相模国三ノ宮・比々多神社

日本の誕生日

今日は国民の祝日で「建国記念の日」。いわば日本の誕生日です。

国民の祝日に関する法律(祝日法)には「建国をしのび、国を愛する心を養う」と明文化されています。

全国の神社では「紀元祭」(きげんさい)を中祭(ちゅうさい)として執り行い、神武天皇建国の鴻業(こうぎょう=大きな事業)を仰ぎ、いよいよ民族の自覚を深め愛国の意識を新たにし、以て皇運の隆昌と国威の発展とを神々に祈り上げます。

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戦前は「紀元節」として親しまれていましたが、戦後一旦廃止。その後多くの国民の声により、昭和41(1966)年にあらためて国民の祝日に加えられました。

『日本書紀』には、「辛酉(かのととり)年春正月、庚辰(かのえたつ)朔(ついたち)、天皇(すめらみこと)橿原宮(かしはらのみや)に即帝位(あまつひつぎしろしめす)」とあります。

神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといはれひこほほでみのすめらみこと)、つまり神武天皇(じんむてんのう)が大和国(やまとのくに:現在の奈良)の橿原の宮に初代天皇として即位されました。

これを太陽暦に換算すると、紀元前660年2月11日にあたり、今年は皇紀(こうき)2673年となります。

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社務のため出掛けることは叶いませんでしたが、日本の建国を祝う会(神社本庁内)主催による奉祝中央式典(渋谷公会堂)及び奉祝パレード(原宿表参道~明治神宮)が、今年も盛大に実施されました。

また、神奈川では奉祝式典及び記念講演(宮崎正弘氏)が神奈川県民ホールで開催されました。

もちろん、全国の各地でもお祝いの行事が行われています。

2.11

明治天皇御製 橿原の宮のおきてにもとづきてわが日本(ひのもと)の国をたもたむ

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