全国的な大雪となり、当地でも厳しい寒の寒さが続いています。
立春正月、一陽来復の春が待ち遠しいところです。
さて、このところ「厄年」についての問い合わせの電話があります。日本では古くから、元旦を迎えると、1つ年をいただくということで、数え年で行うのが基本となります。
また、「八方塞がり」ですが、人は生まれ年により一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白金星、九紫火星(○○□気性とも)という9つの気性に分けられます。これは、産声を上げたとき(年・月・日・時)に吸う気に、その人を支配する運命ともいえる九気が定まります。
今年は「六白金星」が中宮(ちゅうぐう)に回座し、八方塞がりとなります。
「年齢早見表」とともに、以下に添付いたしますが、生まれ年の九気の簡単な計算方法を示します。
例えば、昭和42年生まれなら、4+2=6を起算数字12から引くと、12-6=6(六白金星)となります。また、昭和11年生まれは、1+1=2を12から引いて、12-2=10となりますが0を除いた数字で、一白水星となります。
但し、起算数字は、昭和・平成生まれのみ12で、大正なら8となります。
西暦であれば、起算数字11から引けば同様の回答を求めることができます。則ち、1977年生まれなら、1+9+7+7=24で、2+4=6。これを11から引いて、11-6=5(五黄土星)となります。
*九気は立春を起点とするため、1月1日から節分(立春の前日)生まれの方は、前の年の星回りとなります。
お仕舞いに、「厄除」「八方除」祈願の時期ですが、基本的には年初(節分まで)に行うのが妥当かと思います。地方により、特定の期間を設けているところもありますが、春の始まり、または年頭の早い時期にお祓いを受けた方が、何より安心かと思います。