2016年12月 のアーカイブ

工事のお知らせ

2016年12月8日 木曜日

既に新年の御神札や御守類、授与品・縁起物などの仕入れは整っていますが、昨日は年末年始に必要な準備品の在庫を再確認の上、不足品の購入や発注作業を行いました。

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さて、社務所では参集殿の床の補修工事を進めていますが、明日には新しい絨毯(じゅうたん)の張り替え作業も出来上がりそうです。

また、境内のお手洗いから森へと続く道路の舗装工事が行われていますが、お天気続きで乾燥も早そうです。

お参りの方々やご関係者には何かとご不便をお掛け致しますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

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大雪と南天

2016年12月7日 水曜日

今日は二十四節気の「大雪」(たいせつ)で、初候は「閉塞成冬」(そらさむくふゆとなる)です。

雪こそ降らなかったものの、雲が空を覆い天地の気を塞(ふさ)ぎ、気温の上がらない真冬のような一日となりました。

明日は更に冷え込むようで、寒さ対策は万全になさった方が良さそうです。

雪降れば冬こもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける 『 古今和歌集 』 紀貫之

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さて、今日はこの時期に赤い実をつける南天(なんてん)について触れます。

南天は〝難を転じる〟ということから、庭の鬼門(きもん=東北の方角)や裏鬼門(うらきもん=南西の方角)によく植えられていますが、江戸時代には火災除けの縁起木として植えられたようです。

初宮参りや初節句、七五三などのお祝いでは、赤飯に南天の葉が添えられ、厄除けの意味合いがありますが、南天に含まれる成分で傷むのを防ぐ効果もあるようです。

新潟県では「南天が多く実をつけると大雪、少ないと小雪」という言い伝えがあるそうです。食べ物の少ない冬に、鳥の好物となる赤い実ですが、鳥の糞(ふん)に含まれる種子で子孫を広げるわけで、大雪の寒い季節はより実をつけて種子を残そうとしているのかもしれません。

空気が乾燥するこの季節、生薬(しょうやく)として鎮咳効果のある南天の出番があるかもしれません。

更新

2016年12月6日 火曜日

お付き合いのある方々からお歳暮を頂いたり、会社関係からは来年のカレンダーが届く、いつもの歳末の様子です。

代わり映えがしないホームページですが、平成29年の①生年・九気性・干支・年齢早見表、②厄年表、③戌の日カレンダー(安産祈願の吉日)を更新しました。

*尚、今月の戌の日は、18日(日)と30日(金)です。

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拙ブログはもとより、フェイスブックページをご笑覧の皆様には感謝申し上げる次第です。

哀れみ

2016年12月5日 月曜日

今月最初の月曜日、会社や工場関係の年頭安全祈願祭の申込みが相次ぎました。

また、今年一年間の厄災を祓い清めるため、大安吉日を選んで工場の団体参拝がありました。

社務所では正月準備と平行して、〝鬼〟に喩(たと)えられる邪気(じゃき)を祓う「節分追儺祭」(せつぶんついなさい:2月3日)の協賛のお願いや年男・年女のご案内作業を進めています。

〝来年の事を言うと鬼が笑う〟という慣用句がありますが、毎年恒例の伝統行事なので、着実に準備を整えています。

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さて、夕刻に神葬祭のご奉仕がありました。

葬儀は突然の事ですが、ご遺族の気持ちに寄り添いながら、故人の経歴やお人柄などをお聞きして、生前の功績をたたえ、哀悼の意を表す祭詞(さいし)を奉製(ほうせい)します。

通夜祭(つやさい)と遷霊祭(せんれいさい)をお仕えし、明日は告別式にあたる重儀で葬場祭(そうじょうさい)です。

貞明皇后御歌

大神は哀れみ給ひ彼方より御手を伸ばして迎へましけり

神葬祭の皆具

神葬祭の支度

災禍を祓い清める

2016年12月4日 日曜日

今日は比々多地区体力づくり協議会のウオークラリーの他、他地区のウオーキングなどが実施され、午前中は各種ご祈願や御朱印巡りの参拝者などもあり、一時賑やかな場面もありました。

今月の半ば過ぎまで七五三参りの予約が入っていますが、千歳飴もぎりぎり間に合いそうです。

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昨日よりも今日の方が気温が高かったようですが、出張祭典に出向く車内も窓を開けるぐらいの陽気でした。

さて、昨日は製材工場で安全祈願祭を執り行いました。

年末ともなると、その年の災禍を祓い清め、気持ちよく新年を迎えたいという心情が働くものです。

工場厄災消除・安全祈願祭

工場安全祈願祭

紅葉も見納め

2016年12月3日 土曜日

予報通り日中は気温が上がり、初宮参りや七五三参りの方々にも穏やかな日差しの下でお参り頂くことが出来ました。

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さて、境内の紅葉も間もなく見納めとなりますので、今日の様子をご覧下さい。

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次第に紅葉の絨毯(じゅうたん)も広がり始めています。

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また、公孫樹(いちょう)は黄緑からほぼ黄色に移りつつあります。

元旦祈祷と昇殿祈祷のお知らせ

2016年12月2日 金曜日

明日・明後日は、兼務社4社で祭典が予定されていますが、冬将軍も近づかずに比較的暖かな週末を迎えられそうです。

社務所では、今年の新米を「元旦奉幣供物」(がんたんほうへいくもつ)としてお頒(わか)ちするための作業を進めています。

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現在、氏子地区(三ノ宮・栗原・神戸・木津根橋)はもとより、兼務社において「元旦祈祷」(がんたんきとう)の事前申込を行っています。

新年を迎える元旦午前零時、「歳旦祭」(さいたんさい)に併せて執り行う「元旦大祈祷」において、氏名と願意を読み上げて、新年の安全無事と発展を祈り上げます。

ご希望の方は、願意(家内安全・身体健全・交通安全・商売繁昌など)と御神札の種類(木札・交通木札)、住所・氏名をお知らせの上、初穂料(尺四寸10,000円・尺三寸5,000円・尺二寸3,500円・交通木札1,000円)を添えて社務所までお申込み下さい。

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また、社殿では、家内安全・厄除開運・交通安全・旅行安全・身体健全・病気平癒・合格成就・心願成就・良縁成就・工場安全・工事安全・事業安全・商売繁昌・事業繁栄・社運隆昌などの個人・団体の昇殿祈祷を元日から随時(8:30-16:30)承ります。

初穂料は目安として、個人(5,000円・7,000円・10,000円)と団体(10,000円以上)で異なり、企業・団体の場合には日時・企業名・住所・代表者・連絡先・人数・願意などを予めお知らせ下さい。

電話 0463-95-3237  FAX 0463-92-4381  メール hibita38@gmail.com

師走月

2016年12月1日 木曜日

いよいよ師走(しわす)を迎えました。

辞書には現代仮名遣いで「しわす」と表記されていますが、その下に歴史的仮名遣いで「しはす」と記されています。

師走の語源は、僧侶(法師)がお経を上げに回る〝師馳月〟(しはせづき)からとか、異称で極月(ごくげつ)ともいわれますが、年が果てる〝歳極〟(としはつ)という説、万事成し終える〝為果つ月〟(しはつつき)ともいわれます。

私たち神職としては、伊勢の御師(おんし)が新年の御神札や暦を頒布するため、全国を走り巡る(師走月)という説を支持したいと思います。

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さて、社務所では床板の改修工事が始まり、正月準備を進める中でどことなく焦(あせ)りを感じますが、〝心が荒れる〟(慌)〝心が亡くなる〟(忙)ことのないように一つずつ丁寧に心掛けて参る所存です。

今月の予定をお知らせ致します。

1日(木)月次祭、3日(土)十二柱神社(伊勢原市伊勢原)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、熊野神社(平塚市千須谷)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、4日(日)八剱神社(平塚市上吉沢)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、神明社(伊勢原市白根)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、6日(火)神明社(伊勢原市上平間)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、9日(金)御嶽神社(伊勢原市池端)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、10日(土)南金目神社(平塚市南金目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、八坂神社(平塚入野)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、11日(日)三ノ宮・西谷戸組奉仕(御神木・鳥居注連縄掛け替え)、真田神社(平塚市真田)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、日月神社(伊勢原市沼目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、13日(火)煤祓ひ、15日(木)月次祭、16日(金)相模國府祭・類社会議、20日(火)年越大祓(奉告祭・大祓神事)、21日(水)総代忘年会、23日(金)巫女奉仕者説明会、30日(金)総代奉仕

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