今年の気象現象は、北国での豪雪とは相反し、南の方では桜の開花やウグイスの初鳴きが早い様子で、台風の発生も起きています。
株式相場では「辰巳天井」(たつみてんじょう)という格言がありますが、これは経験則から出ているようで、この年回りは過去にも高値となっているそうです。
消費税の増税問題も先にはありそうですが、景気の回復、経済の発展を願う気持ちは同じだと思います。
今日も自動車メーカーやバス会社、社会奉仕団体などの参拝がありました。当社では、お正月に奏上する祝詞(のりと)は、「年頭安全」という、家庭や職場や社会のあらゆる安全を願い発展を期すもので、通常のご祈祷よりも長い祝詞内容となっています。
しかしながら、頭(こうべ)を垂れる祈願者は、冷気に満ちた御殿の中で、霊気に包まれて神妙そのものです。
今年はお伊勢さんの「式年遷宮」という総国民の蘇(よみがえ)り元年となりますが、巳(へび)が脱皮を繰り返して成長するように、気持ちをあらたに元気に過ごして欲しいと思います。