2018年6月 のアーカイブ

お見舞い申し上げます

2018年6月18日 月曜日

本日の午前7時58分頃、大阪府北部を震源とする地震が起こり、尊い命が失われました。

慎んでお悔やみ申し上げるとともに、罹災(りさい)に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

また、被災地ではガスの供給停止や断水が続き、早期復旧を願うところです。

神社には古い建物や玉垣・燈籠等、倒壊の恐れがある建造物もあるため、あらためて関係箇所の点検を行う必要があります。

第56回崇敬者祭

2018年6月17日 日曜日

お蔭様で、梅雨の合間の晴れに恵まれ、第56回崇敬者祭を執り行いました。

本当にありがたく、正月三箇日から本日に至るまで、今年は恒例の祭事は全て雨に降られることなく、穏やかにお仕えすることが出来ました。

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御神前には崇敬会員が各自お酒を奉(たてまつ)り、横山の如く花鉢をお供えしました。

また、参列者一同が玉串を奉って拝礼しました。

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式後は参集殿に移り、一通りの御挨拶を賜った後、昨年同様に「神社と神さまの基礎知識 その2」と題して禰宜による小一時間の講話を行いました。

神道と世界宗教を比較した上で、神話や古典を引き合いに、神道や日本人の有り様について、また明年の御代替りを前に皇室に関わる話にも触れ、神社理解の一端とさせて頂きました。

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初物の献備品

2018年6月16日 土曜日

昨日は月の折り返しの月次祭(つきなみさい)、半年の折り返しももうすぐです。

午後には中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が平塚八幡宮において開催され、総会(7月19日)に向けて事業報告、決算報告、事業計画案、予算案等の審議が行われました。

また、今秋実施する参拝旅行の日程や方面、来春の研修会日程などが決まりました。

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このところ梅雨寒(つゆざむ)の天候が続いていますが、今月に入ってから青梅や玉蜀黍(とうもろこし)等の神前奉納があり、神さまに初物の献備品をお召し上がり頂いています。

はっきりとしない天候でしたが、今日は茨城県水戸市から歴訪会の御一行37名がバスでお参りになりました。

明日は第56回崇敬者祭ですが、予報では梅雨晴れとなりそうです。

社頭講話研修会

2018年6月15日 金曜日

昨夕は神奈川県神社庁相模中連合支部(中郡二宮町、同大磯町、平塚市、伊勢原市、秦野市管内)の社頭講話研修会が大磯の地で開催され、当社から宮司以下禰宜、権禰宜2名が参加しました。

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初めに瀬戸神社(横浜市金沢区瀬戸)宮司さまから、明年に控える御代(みよ)替りについて、神社本庁調査部での経験則を交えながらお話を賜りました。

憲政史上初めてとなる御譲位(ごじょうい)ですが、約200年前の光格天皇の先例について触れつつ、多くの資料をもとに貴重な機会を得ることが出来ました。

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続いて、各社の若手神職7名による5分間の社頭講話が行われました。

氏子・崇敬者を対象にした講話内容ですが、同職の前で話すこともあり、良い緊張感を保ちながら自己研鑽の場となったようです。

また、聞く側にとってもそれぞれ新たな気づきがあったようで、充実した研修会となりました。

花鳥風月の中

2018年6月14日 木曜日

一昨日は総代奉仕による草刈り作業が行われました。

この時期はあっという間に草木が伸びますが、第56回崇敬者祭(6月17日)を前に、神社周辺がとても綺麗になりました。

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さて、今日は枝の伐採にあたり、2件で清祓の依頼がありました。

『古事記』や『日本書紀』(記紀)には多くの神々が登場しますが、古来日本人の神は花鳥風月(かちょうふうげつ)の中にあったともいえます。

花鳥風月は日本人の生活風土であり、生活に近い自然に存在するものです。

それ故に、山裾や浜辺に鳥居を立てたり、森の木や海の岩礁に注連縄を張って、自然を霊的な神の世界としてきました。

そうした日本人の神聖感覚により、こうしたお祓いが成り立っていることをお話して、工事の安全無事を祈り上げました。

中央委員会

2018年6月13日 水曜日

5月から地域でも各種団体の総会が続いていますが、本日は神道政治連盟の中央委員会が神社本庁で開催され、各都道府県から159名の中央委員が出席しました。

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明年には天皇陛下御在位30年を記念し、政府主催の記念式典が挙行されます。

天皇陛下には〝国安かれ、民安かれ〟と宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)でお祈りになるとともに、戦没者慰霊や被災地への御見舞いを通じて国家国民の安寧を常に御祈念遊ばされています。

その御聖績(ごせいせき)について改めて思いを致し、国民挙(こぞ)ってお祝い申し上げるべく、全国で奉祝(ほうしゅく)の気運を醸成(じょうせい)していく予定です。

また、憲政(けんせい)史上初めて行われる明年の御譲位(ごじょうい)に向けて、先例(せんれい)を尊重して皇室儀礼が伝統に則して執り行われるよう見守るとともに、御代替(みよがわり)の諸準備がしっかりと進められるよう働きかけていくことが確認されました。

本年は明治改元から150年の節目にあたりますが、独立を維持して近代国家の建設を推し進めた先人の叡智とたゆまぬ努力に学び、日本人による日本人のための、時代に即した本当の日本国憲法の実現に向けて、憲法改正の論議をしっかりと進めていかなければなりません。

調査事業

2018年6月12日 火曜日

少し前になりますが、6月7日の読売新聞に相模國府祭についての記事が掲載されました。

この神奈川県無形民俗文化財に指定されている伝統神事について、平成28年度から本年まで調査事業が実施されています。

現在、調査員による報告書の作成作業が進められ、平成31年度末を目途に国に提出される予定です。

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降られることなく

2018年6月11日 月曜日

当地は既に梅雨入り(6月6日頃)していますが、暦の上で入梅(にゅうばい;「つゆいり・ついり」とも)となりました。

台風5号の影響で梅雨前線が活発化し、雨の一日となりそうですが、境内・施設等は安泰です。

青梅

青梅

さて、昨日は御祈祷の合間をぬって、神前家婚式の御奉仕がありました。

雨の予報が出ていたので心配していましたが、何とか降られることなくおつとめすることが出来ました。

笑みを浮かべる新郎新婦に、多くのカメラが向けられていました。

御結婚おめでとうございます

御結婚おめでとうございます

虫送祭

2018年6月10日 日曜日

今朝は兼務する真田神社(平塚市真田)において、月次祭(つきなみさい)並びに虫送祭(むしおくりさい)を執り行いました。

生産者の方々は頒布(はんぷ)した虫除守(むしよけまもり)を田んぼに奉斎(ほうさい)しているようです。

最近は外来生物のジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)による稲の食害が増え、天敵のカルガモを放している田んぼも見られます。

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真田では来月に例祭を迎えることから、予定等の打ち合わせを済ませて神社へ戻りました。

880万人以上の参拝者

2018年6月9日 土曜日

昨日、神宮参与・同評議員会並びに伊勢神宮崇敬会代議員会が伊勢の地で開催され、全国各地から550名余りの神職・総代・その他関係者が出席しました。

会議に先立つ早朝、外宮(げくう)と内宮(ないくう)の正宮(しょうぐう)で御垣内(みかきうち)特別参拝、また、二所(にしょ)の荒祭宮(あらまつりのみや)と別宮(べつぐう)を遙拝(ようはい)、そして内宮神楽殿において大々神楽(だいだいかぐら)を奉奏(ほうそう)して頂きました。

内宮 宇治橋鳥居前

内宮 宇治橋鳥居前

伊勢の神宮は日本人の心のふるさとであり、私たち神職にとっても原点に立ち返る特別な場所です。

清々しい気持ちで神宮会館に移り、会合に臨むことが出来ました。

昨年は日本人のみならず、多くの外国人を含む880万人以上もの参拝者があったそうですが、その自然や歴史、伝統、文化の素晴らしさをあらためて感受したことでしょう。

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