家内安全祈願などで社頭は賑わいました。

また、諸国一之宮巡りのバス参拝があり、正式参拝後に郷土博物館や遺跡群、展望の美しい元宮(もとみや)へ団体さんをご案内しました。

ご協力とご奉賛に感謝

2017年2月4日 土曜日

昨日に続いて、節分追儺祭(せつぶんついなさい)のご報告です。

1回目 午前10時

1回目(午前10時)

当社では「豆まき・宝まき」を合計3回行っていますが、午前10時は所管神社(22社)の総代さん、正午は比々多地区自治会を中心に氏子や市内の方々、そして午後3時は団体役員や市内外の企業の皆様(約170名)に年男・年女としてご奉仕頂いています。

2回目 12時式典への参進

2回目(12時) 参進の様子

特に、2回目・3回目の奉仕者には、江戸時代の武家の礼装(れいそう)である裃(かみしも=上下)を着用してもらい、儀式としての重々しさが増しています。

境内の様子

境内の様子

お蔭様で天候にも恵まれ、例年以上の人出があったようです。

3回目(午後3時) 参進の様子

3回目(午後3時) 参進の様子

3回目は特別奉仕者として、歌手の平浩二さん、落語家の三遊亭遊吉さん、そして大相撲・髙田川部屋の髙田川親方(元関脇・安芸乃島)、幕内の輝大士(かがやきたいし)関、十両の竜電剛至(りゅうでんごうし)関、郷土力士(大磯町出身)の湘南乃海桃太郎さんが参列し、一際大きな声援が上がりました。

式典参列者

式典参列者

午後3時頃には、短縮措置により授業を終えて駆けつけた小学生も大勢集まり、豆まきを待ち望む声が式典中の殿内にも聞こえてきました。

祭典の様子

祭典の様子

しかしながら、儀式は粛々と執り行い、公の祈りを捧げて氏子・崇敬者の幸せを願い上げました。

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また、2回目と3回目の神事では、当社の故実(こじつ)により、天地と四方の邪鬼を祓う「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)を古式のままに行っています。

鳴弦之儀

鳴弦之儀

更には、報鼓(ほうこ)に合わせ、邪鬼の象徴である鬼が殿内に現れ、「鬼やらい」を行います。参道でも豆打ちされた鬼は、歓喜に包まれた中で立ち去っていきます。

鬼やらい

鬼やらい

いよいよ最後の「豆まき・宝まき」です。

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今年は転倒者が出た場合には、豆まきを一旦中断する旨を奉仕者にもお伝えし、理解が得られた中で安全に実施することが出来ました。

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福小判は福くじに引き替えられ、そして多くの福を引き当てた笑顔が境内いっぱいに溢れる一日でした。

皆様のご協力とご奉賛に感謝申し上げる次第です。

撮影:増山正芳氏

式典前の段取り

2017年2月3日 金曜日

青空が広がる、気持ち良い朝を迎えました。

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午前7時には総代さんが集合し、景品の準備を中心に仕事を始めました。

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今日は平日の金曜日ですが、3回目(午後3時)の「豆まき・宝まき」には多くの子供たちも集まる予定で、約3千点の福の品物を交換所に揃えました。

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神職も神饌(しんせん)や玉串の弁備(べんび)、献備品(けんびひん)を並べ、殿内の設営を施しました。

社務所では直会(なおらい)の準備を進め、受付やくじ引換所、景品交換所も万全の段取りです。

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午前9時には参列する奉仕者が集まり、境内も徐々に人が増えて来ました。

また、警察署員や交通指導員、防犯指導員、ボランティア団体や警備員なども揃い、いよいよ式典を待つのみです。

節分前日

2017年2月2日 木曜日

今朝は早くから総代さんのご奉仕で、境内や各字(かくあざ)の注連縄(しめなわ)張り、特設舞台の仕上げ作業、各種看板の設置、境内の安全対策、福くじの混ぜ合わせなどを整え、明日の役割確認を入念に行いました。

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また、殿内の設営や年男・年女奉仕者・協賛者・献備品(けんびひん)の張り出し、祭典の神饌(しんせん)や玉串、皆具(かいぐ)、直会(なおらい)の準備なども万全に終えて、夕方から神職全員で祭儀の習礼(しゅらい)を行いました。

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今日は問い合わせの電話が終日鳴りましたが、明日は穏やかな天候のもと、春を迎える伝統行事を賑やかに執り行うことが出来そうです。

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豆まき・宝まき行事(午前10時・正午12時・午後3時)に多くの参拝者をお迎えしたいと思います。

節分前々日

2017年2月1日 水曜日

如月(きさらぎ)の朔日(ついたち)を迎え、例月(れいげつ)通り月次祭(つきなみさい)を執り行いました。

陰暦(いんれき)2月の異称(いしょう)では、衣更着(きさらぎ)、令月(れいげつ)、麗月(れいげつ)、梅見月(うめみづき)、梅津月(うめつづき)、梅津早月(うめつさつき)、初花月(はつはなづき)、小草生月(おぐさおいづき)、雪消月(ゆきげづき)、仲春(ちゅうしゅん)、仲陽(ちゅうよう)、中の春(なかのはる)、恵風(けいふう)などと言われます。

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当社の節分追儺祭(せつぶんついなさい)では、弓末(ゆみづゑ)振り起こし、四方(よも)四隅(よもよすみ)の邪鬼(じゃき)を祓(はら)う「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)、忌豆(いみまめ)を抛(なげう)って鬼を追う「追儺」(ついな=鬼やらい)を古式に則(のっと)り執り行います。

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例年通り、福豆、福枡(ふくます)、福くじ、福小判、福物(景品)を始め、御神札(おふだ)や玉串、祭典に関わる準備を進め、年男・年女奉仕者が着装(ちゃくそう)する裃(かみしも)なども整いました。

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明日は総代さんのお手伝いにより境内の注連縄(しめなわ)を張り替え、最終の詰め作業に入ります。