当地では、明日はお盆の迎え火となりますが、お盆の祖霊祭(それいさい=みたままつり)などの諸行事が重なっていることもあり、当家では昨夕のうちに祖先のまつりを行いました。
お盆というと仏教行事のように考えがちですが、本来は祖霊を迎える日本人の考えと結びついて、霊魂観をつくりあげました。
神道では、仏教の仏壇に相当する「祖霊舎」(それいしゃ)にご先祖さまをおまつりしています。
当地では、明日はお盆の迎え火となりますが、お盆の祖霊祭(それいさい=みたままつり)などの諸行事が重なっていることもあり、当家では昨夕のうちに祖先のまつりを行いました。
お盆というと仏教行事のように考えがちですが、本来は祖霊を迎える日本人の考えと結びついて、霊魂観をつくりあげました。
神道では、仏教の仏壇に相当する「祖霊舎」(それいしゃ)にご先祖さまをおまつりしています。
今日7月30日は、明治天皇が崩御されてからちょうど100年、明治時代が終わってから100年ということになります。
歴代天皇がおまつりされる皇居「皇霊殿」(こうれいでん)並びにに「伏見桃山陵」(京都市伏見区)おいて、「明治天皇百年式年祭の儀」が執り行われました。
式年祭は定まった年ごとに行われる祭祀で、神社における定期的な祭祀(伊勢の神宮の式年遷宮や諏訪の御柱祭など)もありますが、皇室においては「先帝祭」(せんていさい)などがそれにあたります。
先帝祭は崩御の日に行われますが、三年、五年、十年、二十年、三十年、四十年、五十年、百年、その後百年ごととされています。
また、明治天皇を御祭神とする明治神宮では、「明治天皇百年祭」が斎行され、全国の神社でも奉告祭が行われました。
明治天皇 御製
しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける
<参考>
昨日に続いて今日も猛烈な暑さとなりました。
暑さ寒さの極まりの時期は、体に不調をもたらすものですが、2日続けて神葬祭が入りました。
神葬祭では通夜の晩に、御遺体から「霊璽」(れいじ)といわれる「御霊代」(みたましろ)に御霊を遷す「遷霊祭」(せんれいさい)を執り行います。
浄暗の中で、杉の板に錦の覆いをした「神依板」(かみよりいた)と呼ばれるものを霊璽にかざし、「中啓」(ちゅうけい)で打ち、「オーオーオー」という「警蹕」(けいひつ)を唱える秘技です。
「天命を尽くす」(吉川惟足)、「天業に励む」(中西直方)、「生れつるまにまに」(本居宣長)など、神さまからいただいた命という神観念があります。
日の本に生れ出でにし益人は神より出でて神に入るなり 中西直方
私たちの命は親からいただいたものですが、命は一つでも先祖から脈々とつながっているという連続性、祖先の神のもとへ帰っていくという信仰こそ、神道の死生観です。
昨日は、大木の大枝を切る前の清祓に伺いました。
伊勢原市の保存樹に指定された「しば」の大木で、樹齢300年は超えていると思われます。
伊勢原市保存樹の指定要件は、「①地面から1.5メートルの高さで、幹回りが1.5メートル以上②樹木の高さが15メートル以上③株立ちした樹木で高さ3メートル以上④フジなどで枝葉の面積が30平方メートル以上」となっています。
因みに、伊勢原市の木は「椎(しい)」です。
当社の兼務社などでは、住宅事情などにより、落ち葉や枝によるクレームも中にはあるようですが、大気の清浄化や防風、防音、温暖化防止、乾燥化緩和、心の安らぎなど、樹木による恩恵は目に見えない大きなものがあります。
また、樹木が発生するフィトンチッドとういう化学物質(揮発性物質)は、殺菌力をもち森林浴の健康への効果が評価されています。
*参照 ブログ三之宮通信「パワースポット」(平成22年6月6日)
今日は全国的に気温が上がり、30℃を超えたところが多かったですが、境内ではさほど蝉の鳴き声を耳にしません。
長野県北部を震源とする強い地震がありましたが、その後の余震も含め十分な注意が必要です。
さて、本日は七夕(たなばた)の短冊のお焚き上げ依頼がありました。
五色の短冊には、歌を詠んだり文字を記し、手習いや技芸の上達を祈るものですが、体育施設に吊されたものなのでその特徴が表れ、運動の向上や健康を願うものが大半でした。
「七夕まつるこそなまめかしけれ」『徒然草』
(秋になって七夕をまつる行事をするのは優雅である)
都会では7月7日に行われていますが、月遅れ(8月7日)や陰暦7月7日(今年は8月24日)の行事で、秋の季語です。
本来は「七夕送り」「七夕流し」などといって、川や海に流すものです。
祈りの込められた沢山の短冊をご神前に上げて、丁重にお祓いをしたうえで、御浄火にてお焚き上げをいたします。
現存する最古の歴史書、『古事記』が和銅5年(712年)に撰上されてより、本年で1300年を迎えます。
上中下の3巻から成り、多くの神話・伝説・歌謡を含み、古典文学としての価値も高いものです。『日本書紀』とともに「記紀」(きき)と称されますが、国の始まりや歴史、日本人の精神をありありと知ることができます。
この度、神社本庁では『はじめての古事記-日本の原点にふれる-』氏子のしおり)を発行いたしました。
どこの国でも国の起源や神話を必ず学ぶものですが、現在の日本の教育ではそれがなされていません。
身近な書物で神話に触れることにより、心豊かな健全な子供が育まれるのは間違いありません。
今年は市販でも多くの本が発行されていますので、興味のある本を手にとって読んでいただきたいと思います。
古事記序文には「古(いにしへ)を稽(かんが)へて今を照らす」と書かれています。昔を参考にして、今日の在り方を考える。経験を通して反省の資とする。人生とはそういうものです。
来る6月30日(土)午後2時、「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)を斎行いたします。
古くは大宝令(701年)や延喜式(927年)にも記される儀式で、朝廷では文武百官を集めて、中臣氏が約900字の大祓詞(おおはらえことば)を宣読(せんどく)して公の祓を行いました。
現在では、6月と12月の両度、全国津々浦々の神社で恒例式として行われています。
『古事記』『日本書紀』の神話に見られる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)を起源としますが、常に清らかな心身に立ち返る、日本人の伝統的な考え方、清浄な心の表れともいえます。
社頭では人形(ひとがた)の申込みを承っています。人形に氏名を記し、気持ちを鎮めて息を3度吹きかけ、体中をくまなく撫でて、半年の間に知らず知らずに積もった罪・穢れを人形に負わせます。
神事では大祓詞を繰り返し奏上する間、人形に記された名前を1体ずつ読み上げて、各家庭の清浄を祈念します。
中旬には、参道に「茅の輪」を設けますので、厄災消除・無病息災の思いを込めて、左右左と「茅の輪くぐり」をしてお参りください。
水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶといふなり 『拾遺和歌集』
ご先祖さまを迎える暑い季節を前に、心身ともに清々しく、折り目正しく新たな半年を迎えましょう。
本日は日曜日の大安で多くの初宮参りで境内が賑わいました。
また、地鎮祭や出張結婚式(元湯陣屋)などがありました。
さて、以前のブログ(2/26)でご紹介いたしましたが、本日第1回の神社検定が開催されました。
「日本のこころ」の再発見を趣旨として、国内38ヶ所の会場で行われ、6千人超の申込みがあったようです。当社の氏子崇敬者も2名試験を受けましたが、8月上旬の結果発表まで合格を祈るところです。
今回は「参級」検定でしたが、来年はこれに加えて「弐級」、再来年は「壱級」もあるそうです。
神社(神道)は昔から公共性がもっとも高く、自然との共生、農林水産業はもとよりあらゆる産業や日々の生活と密着しています。東日本大震災でも神楽やお囃子、神輿、山車などの「まつり」が地域の結びつきの中心であることが再確認されました。
しかしながら、学校教育では「神話」を教える機会もなく、そういった意味で神社振興・活性化はもとより、日本文化再発見への期待が高まります。
公式サイトには例題が掲出されていますが、本日出題(100問)のうちの一部を紹介いたします。
(問80)天孫降臨(てんそんこうりん)の段です。実際に葦原中国(あしはらのなかつくに)を治めるために天降ることになった神様は日子番能邇邇芸命(ひこほのににぎのみこと)でした。この神様のお名前の意味はどれが正しいでしょうか。
1.容貌がにぎにぎしく晴れやかな子 2.火のように明るい子
3.稲穂がにぎにぎしく実る太陽の子 4.才能あふれる芸術の子
(問83)『日本書紀』では、天照大神(あまてらすおおみかみ)は天孫降臨(てんそんこうりん)に際し、鏡、勾玉(まがたま)、剣の三種の神器を与えて「この鏡は私だと思って同じ御殿に祀(まつ)りなさい」との「神勅(しんちょく)」が下されたとしていますが、この神勅を何というでしょうか。
1.天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅 2.斎庭(ゆにわ)の稲穂の神勅
3.豊鏡奉斎(ほうきょうほうさい)の神勅 4.神籬磐梯境(ひもろぎいわさか)の神勅
解りましたか?
(答80)3 (答83)3
大祭(4月22日)の神幸祭(しんこうさい)の折、お神輿が左右に振れて第二駐車場にある掲示板に台棒が当たって損傷しました。
しかしながら、地域の皆様のご協力により、本日元通りに修理がなされました。
ここ数日は、中・平塚・伊勢原連合神社総代会の事務局として、7月に開催予定の総会に向けて、来週行う理事会の資料づくりに追われています。
当総代会は、中郡(大磯町・二宮町)・平塚市・伊勢原市内に鎮座する神社の総代及び神職を以て会員とする組織で、昨年時点で84社563名(総代数512名・神職数51名)が加盟しています。
さて、「総代」を辞書で調べると、「仲間全部の代表者」と記されていますから、氏子地域のまさしく代表であり、総は惣と書き、物心ともに力を寄せる人を表したものといえます。
当社では、役員である責任役員を大総代と呼んでいますが、宗教法人法に基づく法律上の機関として、重要事務を決定する執行機関となっています。
また、総代は法律制定以前から存在する祭祀(さいし)に関わる機関です。地域の安寧と発展を祈るという「神社の公共性」をおまつりを通して守り伝えてきた、欠くことのできない存在です。
神社本庁憲章(昭和55年制定)第13条には、「神社総代は、神社の祭祀、信仰、伝統の保持振興について宮司に協力する」とあります。
お互いが両輪になって力を合わせてこそ、その成果が現れるものです。
本日は晴れて気温が上がりましたが、時折強い風が吹きました。
横浜気象台の発表によると、県内に竜巻発生の恐れがあるとのことでした。
しかしながら、大安につき多くの地鎮祭奉仕がありました。
祭壇を固定したり、榊類が飛ばないように重りを置いたり、ガムテープなどで留めたりと、外のおまつりならではの対応を施して無事執り行いました。
さて、本日から4日間、鶴岡八幡宮(鎌倉市)において開催される「初任神職研修」に権禰宜(ごんねぎ)が1名参加しています。
初任神職研修は、神社本庁包括下の神社に神職として奉務する神職が、任用されて間もなく受ける研修で、各都道府県神社庁に委託されています。
神社本庁憲章(昭和55年制定)には、「神職は、古典を修め、礼式に習熟し、教養を深め、品性を陶冶(とうち)して、社会の師表(しひょう)たるべきことを心掛けなければならない」と神職のあるべき姿が明確に示されています。