相模国三ノ宮・比々多神社

花手水

2020年6月23日

今年は「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)を7月25日(土)に延期して執り行うことになっていますが、本来の大祓の翌日にあたる7月1日から2ヶ月の期間を「夏詣」(なつもうで:7月1日~8月31日)と称して、新たな風習としてお参りして頂く準備を進めています。

夏詣の期間には限定の御朱印(書置きのみ)もご案内する予定です。

花手水

花手水

境内周辺では紫陽花(あじさい)が見頃を迎えていることから、感染症対策で掛け流しをしている手水舎(てみずや)において、花手水(はなちょうず)をお楽しみ下さい。


神恩感謝

2020年6月22日

昨日は初宮詣や交通安全、厄除、社運隆昌等の御祈祷(ごきとう)の他、七五三詣のご奉仕がありました。

海外との出入国規制の関係で、この時期のお参りとなったようです。

晴れ着でお参りする殊勝(しゅしょう)幼子(おさなご)に、幸(さち)あれと願いました。

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また、一昨日に続いて神恩感謝(しんおんかんしゃ)の御祈願を承りました。

当社で結婚式を挙げられ、8年目となったご夫妻は、御神前に玉蜀黍(とうもろこし)をお供えになり、感謝の意を表されました。

毎年の事ながら奇特(きとく)な事で、限りない御神威(ごしんい)がもたらされることでしょう。


第58回崇敬者祭

2020年6月21日

恒例により、6月第3日曜日は崇敬者祭です。

情勢を鑑(かんが)み、崇敬会長と責任役員のみの参列でしたが、会員の安全と発展の祈りを捧げました。

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昭和38年の結成より此の方、一度も欠かすことなく58回目を数えます。

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止むなく会員の参列を控えて頂きましたが、神さまにお供えする神饌(しんせん:米、酒、赤飯、餅、魚、卵、海菜、野菜、果物、塩・水)はもちろんのこと、献酒・献花(けんしゅ・けんか)は例年通り行いました。

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県外からのお参り

2020年6月20日

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、昇殿祈祷は1組ずつ行ってきましたが、段階的措置として本日から2組ずつ執り行うこととなりました。

また、十分な間隔を確保するため、拝殿へのご案内は2組で行う場合に限り、1組6名までとさせて頂きます。

さて、都道府県をまたぐ移動自粛が緩和されて初めての週末を迎え、駐車場では県外ナンバーの車を複数確認することが出来ました。

hatumiyaご祈祷も東京や千葉、大分県など、県外からの参拝者が目立ち始めました。

新生児が生れて初めて神社に参拝する「初宮詣」は、通常であれば生後30日余りで行うのが一般的ですが、感染症の影響か2ヶ月、3ヶ月経ってからのお参りが多かったようです。


授与品の納札依頼

2020年6月18日

疫病による影響の甚大(じんだい)さを鑑み、夏のみならず秋の諸行事についても検討する時期となりました。

明日から都道府県をまたぐ移動の自粛を緩和する方針が発表されましたが、引き続き感染防止策を講じていく予定です。

3月上旬に新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジが開通となり、当社への利便性も大幅に向上しましたが、県外からの参拝者を見込むのはまだ早そうです。

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さて、昨日は御神札(おふだ)等を奉製(ほうせい)している会社との打ち合わせを行い、年末年始に必要な御神札や御守(おまもり)、干支(えと)の縁起物(えんぎもの)等、授与品(じゅよひん)の納札依頼をしました。


〝輪くぐり〟で疫病退散

2020年6月17日

日差しが強かったものの湿度は高くなく、木陰では風が心地良い一日でした。

さて、昨日に続き、茅の輪(ちのわ)づくりの2日目です。

今日は選別した青々とした茅(かや)を配分して、棕櫚縄(しゅろなわ)で直径3メートルの輪に巻いていく作業です。

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遠い神代の昔、スサノヲノミコトが旅の途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)・巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に一宿を求めたところ、裕福な弟の巨旦はこれを拒んだのに対し、兄の蘇民は貧しいながらも厚くミコトをもてなしました。

ミコトは御礼として悪疫退散の「茅の輪」の作り方を蘇民に教え、小さな茅の輪を腰につけさせると、蘇民一家はその年流行した悪疫から逃れることができました。『備後国風土記』

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古くから伝わるこの故事(こじ)に因(ちな)み、全国の神社では旺盛(おうせい)な生命力をもつ茅で茅の輪をつくり、輪くぐりを行ってきました。

「茅の輪くぐり」は、知らず知らずに積もった罪・穢(けが)れを祓い清めて健やかな心身に立ち返るためものですが、特に本年は流行病(はやりやまい)の退散(たいさん)を願うものです。

心を鎮め、左・右・左と8の字にくぐってお参り下さい。


茅の輪づくり

2020年6月16日

今日は午前中の出張祭典を終えて、午後から茅の輪づくりの準備です。

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神社の茅場(かやば)に上がると、数日の暑さと雨のお蔭もあってか、先ず先ずの生長状況でした。

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刈り取った茅を綺麗に整え、軽トラックいっぱいに積込み神社に持ち帰りました。

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明日は藁(わら)を巻いて下ごしらえした輪に、青々とした茅を巻いて完成予定です。


虫による害のないよう

2020年6月14日

兼務社の祭事に向かう途中、地域の耕地では多くの生産者が集まって相談している姿が見られました。

帰りに同じ道を通ると、多くの田んぼで除草剤の散布が行われていました。

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さて、今朝は真田神社(平塚市真田)で月次祭(つきなみさい)に併せて虫送祭(むしおくりさい)の祝詞を奏上しました。

農作物を守護する神さまに虫による害がもたらされないよう祈り、古くより伝わる特製の「虫除守」(むしよけまもり)を生産者に頒布(はんぷ)しました。

稲を食べる害虫として知られる「蝗」(いなご=稲子)は、『古語拾遺』(こごしゅうい)には「おおねむし」の名で見られます。

その他、浮塵子(うんか)や椿象(かめむし:亀虫)が稲の害虫として知られ、総称して稲虫(いなむし:蝗)といわれるようです。

最近のニュースで「蝗害」(こうがい)という言葉を耳にしますが、生活条件の変化によって相変異(そうへんい)を起こす一部のバッタ(飛蝗・蝗虫)の大量発生による災害をいうようで、アラビア半島やアフリカ、西アジアなどでサバクトビバッタの大発生による農作物被害が深刻な問題となっています。


神さまの恵み

2020年6月13日

コロナ禍による影響はあっても、清浄を旨とする神社にあっては、日々の清掃整備は重要な職務です。

神社は鎮守の杜(もり)によって荘厳な雰囲気を保っていますが、尊い立木(たちき)に敬愛、親しみの念を抱くものです。

天地(あめつち)の中に満ちたる草木まで神のすがたと見つつ恐れよ 卜部兼邦

さて、昨日は植木職人により、枝の剪定(せんてい)作業が行われました。

豊後梅(ぶんごうめ)の実が熟し始めたこともあり、神さまの恵みをありがたく収穫しました。

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時鳥の聞き做し

2020年6月12日

今日の境内では、夏鳥のホトトギス(時鳥・杜鵑・霍公鳥・郭公・子規・不如帰・蜀魂・杜宇・田鵑・沓手鳥など)の雄(おす)が「キョッキョッキョキョキョキョ」[他に「テッペンカケタカ」「ホゾンカケタカ」「特許許可局」などと聞き做(な)す]と鳴いていました。

『万葉集』に「霍公鳥(ほととぎす)来(き)喧(な)く五月(さつき)に」とありますが、正(まさ)しく〝喧(かまびす)しい〟(やかましい・さわがしい)という印象です。

春に鶯(うぐいす)の鳴き声をよく耳にしましたので、その巣に托卵[たくらん;他種の鳥の巣に産卵し、その鳥に抱卵(ほうらん)・育雛(いくすう)させること]したのかもしれません。

花札「藤に杜鵑」

花札「藤に杜鵑」

この鳥は卯月鳥(うづきどり)、早苗鳥(さなえどり)、文目鳥(あやめどり)、橘鳥(たちばなどり)、妹背鳥(いもせどり)、黄昏鳥(たそがれどり)、偶鳥(たまさかどり)、時つ鳥、田長鳥(たおさどり)、勧農鳥(かんのうちょう)、夕影鳥(ゆうかげどり)、夜直鳥(よただどり)、魂迎鳥(たまむかえどり)、死出田長(しでのたおさ)と数多(あまた)の異名をもつことでも有名です。

多くの和歌に詠(よ)まれ、古典文学や漢詩(かんし)に登場する印象深い鳥でということが分かります。

図鑑などを見ると毛虫(けむし)を好んで食すようで、ありがたい反面、樹木の消毒も気に掛けなければならない時期です。