本日は、北金目神社(平塚市北金目)と御嶽神社(伊勢原市池端)で祈年祭を執り行いました。
3月に掛けて、残る兼務7社で祈年祭がありますが、追いかけ4月には13社で大祭があります。
今日は御嶽神社の様子についてご報告いたします。
この時期は、各種団体・組織の年度末にもあたり、生産組合の方々は行事が重なり、やむを得ず不参となったようです。
しかしながら、豊年を祈る大切な伝統神事なので、「欠席の方の分も祈りをこめて」という責任役員さんのご挨拶をいただいて祭典を斎行いたしました。
社殿には様々な絵馬や社名額などが掲げられていますが、奉納板などにはおじいさんやひいおじいさんの名前が刻まれていて、歴史を感じる一時でもあります。
普段は何気なくお参りをしている神社ですが、時間を掛けて眺めていると様々な発見があるものです。
古くより、池端の鎮守として鎮座している神社ですが、昨今では落ち葉の問題で自治会や市に対してクレームが出ることもあるようです。
趣のある長い参道と階段により、多くの人たちの憩いの場となってきましたが、少数住民の強い意見により、参道の樹木を全て根こそぎ伐採することが決定しました。
とても残念でなりませんが、それでも “ もの言わぬ神さま ” は地域の明日をお守りくださっています。