今日は第125代天皇・今上陛下(きんじょうへいか)の83歳のお誕生日です。
現在は国民の祝日で「天皇誕生日」ですが、戦後間もない昭和23年までは天長節(てんちょうせつ)といわれていました。
「天長祭」(てんちょうさい)は神社本庁で中祭(ちゅうさい)に定められていて、全国の神社では奉祝(ほうしゅく)の意を表すとともに、陛下の長寿とご健康を祈り上げています。
皇居には1万人近い参賀者が訪れましたが、22日に新潟県糸魚川市で起きた大規模火災について、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣われるとともに、「来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」とお言葉を述べられました。
国民の為に〝無私の祈り〟を続けておられる大御心(おおみごころ)に、感謝の真心を捧げるとともに、皇室の弥栄(いやさか)を祈るばかりです。