2017年10月 のアーカイブ

6年目の稲作体験

2017年10月12日 木曜日

今朝は三ノ宮と栗原の老盛会による境内の清掃奉仕(37名参加)が行われました。

来週(18日)は、比々多地区老人クラブ連合会の健康祈願祭を執り行います。

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さて、昨日は青空が広がる好天の中、神社下の御神田において、比々多小学校5年生の稲刈り体験が実施されました。

平成24年にお受けしてから6年目となる自然体験です。

冒頭、参加者の安全を期して、お清めのお祓いを執り行いました。

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児童等は耕作者の指示に従いながら、1株ずつ丁寧に刈り取り、それを束ねる保護者にとっても良い汗となったことでしょう。

3学級が交代で取組み、空き時間には心心(こころごころ)に絵を描いていましたが、稲の観察や環境学習などにもなったようです。

最後は天日(てんぴ)干しのため、稲架(はさ)掛けにしました。

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今日の夕刻には、神奈川県神道青年会のメンバーが明後日(14日)の「抜穗祭」(ぬいぼさい)のための祭場準備をしていました。

予報では天候は厳しそうです。

元宮の鳥居建立

2017年10月11日 水曜日

本日の佳(よ)き日、氏子総代をおつとめになった方の御奉納で、旧宮山の元宮(もとみや:神社から約500㍍)に鳥居が建立されました。

今月5日に基礎の穴掘り、そして今日の建立の工事も自ら御奉仕下さいました。

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笠木(かさぎ)、島木(しまぎ)、額束(がくつか)、貫(ぬき)、楔(くさび)、柱、台石の部位がしっかりと施され、笠木には反(そ)りが、円柱の柱は内転(うちころ)びがある檜(ひのき)の明神鳥居(みょうじんとりい)です。

基礎が乾いた後、笠木に銅が葺(ふ)かれる予定です。

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天保5年(1834)の『社伝記』によりますと、永正(えいしょう)9年(1512)、小田原から岡崎城に攻め入った北条早雲(ほうじょうそううん:後北条氏の祖)は、「当国に威(い)を震(ふる)い近辺を乱妨(らんぼう)し、本宮、拝殿及び末社、神寳(しんぽう)、神器(しんき)に至るまで兵火のため灰燼(かいじん)す」とあり、当宮で奉仕していた神官(しんかん)・供僧(ぐそう)は逃げ散り、悉(ことごと)く衰廃(すいはい)したようです。

そして、天正(1573-1592)の初めに、社地が現地(旧神主屋敷)に移転遷座(いてんせんざ)となりました。

この旧宮山が当社の跡地であり、元宮となっています。

元宮からの眺め

元宮からの眺め

公示日

2017年10月10日 火曜日

公示日を迎え、第48回衆議院議員総選挙が始まりました。

遠い昔から地域の安全や国の安寧を祈るのが祭りであり、それが日本の伝統文化です。

そして、神社は地域の和により支えられていますので、地域の人たちの声が市や県、そして国に届き、ともに発展をしていくことを願っています。

22日(日)の投票日は正祭、地区戦歿者慰霊祭、鎮魂奉納太鼓、また初の開催となる骨董蚤の市にあたりますので、神社職員も期日前投票で責任を果たしたいと思います。

太鼓連による鎮魂太鼓奉納(昨年)

比々多地区太鼓連による「鎮魂奉納太鼓」(昨年)

大矢場祭場における打ち合わせ

2017年10月9日 月曜日

今日も秋晴れのお祭り日和となりました。

日月神社(伊勢原市沼目)の境内社・疫神社(えきじんしゃ)例祭に続き、境内の慰霊碑前で地区戦歿者慰霊祭を執り行いました。

逢親場祭場(おおやばさいじょう)の馬場公園

祭場となる馬場公園

さて、午後から「天皇陛下御即位三十年奉祝記念 相模国府祭」に向けて、類社(るいしゃ:寒川神社川勾神社・比々多神社・前鳥神社平塚八幡宮六所神社)による現地確認と打ち合わせが、総社(六所神社)と大矢場祭場(おおやばさいじょう=逢親場祭場)で行われました。

当社からも総勢20名(宮司・禰宜、責任役員、自治会、青年会、総代)が参加し、計画中の大神輿渡御(おおみこしとぎょ)に関して確認をしました。

月末には実行委員会が予定され、それぞれの課題検討や意見調整などを行います。

秋も酣

2017年10月8日 日曜日

暦の上では二十四節気の「寒露」(かんろ)、七十二候では「鴻雁来る」(こうがんきたる)となり、季節は仲秋から晩秋へと向かいます。

秋の諸行事も酣(たけなわ)となっています。伊勢原市内では明日の体育の日を前に、秋晴れの澄んだ空気の中、各地区で体力づくり体育祭が実施されました。

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当社では南金目神社(平塚市南金目)、神明社(同)、また同地内の御嶽神社の例祭奉仕、そして五霊神社(伊勢原市上粕屋)の例祭並びに地区戦歿者慰霊祭をお仕えしました。

神霊入れ神事

2017年10月7日 土曜日

連休入りの土曜日、朝から東名高速の下りは渋滞が続いています。

早朝まで雨が残りましたが、山王幼稚園の運動会は順延となり、明日は地区の体育祭と重なるようです。

社頭では七五三参りの家族連れが徐々に増え始め、千歳飴の準備も整っています。

また、雨の影響で足元の悪いところもありましたが、今日の地鎮祭は予定通りに行うことができました。

青柳地区

青柳地区

さて、明日は南金目神社(平塚市南金目)の例祭です。

氏子の各地域では神輿渡御(みこしとぎょ)を行いますが、今年も青柳地区と川前地区の神霊入れ神事をお仕えしました。

両地区とも大神輿と子供神輿が飾り立てられ、実りの季節らしく新米や芋類、栗や柿などが神前に横山の如く並べられました。

川前地区

川前地区

囃子(はやし)太鼓も賑やかに、地域の子供たちも大勢集まって盛り上がる宵宮(よいみや)です。

相模國式内社の會

2017年10月6日 金曜日

日中は気温があまり上がらず、肌寒さを感じましたが、予報通り午後3時ぐらいから小雨が降り始めました。

神奈川県の木に指定される銀杏(いちょう)ですが、まだ〝 銀杏紅葉 〟(いちょうもみじ=葉が黄色く色づく)には早いものの、種子である銀杏(ぎんなん)が実りました。

今年も神域の恵みを、祭儀の撤下品(てっかひん)として分かち配る予定です。

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さて、本日は第40回目となる「相模國式内社の會」総会が寒川神社で開催されました。

役員改選、事業報告、収支報告、新年度の事業計画、収支予算などが諮られました。

新年度も式内社巡拝を行う予定で、日帰りで埼玉県へ出掛けることになりました。

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神社庁例祭

2017年10月5日 木曜日

強い寒気の影響で、北海道や東北など、標高の高い山では初冠雪が観測されたようです。

当地でも朝晩の冷え込みが強くなっていますが、今日は今月最初の大安吉日にあたり、赤ちゃんの初宮参りや毎年創業日にお参りになる企業(サービス業)の安全と商売繁昌祈願祭がありました。

また、木の伐採(ばっさい)清祓や個人住宅・共同住宅の地鎮祭等の出張祭儀をご奉仕しました。

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さて、今日は神奈川県神社庁において、例祭並びに神宮大麻暦頒布始奉告祭(じんぐうたいまれきはんぷはじめほうこくさい)が執り行われ、県内各地から神職・総代が参列しました。

新庁舎が竣功して初めての例祭となりましたが、例祭式は例年と変わらず祭式(さいしき)通りに粛々と斎行(さいこう)されました。

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式後には県神社庁長を始め、神社本庁・統理(とうり)、神宮・大宮司(だいぐうじ)の名代(みょうだい)が交交(こもごも)ご挨拶されました。

来週には神宮当局から県内10支部あてに、新年の神棚におまつりする新しい神宮大麻が届くことになり、その後支部内各神社を通して氏子・崇敬者の家家に漏るることなく頒布(はんぷ)されるよう準備が進められます。

観月

2017年10月4日 水曜日

昨日から八月中秋分の末候で「水始めて涸(かる)る」となり、田んぼから水を抜き、稲刈りの時節。

近隣でも稲刈りが盛んで、農家の方から新米の奉納が続く時期となります。

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さて、今朝は予想外の雨が降りました。

1日から更衣(ころもがえ)をしたものの、雨儀(うぎ)のため夏用の狩衣(かりぎぬ)で地鎮祭奉仕となりました。

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今宵の「十五夜」(じゅうごや)にあたり、氏子の方が大きな里芋(さといも)や薩摩芋(さつまいも)を供えて下さいました。

月見団子(つきみだんご)や芋、御神酒(おみき)などを供え、芒(すすき)を飾り、お月さまをお祭りする風習ですが、残念ながら、中秋の名月は雲間から僅(わず)かに顔を覗(のぞか)かせる程度でした。

秋の行事

2017年10月3日 火曜日

今月の22日(日)は秋の大祭で「正祭」(しょうさい:午前9時)を迎えます。

崇神(すじん)天皇の御代に、神領地(しんりょうち)として「神戸」を賜ったことに感謝する祭礼です。

また、午前10時から比々多地区戦歿者慰霊祭を招魂社(しょうこんしゃ)忠魂碑(ちゅうこんひ)の御前で、比々多地区自治会連合会との共催で執り行います。

午後1時半からは神社左手の第2駐車場において、地区太鼓連による鎮魂太鼓奉納が行われます。

『 広報いせはら 』10月1日号

『 広報いせはら 』10月1日号

そして、今年は神社境内において比々多観光振興会による骨董蚤の市(こっとうのみのいち:午前9時から午後4時、雨天中止)が初めて開催されます。

三之宮郷土博物館では文化財の紹介、その他飲食の販売や花苗の無料配布(先着順:午前11時・午後2時)等も行われる予定です。

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