2021年1月 のアーカイブ

感染症対策の状況

2021年1月9日 土曜日

緊急事態宣言下の三連休初日を迎えました。

初詣や日々のお参り、企業や個人の新年祈祷、御朱印巡り等、参拝の目的は其々(それぞれ)ですが、境内は人の出入りの絶えない一日でした。

IMG_4531

参道には足型を貼り、身体的距離の確保を促していますが、皆さん当たり前のように距離を保ち、静かにお参りをなさっています。

また、10カ所(祈祷控所、拝殿、御朱印受付、祈祷受付、絵馬書所、おみくじ、授与所)に手指消毒液を配置していますが、おみくじの際に利用する方が最も多いようです。

お手洗いには薬用ハンドソープがございますのでどうぞご利用下さい。

緊急事態宣言下の行事予定

2021年1月7日 木曜日

明日8日から2月7日までの一ヶ月間、東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出されました。

当社では分散による初詣を受け入れていますが、現状を踏まえ、今後の行事を含めた対策を検討する予定です。

IMG_4373

差し当り、「古神札焼納祭」は1月14日(木)午後3時から斎行しますが、神事のみ執り行い、「どんど焼き」(団子焼き)は行いませんのでご注意下さい。

尚、神棚(かみだな)につきましては社務所にて承りますが、御神札(おふだ)、御守、注連縄(しめなわ)飾りは随時納めて頂いて結構です。

その他のものは受け入れられませんので、予めご理解下さい。

また、「節分追儺祭」(今年は2月2日)は祭儀のみ斎行(さいこう)する予定です。

特設舞台での「豆まき・宝まき」は執り行いませんのでご注意下さい。

変わらない祈り

2021年1月6日 水曜日

仕事始めの4日から、製造業、加工業、商社、販売業、印刷業、飲食業、不動産業、建設業、建築業、建具業、解体業、管工事業、廃棄物処理業、造園業、運輸業、運送業、医療機関、福祉施設、管理業、保険代理業、サービス業等、あらゆる職種の企業参拝が続いています。

お陰様で、事前予約と日時をずらした分散参拝、また人数制限にもご理解とご協力を賜り、例年を下回るものの多くの企業の方々がお参りになり、変わらない祈りを捧げています。

IMG_4512

また、出張による年頭安全祈願祭では、参列者の人数を減らして密を避けたり、玉串拝礼の人数を少なくして時間短縮するなど、感染症対策にも工夫をこらしつつ、安全の祈りを捧げています。

授与品について

2021年1月5日 火曜日

4日、5日と予定時間よりも早い午前7時半から授与所(じゅよしょ)を開きましたが、明日(6日)からは午前8時半から午後4時半までの開閉所となります。

また、例年であれば三が日を過ぎると臨時の授与所(テント)は閉めていますが、密を避けることから臨時の授与所のみ開いています。

IMG_4507

参拝の自粛や分散参拝もあり、授与品の頒布(はんぷ)も例年より少なくなっていますが、干支(えと)の縁起物等で準備した数量を全て授与したものも出てきました。

〝 お願い 〟

2021年1月4日 月曜日

三が日は境外において、露店商やキッチンカーによる出店がありましたが、お陰様で持ち帰りや車内での飲食が徹底され、境内での飲食はありませんでした。

今日は官庁御用始め、早朝から仕事始めの企業参拝が続きましたが、分散による個人祈祷も多くお見えになりました。

祈願絵馬

祈願絵馬

11月から「ひとことお願い串」(初穂料200円)を社頭に置いていますが、元日から多くの〝 お願い 〟をお受けしています。

IMG_4463

感染症の影響により、本年に限り「棒みくじ」を控えていますが、箱みくじ、彩(いろどり)みくじ、こどもみくじ、恋みくじ、幸福みくじ(天然石)、とんぼ玉みくじ、アマビエみくじ、干支みくじをご用意しています。

IMG_4464

三が日を終えて

2021年1月3日 日曜日

元日は参拝を自粛して翌日に、という方も多かったのか、2日は例年よりも少なかったものの、多くの人出がありました。

IMG_4417

身体的距離を確保することが当たり前となっているため、心配していた列の並びも問題なく安心しました。

感染症予防のため、鈴緒を巻き上げていることもあり、却(かえ)って時間を要さずに列が進んでいる様子です。

2日 午後3時半

2日 午後3時半

本日で三が日が過ぎましたが、今後も感染症対策を施してまいりますので、分散参拝、境内でのマスク着用、手指消毒液のご利用、静かな参拝を心掛けて頂きますようご協力をお願い致します。

明日(4日)の授与所は、午前8時から午後4時半の開閉となります。

牛にあやかる

2021年1月3日 日曜日

参拝者が最も多く訪れる初詣にあたり、感染症対策をどう実施していくか、数ヶ月にわたり研究と実践を試行錯誤してきました。

年末年始になって、恐れていた感染状況が拡大し、神社・仏閣への初詣は報道の通り、大幅な減少となりました。

2日の朝日

2日の朝日

当社でもかつてない程のまばらな参拝状況で、感染防止対策への警戒と安堵が入り交じり、非常に複雑な心境となっています。

IMG_4430

文武天皇の慶雲3年(706)には、疫病を祓うために土牛(どぎゅう:土で作った牛の像)を宮城の門口に立てた事が『続日本紀』に記されています。

また、菅原道真(すがわらのみちざね)公をおまつりする神社、天神(てんじん)さまには、「使いの牛」が見られますが、「撫牛」(なでうし)といって、自分の病気を治す信仰が今なおあります。

信仰が科学だった時代とは異なりますが、丑歳(うしどし)にあたり、牛の神秘な力にあやかりたいです。

因みに、当社境内にも天神さまがおまつりされています。

歳旦祭

2021年1月3日 日曜日

明けましておめでとうございます。

本年も拙ブログをご笑覧下されば幸いに存じます。

133741549_1333908410310198_2406486868333358280_n

さて、遅ればせながら、「歳旦祭」(さいたんさい;元日午前零時斎行)の様子を掲載します。

132888043_147968473568018_2690933048826951543_n

この祭事は神社祭祀規定の中祭(ちゅうさい)に定められる祭儀で、元日の早旦(そうたん)に新年を寿(ことほ)ぎ、皇室の弥栄と世界の平和、国家・国民の平安、氏子崇敬者の平穏無事を祈念するものです。

所管の兼務社15社でも同様に執り行っています。

133442125_718318218821191_2138096863200776659_n

歳旦祭に続いて元旦大祈祷を執り行い、夜が深々とふける中、今年も厳かにお仕えすることができました。

撮影:増山正芳氏