‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

比々多讀本

2013年6月14日 金曜日

近畿や東海では猛烈な暑さとなり、沖縄では早くも梅雨明けのようです。

当地もお昼過ぎから一段と蒸し暑くなってきました。熱中症には十分お気を付けください。

さて、今日は昭和8年9月25日に発行された『比々多讀本』(ひびたどくほん)についてご紹介します。

hibitadokuhon

これは昭和の御大典(*ごたいてん)を記念するために企図されたもので、国語教育の成果のみならず、地理歴史や民謡伝説、遠足旅行記、人物遺跡、産業文化など、非常に幅広い分野に亘る郷土讀本となっています。

*御大典~皇位継承の儀式。即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)を含む

オマツリ1

比々多の季節行事がふんだんに記され、昔の生活や歴史をたどる手立てともなっています。

オマツリ2

歴史的仮名遣い(旧仮名遣い)とリズミカルな文言は格調高く、それでいて想像をたくましくする表現となっています。

オマツリ3

ここには、二年生の巻「オマツリ」(比々多神社春の大祭)の部分をご紹介しましたが、楽しい雰囲気がありありと伝わったのではないでしょうか。

オマツリ4

編集に携わった学校当局や村の有志者の卓見(たっけん)に対し、80年後の今に生きるものとして敬意を表するとともに、郷土百年の大計として、是非とも広めたい愛読本です。

山岡鉄舟

2013年6月6日 木曜日

熱中症指数も徐々に高まり注意を要する時期ですが、今夜は久しぶりの雨となるようです。

駐車場下の土手の紫陽花(あじさい)も間もなく見頃を迎えます。

DSCF3135

さて、当社では年4回発行されている 『 皇室 Our Imperial Family 』  ( 扶桑社ムック ) を定期購読しています。

今号(春58号)には、天皇・皇后両陛下の沖縄県ご訪問特集「慰霊の旅」や皇太子・同妃両殿下ご結婚20年記念アルバムなどが掲載されています。

国民とともに歩まれる皇室のご動静、皇室の 〝 今 〟 を感じ取ることができます。

祈祷控室に置いてありますので、どうぞご覧ください。

皇室 春58号

皇室 春58号

宮内庁三の丸尚蔵館において、近代日本を築いた人たちの肖像写真展が開催されたそうですが、その中に山岡鐵太郎(鉄舟)の姿がありました。

鉄舟(1836-88)は、勝海舟・高橋泥舟とともに〝 幕末の三舟 〟 といわれた幕臣です。駿府(静岡)で、官軍参謀の西郷隆盛と会談し、徳川慶喜の思いを伝えて江戸城無血開城に導いた立役者ともいわれます。

剣豪としても有名ですが、禅や書にも長じていて数多くの書を残しています。

山岡鉄舟筆

山岡鉄舟筆

当社には、山岡鉄舟揮毫(きごう)の掛け軸が残されています。

国宝・大神社展見学

2013年5月28日 火曜日

本日、所管神社の皆さまとバス2台79名で、「国宝・大神社展」(東京国立博物館)を見学してきました。

DSCF3002

ご案内の通り、本年は第62回神宮式年遷宮の遷御の儀(内宮:10月2日 外宮:10月5日)が斎行されます。この秋にあたり、全国の神社で所蔵する御神宝が一堂に会する、かつてない規模の神道美術展として開催されました。

DSCF3001 (2)

私たちのご先祖から受け継がれてきた歴史や文化、伝統、信仰に触れ、神々への畏敬の念や感謝の気持ちを感じる、とても素晴らしい機会となりました。

図録

図録

残念ながら、展示されていた古神宝の数々を写真でご紹介することは叶いませんが、神像、装束、調度品、武具、縁起絵巻、刀剣、甲冑、馬具、絵画、古文書など国宝、重要文化財160件という、とてつもない企画の展示会でした。

DSCF3003

ゆっくりと2時間掛けて鑑賞した後は、和やかに上野で昼食をとりました。

DSCF3004

日帰りツアーながら旅の安全を願い、深川の八幡さまにお参りしました。

今日は月次祭にあたり、境内には沢山の露天が出ていて賑やかな雰囲気でした。

DSCF3013

その後は、水上バスで優雅に東京クルーズとなりました。縁があるのでしょうか、船の名前は伊勢原ゆかりの  〝 道灌 〟 でした。

DSCF3021

旅の締めくくりは浅草の散策。

DSCF3022

浅草寺の門前町には修学旅行の生徒も多く、とても華やいでいました。もちろん、三社祭で有名な浅草神社にもお参りしました。

DSCF3025

伊勢へ行きたい、伊勢路が見たい

2013年5月25日 土曜日

昨日、神宮司廳(じんぐうしちょう)から神宮特別参拝の承諾通知書が到来しました。

9月に市内の親睦団体が参拝するとのことで、便宜を図ったものですが、今次の第62回神宮式年遷宮斎行にあたり、翌日から特別参拝は一時停止となるとのことです。ほっと安心しつつ、思い出深い伊勢旅行になると楽しみでいっぱいです。

jingu

「伊勢へ行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」(『伊勢音頭』)といって、江戸時代には国民の6人に1人がお伊勢さんにお参りしたといわれる 〝 お蔭参り 〟 (おかげまいり)ですが、大々神楽(だいだいかぐら)をあげることが参拝者の願いであったようです。

今回の参宮でも、お神楽とともに饗膳(きょうぜん)の申し入れをさせていただきました。

御遷宮の幟(のぼり)

御遷宮の幟

今月半ばより、2本の幟(のぼり)が境内に立てられていますがお気づきでしょうか。書家・紫舟(ししゅう)さん揮毫(きごう)によるものです。

7月には完成した正殿(しょうでん)が立つ御敷地(みしきち)に、白石を奉献する行事「御白石持行事」(おしらいしもちぎょうじ)が執り行われますが、全国から多くの奉賛者が参加することになっています。

御白石持行事  神宮式年遷宮広報本部提供

御白石持行事 

写真:神宮式年遷宮広報本部提供

神葬祭研修会

2013年5月24日 金曜日

一昨日は、神道の葬儀「神葬祭」(しんそうさい)のご奉仕がありましたが、今年に入ってから身内だけの家族葬や、通夜をやらずに告別式だけという形の葬儀が増えています。当地ではあまりありませんが、通夜も葬儀もなしで火葬場に行く直葬というのも都会では多いと聞いています。

時代の流れで片付けてしまうことは簡単ですが、私たち神職自身が遺族の悲しみに向き合いながら、誠意を以ておつとめするのはもちろんのこと、儀式の意義をしっかりと伝えることも大切です。

さて、本日は神奈川県神社庁において「神葬祭研修会」が開催され、禰宜が参加いたしました。

DSCF3001

祭式講師である小野和伸先生による「神葬祭に関する知識と祭式」、研修所講師である金子善光先生による「神葬祭祭詞作文に関する基礎知識」という内容で6時間みっちりと学ぶことができました。

siori

小野先生の講義では、この度発行されたばかりの『神葬祭の栞』が用いられました。

行く先を 神にまかせて 帰る魂 道くらからぬ よもつ根の国

(誄歌 中西直方)

かつてない規模の展覧会

2013年5月21日 火曜日

昨日は細かな雨が終日降り続きました。

比々多地区内では、児童の安全のための通学路点検が実施され、10地区の自治会関係者、交通指導員、市役所職員、小学校教員、PTA関係者らが現状調査を行いました。

昨年度は地区内に信号機が設置されましたが、地域の子供たちは地域の大人がしっかりと見守る環境づくりが大切です。

銀(しろかね)も 金(くがね)も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも 山上憶良

DSCF3001

昨夕は、榊会(総代OB)の役員さんが集まり、國府祭の反省会が開かれました。お祭りを通して更なる親睦が深まった様子で何よりです。

さて、天皇・皇后両陛下には5月8日、東京国立博物館で開催中の「国宝・大神社展」を御覧になられました。「これだけの品々を集めるのはたいへんでしたでしょう」とのお言葉をご案内役の方が賜ったそうです。全国の神社から集まった美術工芸品が一堂に会する、かつてない規模の展覧会であることが窺えます。

来館者が10万人を突破したそうですが、当社では5月28日、バス2台79名で見学会を実施する予定で、ますます楽しみになりました。

*観覧ご希望の方には、優待券をご用意いたしますので、社務所までお尋ねください。

528

また、神奈川県立金沢文庫で6月9日まで開催中の特別展「瀬戸神社~海の守護神~」につきまして、招待券を準備していますので、ご希望の方は社務所までお尋ねください。

seto

絵画展の作品

2013年5月15日 水曜日

一昨日は、川崎・稲毛神社宮司さんの神職身分特級昇進の御祝会、昨日は神道政治連盟神奈川県本部役員会、本日は伊勢山皇大神宮例祭参列など、3日連続で横浜に出向いた禰宜です。

今日は午前中、参拝者に毛虫被害がないよう境内樹木の消毒を実施しました。

さて、お天気も続いて、まが玉祭の設営準備も徐々に捗(はかど)っています。

ここ数年行っている書道展・絵画展の作品(鶴巻影美会)が集まりましたので、展示前ですが、ブログをご覧の皆様にお見せいたします。

DSCF3003

DSCF3004

DSCF3005

DSCF3006

DSCF3007

DSCF3008

DSCF3009

DSCF3010

DSCF3011

DSCF3012

DSCF3013

*上から順に、幼稚園児、小学生、中学生の作品です。

かすていら撮影

2013年5月13日 月曜日

昨日は早朝から境内において、NHKプレミアムドラマ「かすていら~僕と親父の一番長い日」(さだまさし原作)の収録が行われました。

DSCF3005

早朝から18店もの露店が準備され、境内ではお祭りが始まるような雰囲気となりました。

DSCF3002 (2)

昭和30年代の長崎という設定なので、出演者やエキストラの服装もレトロ感が漂う中、同じシーンの芝居が繰り返し行われました。

主演の強面(こわもて)俳優・遠藤憲一氏の迫真の演技に、参拝者や駆けつけた近隣の人たちも釘付けになって見入っていました。

DSCF3004

撮影は夜まで続きました。街頭テレビから流れる力道山のシーンでは、多くのどよめきが起こり、その時代にタイムスリップした気分になりました。

DSCF3002

7月5日から5話放送です。近くなりましたらご案内いたしますので、是非ともご覧ください。

本日お参りいただいた皆様にはご不便をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。

みこしの掛け声

2013年5月4日 土曜日

連休後半もお天気に恵まれ、各行楽地は賑わいを見せていることでしょう。

当社もご朱印参拝など、遠方からの参拝者が目立つようです。

DSCF3003

昨晩は「第26回まが玉祭」(5月18日・19日)の広報で、禰宜がFM湘南ナパサ(78.3MHZ)の番組に出演しました。

DSCF3004

例年人気のある「まが玉づくり体験」にあわせ、今年は「砥石(といし)づくり体験」(18日)も行います。

国府祭(5日)の後に本格的な準備に取り掛かる予定です。

4日 神奈川新聞 読者投稿欄

4日 神奈川新聞 

さて、本日の神奈川新聞に、「みこしの掛け声を後世に」という購読者の投稿がありました。

掛け声には「担ぎ手だけでなく、祭りの場にいる人たちの心を一つにし、そして祈りが込められている」ということをこの投稿を通して強く感じた次第です。

伝統をつないでいくことは大変なことですが、多くの人たちの支えを大切に、神社としても神明奉仕につとめたいと思います。

小泉暉三氏奉納写真(額入り)

小泉暉三氏奉納写真(額入り)

本を立つる

2013年5月2日 木曜日

「夏も近づく八十八夜 ~ ♫ 」と唱歌に歌われる今日は立春から数えて八十八夜。

農家では播種(はしゅ)など、野良仕事が忙しい時期となります。

小川に野花菖蒲(のはなしょうぶ)が咲きました

小川に野花菖蒲(のはなしょうぶ)が咲きました

来春、後継祠職として権禰宜が実家に帰ることとなり、神職養成機関である國學院大學まで奉職求人の願いに出掛けました。

昨年創立130周年を迎えた大学は、最新設備を完備した真新しい施設となりましたが、他の大学には見られないのが神殿です。

國學院大學神殿 心が落ち着く場所です

國學院大學神殿 心が落ち着く場所です

松尾芭蕉の俳諧(はいかい)の理念に、「不易流行」(ふえきりゅうこう)という言葉がありますが、「不変と変化」は根源は同じで、不易を確立するために流行を生み出していく必要性もあるのでしょう。

國學院大學の建学の精神は「本(もと)を立つる」ということにあり、日本の歴史や民族性に基づくことにより、国の永遠なる繁栄があるということをうたっています。

「凡學問ノ道ハ本ヲ立ツルヨリ大ナルハ莫シ故ニ國體ヲ講明シテ以テ立國ノ基礎ヲ鞏クシ徳性ヲ涵養シテ以テ人生ノ本分ヲ盡スハ百世易フベカラザル典則ナリ而シテ世或ハ此ニ暗シ是レ本黌ノ設立ヲ要スル所以ナリ」

國學院大學初代総裁 有栖川宮幟仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう) 告諭より