昨日のブログでは〝中秋無月〟と記しましたが、夜10時頃には夜空が澄み渡り、お蔭様で花鳥風月(かちょうふうげつ)を楽しむことができました。
大安吉日の今日は地鎮祭が続きましたが、外の祭典ながら雨に降られることなくご奉仕することができました。
川崎からお参りの方は、「出る時は降っていましたが、こちらでは雨に降られず良かったです。」と曇り空ながら天気に味方された一日でもありました。
さて、午後3時からは三ノ宮・木津根橋地区の「第67回産土講祭」を執り行いました。
生産者が産土(うぶすな)の神さまに感謝する秋の祭事ですが、地域の方は昔から「おぶつなこう」などと言っています。
野菜のあまりない時期ですが、小麦粉、薩摩芋(さつまいも)、里芋、茗荷(みょうが)、牛蒡(ごぼう)、葡萄(ぶどう)、梨などの献備品(けんびひん)がご神前にお供えされました。
前半は台風がほとんどなかったものの、8月・9月と台風の上陸が続き、生産者にとっては気が気でない日々ですが、「産土の神さまのご加護のもと、無事に刈り入れができるよう」との言葉が発せられて和やかにお開きとなりました。