相模国三ノ宮・比々多神社

生活の指針

2016年10月27日

今年も残すところ2ヶ月余りとなり、早くも企業の年頭安全祈願祭の問い合わせが始まりました。

年末にお頒(わか)ちする神棚のお神札準備も間もなく整える頃です。

来年は平成29年・皇紀2677年・西暦2017年、丁酉(ひのととり)です。授与所(じゅよしょ)では暦(れき・こよみ)の頒布(はんぷ)をしていますので、神事の心得、農事の目安、生活の指針として是非ご利用ください。

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今年も菊華会による菊小屋づくりが行われました。

陽気の関係で花が少し遅れているようですが、間もなく大菊の鉢や小菊の懸崖(けんがい)づくり、盆栽菊などの搬入されます。


年2回の恒例行事

2016年10月26日

昨日は今季一番の冷え込みとなり、午後には17日以来となる雨が降り出しました。

境内では日に日に落葉が増え始め、少し遅れている菊の開花が待ち遠しいところです。

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さて、昨晩は第73回榊会正式参拝を執り行いました。

氏子総代として神社にご奉仕下さった皆さんの年に2回の恒例行事です。

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地域の様々な話題で懇親が図られ、毎回のことながら、和やかで楽しい交流の場となりました。


神社庁舎上棟祭

2016年10月25日

昨日は雲一つ無い青空の下、神奈川県神社庁新庁舎上棟祭(じょうとうさい・むねあげのまつり)が横浜市磯子区磯子台で執り行われました。

上棟祭は各種建物の新築にあたり、棟木(むなぎ)を上げる際に行われる祭儀(さいぎ)です。

6月17日に地鎮祭(じちんさい)が斎行(さいこう)されてから、災禍(さいか)なく順調にこの日を迎えましたが、今後長く新殿(しんでん)新室(にいむろ)に禍(わざわい)なく、幸あれと願うものです。

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祭儀では家屋の守護神である屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)・屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)と、工匠(こうしょう=大工)の神である手置帆負命(たおきほおひのみこと)・彦狭知命(ひこさしりのみこと)の4柱(よはしら)の神々をお祭りします。

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部材には県内産の桧(ひのき)が用いられていますが、その屋上に桧(ひのき)の幣串(へいぐし)3本、両脇に天の弓矢、地の弓矢が飾り立てられました。

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上棟祭は工匠の仕来(しきた)りで種種の仕方で行われる神事ですが、棟木の位置を測量・検地(けんち)する「丈量の儀」(じょうりょうのぎ)、棟木を棟に曳上げる「曳綱の儀」(ひきつなのぎ)、棟木を棟に打ち固める「槌打の儀」(つちうちのぎ)、災禍(さいか)を除く「散餅散銭の儀」(さんぺいさんせんのぎ)が本義に基づいて相次いで行われました。

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閉式後、「福餅福銭散供」(ふくもちふくせんさんく)が行われ、大勢集まった近隣の子供たちや住民に、お祝い分けの紅白餅や福銭、お菓子などが撒(ま)かれました。

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神宮大麻の調整

2016年10月24日

昨日は神社下の御神田で、はさがけされた稲の脱穀(稲こぎ)作業が行われました。

今後、県内各社の新嘗祭(にいなめさい:11月23日)に間に合うように、神奈川県神道青年会により準備が進められます。

また、古代米の藁(わら:)は年末に神社の御神木と鳥居の注連縄(しめなわ)づくりに用いられる他、例祭(4月22日)・国府祭(5月5日)の粽(ちまき)行事の俵(たわら)として用いられます。

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さて、相模中連合支部(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市)宮司会が21日に開催され、神宮大麻(じんぐうたいま)の頒布数(はんぷすう)に応じた調整が行われました。

神棚に奉斎(ほうさい)する神宮大麻は、伊勢の神宮において様々な祭典を経て1体ずつ丁寧に奉製(ほうせい)され、全国の神社を通して各家庭に頒布されています。

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また、年内最後の会合とあって、新年会の日程などについても話し合いが行われました。

年末年始は神職にとって引き締まる季節です。

神宮大麻に関する広報物

神宮大麻に関する広報物


青年たちの粋な計らい

2016年10月23日

秋の季節の最後の二十四節気で「霜降(そうこう)」となりました。

霜が降りるには早いものの、山の木々の葉が紅葉し始める頃です。

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さて、今日は氏子の青年会長の神前結婚式を執り行いました。

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秋の澄んだ青空の下、新郎は紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)で凜々(りり)しく、新婦は清浄を意味する白無垢(しろむく)姿に神聖な綿帽子(わたぼうし)を被(かぶ)り、粛々と参道を参進して婚儀を進めました。

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結婚式が閉式して退下(たいげ)するや否(いな)や、氏子青年たちの粋(いき)な計らいで、囃子太鼓(はやしだいこ)が賑やかに響きわたるとともに、樽神輿(たるみこし)でお祝いの演出が行われました。

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喜びと驚きのご両人でしたが、良き仲間に囲まれて、太鼓の音以上に心に響く素敵な結婚式になったのではないでしょうか。


誼を結ぶ

2016年10月22日

昨日は中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が平塚八幡宮で開催され、第43回参拝旅行の取りまとめが行われました。

今年はバス3台で茨城県方面の神社を団体参拝する予定です。

庭中の阿須波(あすは)の神に小柴(こしば)さし吾(あれ)は斎(いあは)はむ帰り来(く)までに 『万葉集』

これは旅路の安全を祈る、待つものの思いが詠まれた歌です。

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良好な関係を築くことを「誼(よしみ:好)を結ぶ」といいますが、普段以上の交わりが得られるのも旅行の楽しみの一つです。

〝言葉(言)で宜しく(宜)〟と交わしつつ、深い親しみ、誼を通じる旅路となることを心待ちにしています。


恐れのなかに恐るべかりける

2016年10月21日

昨日の汗ばむ陽気とは異なり、今日は過ごしやすい天候の中、一般住宅や老人ホームの新築工事にあたり、地鎮祭(じちんさい)のご奉仕がありました。

地鎮祭では土地の守護神を祀(まつ)って神慮(しんりょ)を和(なご)め、土地の平安堅固(へいあんけんこ)、工事の安全無事を祈るとともに、「風吹き荒び氷雨降りしきるとも地震雷の災いなく・・・、」と自然災害が及ばぬことを祈ります。

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祝詞(のりと)では「地震」を「なゐ」と読みます。「な」は土地の意で、「ゐ」は居のことで、原義は大地のようです。

『徒然草(つれづれぐさ)』『枕草子(まくらのそうし)』と合わせ三大随筆に数えられる鴨長明(かものちょうめい)の『方丈記(ほうじょうき)』には、天変地異に関する記述がいくつかありますが、元暦大地震(1185年)について「恐れのなかに恐るべかりけるはただ地震(なゐ)なりけり」(恐ろしいことの中で恐るべきものはただ地震である)とあります。

本日の午後2時7分頃、鳥取県中部を震源とする震度6弱、規模(マグニチュード)は6.6と推定される地震が発生しました。

熊本地震(4月14日)の恐ろしい記憶が薄れぬ中、今後の安全無事を祈るばかりです。


行楽日和

2016年10月20日

伊勢原市のストーリーを含む19件が、平成28年度の日本遺産に認定(4月25日)されました。

その構成文化財の一つとして、『広報いせはら』(10月15日号)に当社の記事が掲載されています。

広報いせはら

広報いせはら

さて、今日は都内から私立高校の保護者会や歴史の会・古文書の会などのバス参拝が続きました。

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汗ばむぐらいの陽気でしたが、絶好の行楽日和となりました。

日陰を利用して、神社の由緒や祭礼行事はもちろんのこと、注連縄(しめなわ)や俵(たわら)づくりなどについて縷々(るる)お話をさせて頂きました。

郷土博物館

郷土博物館

三之宮郷土博物館では、装飾大刀(そうしょくたち)や馬具、銅椀(どうわん)、銅鏡(どうきょう)などの展示品を、時間を掛けて熱心に見学されました。


511名の健康長寿

2016年10月19日

昨晩は、当社総代をつとめられた方々で組織する榊会(さかきかい)の役員会が開かれ、「第73回榊会正式参拝」(10月25日)についての話し合いが行われました。

年2回の開催ですが、皆さん楽しみにご参加のようです。

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さて、今日は比々多地区老人クラブ連合会(三宮老盛会、栗原老盛会、善波老人クラブ、坪ノ内老友会、白根長生会、笠窪ゆめクラブ、大住台楽生会、串橋長命会)の健康祈願祭を執り行いました。

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会員数は511名と非常に多いため、各老人会から5名ずつ40名が参列しました。

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8名の会長が代表で玉串を奉(たてまつ)り、会員一同の健康長寿を祈りました。

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直会(なおらい)は終始和やかに、お開きの時間まで賑やかで、楽しい交流の一時をお過ごしになったようです。


鎮魂という誠意

2016年10月18日

昨日に続いて、一昨日の慰霊祭後の「鎮魂太鼓奉納」(比々多神社・比々多地区自治会連合会共催)の様子をお伝え致します。

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雨天で2回取り止めとなった年を除き、比々多地区の連合太鼓奉納は今年で21回目を数えます。

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各太鼓連ごとに神社を参拝した後、開式行事では全体のお清めをして、一同で招魂社(しょうこんしゃ)に向かって拝礼をしました。

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宮司、自治会連合会長、市長のご挨拶に続き、今年の当番にあたる三ノ宮・三和会長から先人たちへの思いのこもった言葉が発せられました。

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今年も参加の太鼓連は三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会、神戸青年会、笠窪太鼓連、坪ノ内友の会太鼓連、善波太鼓連、串橋太鼓連、白根太鼓連の8太鼓連及びなでしこ囃子会で、定まった順に囃子(はやし)車を並べ、気合いの入った太鼓奉納、太鼓の競演が始まりました。

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特に、なでしこ囃子会の小・中学生に向けられた眼差しは、とても温かな様子であり、拍手も一際大きかったようです。

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他地区ながら田中長寿会の皆さんも特等席を構えて各地区の競演を聞き入り、「自分たちもまだ現役」と気概の高さを示していました。

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比々多地区内に太鼓の音が広く響きわたり、青空高く先人たちにもしっかりと伝わったのではないでしょうか。

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鎮魂という誠意が地域の人たちの和となり、今年も大いなる実りをもたらしてくれました。