2018年7月 のアーカイブ

第46回神社総代会総会

2018年7月20日 金曜日

昨日は第46回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会が平塚市中央公民館大ホールで開催されました。

中郡二宮町、大磯町、平塚市、伊勢原市、秦野市一部に鎮座する87社から300名近い会員が参加し、当社からも宮司、禰宜、責任役員、総代、表彰者等17名が出席しました。

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冒頭、天皇陛下御即位三十年奉祝記念として斎行された相模國府祭(5月5日)のDVD映像を鑑賞しました。

普段は自分たちの祭事に従事していることもあり、各社の祭場までの様子等を窺い知る良い機会となりました。

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上程の議案が全て可決され、本年度の事業が進められます。

来る11月19日(月)・20日(火)には、45回目となる参拝旅行(高麗神社、古峯神社、日光東照宮、二荒山神社、輪王寺、宇都宮二荒山神社)が実施されます。

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功労者表彰(年功功績、功績、篤志寄付、特別表彰)では、50名の方々がその栄に浴されました。

当社からは2名、所管する兼務神社から7名の皆様が表彰をお受けになりました。

保育棟新築工事地鎮祭

2018年7月18日 水曜日

連日にわたって、環境省が設定している暑さ指数「危険(一番高いレベル)」の予報が出され、猛暑のトンネルから抜け出すのはまだ先になりそうな気配です。

境内ではミンミンゼミや蜩(ひぐらし)の鳴き声を耳にするようになりました。

また、日差しの強い石の上では、青い尻尾のニホントカゲをよく目にします。

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さて、大安吉日の良き日、幼稚園において保育棟新築工事の地鎮祭を御奉仕しました。

小学校就学前の子供に保育と教育を一貫して提供する施設として、内閣府では「認定こども園」の認可を進めていますが、伊勢原市内では幼稚園機能と保育園機能を併せもつ幼保連携型認定こども園が増加しています。

今後も少子化が進むと見込まれる中で、教育・保育・子育て支援を一体的に提供する施設に注目が集まりそうです。

虫送り行事

2018年7月16日 月曜日

海の日の今日、茅ヶ崎の南湖(なんご)の浜(西浜海岸)に、寒川町・茅ヶ崎市から40基もの神輿が揃う湘南随一の祭事「浜降祭」(はまおりさい:県無形民俗文化財指定)が執り行われました。

その影響もあってか、寒川神社を起点に相模國府祭の類社(るいしゃ)を巡る御朱印参拝の多い一日でした。

日向神社にて

日向神社にて

さて、昨夕は特定非営利活動法人伊勢原森林里山研究会の主催する「虫送り行事」が日向の棚田で行われ、兼務する日向神社(伊勢原市日向)において、お清めのお祓いを執り行いました。

その後、日向薬師住職による虫供養が行われ、法螺貝(ほらがい)を吹く山伏(やまぶし)を先導に、松明(たいまつ)を掲げ、参加者(約70名)も火を灯して田んぼの周りを練り歩きました。

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かつては農作物を害虫から守り、豊作を祈る目的で行われてきた伝統的な農耕行事でした。

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夏祭りが各地で盛んに

2018年7月15日 日曜日

今日も激しい暑さの一日でしたが、西日本の豪雨災害を思えば熱中症に注意を払いつつ、元気に生業に従事出来ることに感謝しなければいけません。

文月も折り返しの15日、月次祭(つきなみさい)をお仕えし、災害復興の願いをもこめて御神前に額(ぬか)づきました。

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今週末も夏祭りが各地で盛んに行われています。

本日は兼務する八剱神社(平塚市上吉沢)の八坂神社祭礼で、神輿渡御(みこしとぎょ)が賑やかに行われました。

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正午の式典につき暑さの極みでしたが、大人も子供も元気いっぱいに神輿を担いで氏子中を巡りました。

今年一番の暑さ

2018年7月14日 土曜日

三連休の初日にあたり、今日は早い時間から地鎮祭が重なりました。

ほぼ風もなく、猛烈な暑さの中、祭典奉仕を終えると汗びっしょりです。

また、出張結婚式や祖霊祭、神明社(伊勢原市上平間)の夏越大祓と祭事を予定通りお仕えすることができました。

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午後には日本遺産認定記念のツアー御一行(28名)がお参りになりました。

新宿出発・解散の日帰りバスツアーで、大山阿夫利神社から下って当社にお立ち寄りになり、相模国の二之宮・川匂神社、一之宮・寒川神社を巡る内容でした。

当社では三之宮郷土博物館を御案内し、由緒や祭事、周辺の遺跡・遺物等について御説明し、神輿を御覧頂きました。

今年一番の暑さの中、ようこそお参り下さいました。

凍み水

2018年7月13日 金曜日

今日も早い時間から気温が上がり、暑い週末となりそうです。

木々からはニイニイゼミに続いてミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきます。

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毎年7月13日は、兼務社・稲荷神社(伊勢原市下平間)の鎮座する下平間地区において、清水祭(しみずさい)をお仕えしています。

朝早くから地域の人たちが池さらいや水路の清掃を済ませ、水神池と農業用水の流れる隧道(ずいどう)で、清々しく神事を執り行いました。

季節の野菜等を沢山お供えし、清冽(せいれつ)な湧(わ)き水を称(たた)え、「夏の盛りにも涸(か)れることなく、荒き雨風に溢(あふ)れることなく」と水神さまに祈り上げました。

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清水の語源は「凍み水」ともいわれますが、山清水、岩清水、苔(こけ)清水、岨(そば)清水、磯(いそ)清水、底(そこ)清水、門(かど)清水、家清水、寺清水、庭清水、浅(あさ)清水、涸(かれ)清水など、場所や状態で多くの言い方があるようです。

楽しいお出掛け

2018年7月12日 木曜日

当地では来週で学校も終業となり、子供たちにとっては楽しみな長期の夏季休暇に入ります。

夏の賞与が支給される時期にあたり、新車を購入される方も多いと思われます。

当社でも今月に入ってから、真新しい車のお祓いが続いています。

行楽の季節にあたり、外出の機会も増えるでしょうが、ゆとりをもって安全運転につとめ、楽しいお出掛けとなるようお祈り申し上げます。

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現在、伊勢原市内では夏の交通事故防止運動(7月11日-7月20日)が実施されています。

伊勢原警察署によると、6月中の管内の事故件数は減少していますが、地区別では板戸、東大竹、岡崎、上谷の地域において、昨年より発生件数が増加しているようです。

幸せそうな雰囲気

2018年7月11日 水曜日

本日の総務省の発表によると、日本人の総人口(平成30年1月1日現在)は1億2520万9603人で、9年連続の減少であり、減少幅は過去最大とのことです。

また、出生者数は2年連続で100万人を割り、94万8396人と過去最少を更新し、11年連続で死亡者数が出生者数を上回り、過去最多を更新する39万2378人の自然減となったようです。

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さて、大相撲夏場所は4日目を迎えましたが、今日は「一心泣き相撲比々多場所」(9月17日)開催にあたり、産婦人科医や関係各所へチラシのお願いに回りました。

対象が生後半年から2歳半の赤ちゃん(男女とも)ということで、初宮詣りでお参りの方には御案内を差し上げています。

今朝は若い御夫婦がお参りになり、安産守をお受けになりました。

今月の戌の日に、あらためてお参りになる御様子でしたが、とても幸せそうな雰囲気を感じました。

〝 産の宮 〟(三之宮)の神さまの御加護のもと、元気な赤ちゃんを出産されますように。

誠心誠意

2018年7月9日 月曜日

天皇皇后両陛下には、西日本を中心とした豪雨により甚大な被害が齎(もたら)されている広島・岡山・愛媛の各県知事に対し、侍従長(じじゅうちょう)を通じて被害者への追悼とお見舞いのお気持ちをお伝えになりました。

御予定のあった静岡への行幸啓(ぎょうこうけい)をお取り止めになり、御所(ごしょ)でお静かに被災地の無事を案じておいでになります。

畏(おそ)れ多い極みでありますが、歴代天皇が大切になさっている「国安かれ、民安かれ」という大御心(おおみごころ)であります。

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さて、昨今では様々な事情により、葬儀を営むことが出来ないお宅もありますが、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)にお遷(うつ)しする遷霊祭(せんれいさい)をお仕えすることになり、本日はその祭詞(さいし)を作文しました。

また、通夜の儀を行わずに当日のみという葬儀をお受けすることになり、明日はその相談にあたります。

葬儀社側にも戸惑いの様子を感じられますが、どうすれば本義にかなうのか、御遺族の悲痛な思いを受け止めつつ、故人を偲び、御霊の平安をもたらすことができるよう、誠心誠意、事にあたりたいと思います。

真田のお天王さん

2018年7月8日 日曜日

各地に出されていた大雨特別警報は全て解除されたものの、この度の西日本を中心にした豪雨による被害状況は、時間を追うごとに悲惨な様子が明らかとなっています。

犠牲者数は増すばかりで、未だ救助を必要とする人たちが多く存在します。

そして、安否不明者の数も多く、御関係の方にとっては無事を祈るしかない、いてもたってもいられない状況と拝察する次第です。

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さて、兼務社の真田神社(平塚市真田)では、昨日・今日と大祭を迎えました。

旧社格は郷社(ごうしゃ)で、古くから真田のお天王(てんのう)さまとして近隣に知られています。

昨今の大規模な区画整理事業により、居住人口が急増し、子供神輿(こどもみこし)も賑やかとなっています。

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大雨被害を蒙(こうむ)った各地の状況を思うと、非常に辛いところですが、当地は天候に恵まれ、大規模な改修工事を終えた大神輿に神さまをお乗せして、とても賑やかな祭礼となりました。

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