23日・24日の両日、禰宜が災害復興支援ボランティアで宮城県に行ってきましたのでご報告いたします。
22日(日)夜10時過ぎ、伊勢原青年会議所(JC)現役及びOB有志18名が集結し、車4台で出発いたしました。
23日(月)朝5時過ぎ、塩竈港に到着いたしました。自衛隊や警察、消防などの方々の姿を見かけました。
本事業は塩竈青年会議所が窓口となり、復興支援ボランティアの調整役となってくれました。
私たちへの取材はありませんでしたが、テレビ局が2社船に同乗していました。
マリンゲート塩竈(塩竈港)から、桂島、野々島、石浜島を経由して、所用時間1時間で寒風沢島(さぶさわじま)へと渡りました。

クレーンで小型船を引き上げる様子
寒沢島は人口200名強の島ですが、高齢の方は避難のため島から離れている様子でした。
島の副区長さんの指示により、1班は瓦礫木材の運搬と焼却作業、もう1班は再び船に乗って朴島(ほうじま)に向かい、生活主要産業である生かき処理場の汚泥掻き出し作業にあたることになりました。
持参した安全長靴、ゴーグル、耐油ゴム手袋、防塵マスクが役に立ちました。一輪車とスコップをフル回転させて作業にあたりました。
作業所の中も外も汚泥が層をなしていました。今後気温が上昇すると臭いもきつくなってくると思われます。
最初は、悪臭とその重さに辟易としましたが、何とか協力して作業を進めることができました。
1日で出来る作業には限りがあり、大したこともできませんでしたが、支援の行き届かぬ離島での作業はとても良い経験となりました。

朴島での作業を終えて
島の人たちはとても優しく、心のこもったおむすびをいただきました。また、生かきまでお土産にいただいてしまい、私たちが忘れている何かを与えてもらった気がしました。

寒風沢島で2班合流して