昨晩、本日と神葬祭のご奉仕がありました。
伊勢原市では百歳以上の長老は24方(平成26年1月1日現在)ですが、ご家族の祈りも叶わず「白寿」(はくじゅ:数え99歳)という口惜(くちお)しき生涯でした。
しかしながら、ご主人の葬儀から指折り数えて17年、多くの孫(11人)や曾孫(8人)に慕われた人生でもありました。
「その御恵みは海よりも深く山よりも高し、これぞ母の真心ならむ」
父母はわが家の神わが神と心つくしていつけ人の子 本居宣長
昨晩、本日と神葬祭のご奉仕がありました。
伊勢原市では百歳以上の長老は24方(平成26年1月1日現在)ですが、ご家族の祈りも叶わず「白寿」(はくじゅ:数え99歳)という口惜(くちお)しき生涯でした。
しかしながら、ご主人の葬儀から指折り数えて17年、多くの孫(11人)や曾孫(8人)に慕われた人生でもありました。
「その御恵みは海よりも深く山よりも高し、これぞ母の真心ならむ」
父母はわが家の神わが神と心つくしていつけ人の子 本居宣長
環境省が設定している暑さ指数「危険」レベルの予報が出されました。
熱中症がおこる危険性があり、十分な注意が必要です。
この暑さで午前中の地鎮祭は午後3時に変更になりましたが、気温は依然として高い状態です。
リフォームした住宅のお祓いに伺いましたが、冷房が効いていたお蔭で落ち着いてご奉仕ができました。
気温の上昇に身体がついていかないことがありますが、夏の盛りは比較的にお葬式があるもので、今晩は神葬祭のご奉仕となります。
今日は国民の祝日で「海の日」です。
祝日法には「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」とあります。
さて、夏本番の暑さの中、健康空手教室の皆さんがお参りになりました。
普段は胡床(こしょう=床几 しょうぎ、腰掛け)を用いますが、空手衣とあって座礼(ざれい)で祈願祭を執り行いました。
祝詞では「伊照り焼けつく夏の日も肌まで凍る冬の夜も、、、村肝(むらぎも)の心を合はせ技の極みを尽くし雄々しく勇ましく正しく相競ひ、、、」と今後の精進と発展を祈願しました。
一挙手一投足に魂が込められていました。
心と形は表裏一体です。
昨日(16日)の午後11時頃、高知県室戸市付近に上陸した台風11号は、本日の夕方になって日本海に達しました。
今年初上陸の台風は四国や近畿に大雨をもたらしましたが、伊勢原市内でも冠水箇所があったようです。
さて、15日の神奈川新聞に国府祭の写真(神報連月例コンテスト)が掲載されました。
当社の関係では、5点の受賞作品が掲載されていました。
大型で非常に強い台風11号が日本の南を北上し、西日本に上陸する見込みのようです。
当地でも明日(16日)から明後日(17日)にかけて、大雨や落雷、竜巻などの突風に注意をするところです。
早いもので文月も折り返しの15日、月次祭(つきなみさい)を執り行い、皇室の御安泰と国民の安寧、氏子・崇敬者の安全無事を祈りました。
昨日は神奈川県女子神職会総会(神奈川県神社庁)、神奈川県神道青年会創立65周年記念事業「神奈川県戦歿者慰霊祭」(神奈川県戦没者慰霊堂)並びに平和式典(かながわ平和祈念館)が開催され、宮司・禰宜がそれぞれ出席しました。
終戦記念日が近づくと、逝ってしまった人たちの思いとは異なるような喧(かまびす)しい議論が盛んになりますが、誰しも平和を願っています。
靖國神社では恒久平和を願うみたままつり(13日~16日)が執り行われ、若者を含む多くの人たちが英霊に感謝の祈りを捧げています。
1週間前のブログでは時候の挨拶も悩むほどの天気でしたが、一気に夏本番となりました。
各地で今年一番の暑さとなり、酷暑、炎暑、極暑、激暑、厳暑、大暑、炎熱、酷熱、炎天、炎夏など、どの語も当てはまるほどの一日でした。
日盛や障子に煮る蝉の声 涼菟
*岩田涼菟(いわたりょうと:1659-1717)は江戸中期・芭蕉門下の俳人で、伊勢山田の神官です。
この暑さにもかかわらず、日々御朱印参拝が続いています。
皆様には熱中症に十分ご注意ください。
京都では八坂神社の祭礼「祇園祭」(ぎおんまつり)が1ヶ月にわたって執り行われています。
今日は昨日に続いて真田神社の例祭。
明治9年に真田神社と改称される前は八坂神社、明治3年からそれまでは八坂神社、更なる以前は牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)といわれていました。
午前8時半過ぎには神社を出て真田に向かい、例祭式の準備を整えました。
大規模な境内整備事業から早3年、玉垣や手水舎など、旧郷社としての落ち着いた風格が漂っています。
区画整理事業によって氏子内の様相は大きく変わりましたが、今年は神社周辺の氏子の家々に注連縄(しめなわ)が細かに張られ、軒先の提灯(ちょうちん)が祭礼の雰囲気を醸し出していました。
全国各地で猛暑となったところも多く、夏本番の日差しの中でしたが、疫病を除去、悪疫を退散させる働きの神さまに祈りを上げました。
真田の祭礼の風物詩、鬼灯(ほおずき)は未だに青いものでしたが、用意されたものは全て売れたようです。
今日は午前10時の例祭式(れいさいしき)、午後4時の発輿祭(はつよさい)、そして午後8時の鎮座祭(ちんざさい)と全身が汗びっしょりの一日でしたが、無事に恙(つつが)なくご奉仕することができました。
神輿の宮入りとともに境内は華やぎ、多くの子供たちも年に一度の夏祭りを楽しそうに過ごしていました。
9日も続いた雨が上がり、久しぶりにお天道さまが姿を現しました。
出張祭典では汗をたっぷりかいて祝詞を奏上しました。
さて、神奈川県博物館協会(昭和30年結成)の創立六十周年記念事業として発刊された『博物館の未来をさぐる』(東京堂出版)が到来しました。
当協会には95の加盟館園が属していますが、三之宮郷土博物館(昭和28年設立)も「未来に向けて、わが館は」と題した館園紹介文が掲載されています。
晴れ間が出たせいか、当館には朝から外国人訪問客や民俗資料の調査で大学生がやって来ました。
当館は身近な郷土博物館として教育普及の役割も担っています。インターネットの普及による社会変化やニーズもありますが、郷土の実物資料を見ることにより、創造を働かせ、読み取る能力が養えるよう、博物館のもつ意義を伝えていきたいと考えています。