相模国三ノ宮・比々多神社

国府祭② 金目観音で休息

長い年月にわたる国府祭の中では、田畑を通って耕作人との支障を来たしたものが文書として残っていたり、血を見ないと急坂を登れないことから “ 血見せ坂 ” と名付いたり、歴史あるお祭りならではの逸話や小話が沢山あります。

金目行在所お着きの式を終えて

金目行在所 着御齋

現在では車を利用していますが、昔は八十八ヶ村による村渡しで国府(大磯)まで赴きました。

神戸の地をバスで出発した一行は、金目の古刹(こさつ)・天台宗の光明寺(こうみょうじ)で着御祭(ちゃくぎょさい)を執り行いました。

光明寺

板東七番札所 金目観音(光明寺)

ご住職を始め檀家の役員さんが敬神講を組織し、今年も祭場準備を調えて気持ちよくお迎えしてくれました。

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暫しのほど寺務所で休息を取らせていただいたのち、金目川の清き流れで神輿は禊(みそぎ)となりました。

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今年は「なでしこ囃子会」や地元「御嶽太鼓連」の太鼓も加わり、とても賑やかな中で雰囲気も最高となりました。

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上:なでしこ囃子会  下:御嶽太鼓連

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こどもの日の鯉のぼりも風になびき、楽しく心地よい金目観音の一時でした。

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