昨日に続いて、一昨日の慰霊祭後の「鎮魂太鼓奉納」(比々多神社・比々多地区自治会連合会共催)の様子をお伝え致します。
雨天で2回取り止めとなった年を除き、比々多地区の連合太鼓奉納は今年で21回目を数えます。
各太鼓連ごとに神社を参拝した後、開式行事では全体のお清めをして、一同で招魂社(しょうこんしゃ)に向かって拝礼をしました。
宮司、自治会連合会長、市長のご挨拶に続き、今年の当番にあたる三ノ宮・三和会長から先人たちへの思いのこもった言葉が発せられました。
今年も参加の太鼓連は三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会、神戸青年会、笠窪太鼓連、坪ノ内友の会太鼓連、善波太鼓連、串橋太鼓連、白根太鼓連の8太鼓連及びなでしこ囃子会で、定まった順に囃子(はやし)車を並べ、気合いの入った太鼓奉納、太鼓の競演が始まりました。
特に、なでしこ囃子会の小・中学生に向けられた眼差しは、とても温かな様子であり、拍手も一際大きかったようです。
他地区ながら田中長寿会の皆さんも特等席を構えて各地区の競演を聞き入り、「自分たちもまだ現役」と気概の高さを示していました。
比々多地区内に太鼓の音が広く響きわたり、青空高く先人たちにもしっかりと伝わったのではないでしょうか。
鎮魂という誠意が地域の人たちの和となり、今年も大いなる実りをもたらしてくれました。