24日早朝、作業の安全と復興の祈りを込めて青葉神社(仙台市青葉区)へお参りしました。
青葉神社は仙台藩祖である伊達政宗公をおまつりする神社ですが、石鳥居が倒壊したままの状態でした。
しかしながら、この日は運良く年に一度の大祭、例祭日でした。ご神意が発揚され、地域の絆が更に深まり、復興に向けて元気が出てくるようお祈りするところです。
さて、この日は仙台市のお隣り、多賀城市へ入りました。見た目には、前日の塩竃市よりも被害状況はひどく感じました。信号も未だに点灯せずに、警察官が交通整理をしていました。
市街化区域の農地では、行政が瓦礫処理を出来ないとのことで、その支援作業を行いました。
ここでは、朝霞JC(埼玉県)の人たちと共同で作業を行いました。持参した大量の土嚢袋(どのうぶくろ)が活躍しました。
人の手では運搬が困難な大木やコンテナなどがありましたが、土建業の仲間がユンボを借りてきたため、難なく運び出し、整地まで綺麗にすることができました。

撤去した瓦礫の山
畑を所有する農家の方の「ふるさとことば」は、時折聞き取れないこともありましたが、とても満足げな様子でした。

作業を終えて
一人ではできないことも、みんなの汗で成し遂げた達成感を感じました。
その後、被害のひどい七が浜の惨状を視察いたしました。
元の綺麗な景勝地と穏やかな生活地に戻るには長い時間と大きな力が必要だと思います。遠隔地に住む人ができることを考え、その思いを多くの人の力で形にしていく努力が大切です。
僅かでしたが、色々なことを考えるとても有意義な2日間でした。