３回目となる３時は、市内外の企業・団体の長が多数参列いたしました。
また、特別奉仕者として、伊勢原市名誉市民・ロンドンパラリンピック金メダリストの秋山里奈さん、歌手の平浩二さん、地元の落語家・三遊亭遊吉さん、日本相撲協会理事・楯山大造（元関脇・玉乃富士）さん、髙田川部屋親方・髙田川勝巳（元関脇・安芸乃島）さん、髙田川部屋力士・竜電剛至さん、同・達綾哉さん、同・大雷童太郎さんが参列され、華やかさを増しました。
「鳴弦（めいげん）の儀」は、四方と天地に向かって弓弦打（ゆみづるうち）を行い、その音により四方八方の邪気を祓う儀式です。
古より物の怪（もののけ）を払うために、矢をつがえずに弓の弦（つる）を引き鳴らして行い、天皇の病気の折に行ったことが『平家物語』にも記されています。
「鬼遂（やら）ひ」とは追儺（ついな）に同じで、煎（い）った大豆で鬼を払うことですが、邪気の象徴である鬼（赤鬼・青鬼）が出てくると、儀式の緊張が和らぐのも面白いところです。
３時は参列者も多いため、３回に分けて豆まき・宝まきを行いました。
奉仕者とともに、「鬼は外！福は内！」の掛け声が境内中に響き渡りました。
豆まき後には、力士衆との握手会が行われ、山のように大きなお相撲さんに、子供たちははしゃいでいました。
直会（なおらい）では、宮司・責任役員から御礼の挨拶、続いて参列者を代表して崇敬会長・観光協会長・市議・国会議員・商工会長からそれぞれお言葉をいただきました。
特別奉仕者の皆さんからのお話や歌、落語などで盛会裡にお開きとなりました。
＜ 撮影 ： 藤沢市 増山氏 ＞
