現存する最古の歴史書、『古事記』が和銅5年(712年)に撰上されてより、本年で1300年を迎えます。
上中下の3巻から成り、多くの神話・伝説・歌謡を含み、古典文学としての価値も高いものです。『日本書紀』とともに「記紀」(きき)と称されますが、国の始まりや歴史、日本人の精神をありありと知ることができます。
この度、神社本庁では『はじめての古事記-日本の原点にふれる-』氏子のしおり)を発行いたしました。
どこの国でも国の起源や神話を必ず学ぶものですが、現在の日本の教育ではそれがなされていません。
身近な書物で神話に触れることにより、心豊かな健全な子供が育まれるのは間違いありません。
今年は市販でも多くの本が発行されていますので、興味のある本を手にとって読んでいただきたいと思います。
古事記序文には「古(いにしへ)を稽(かんが)へて今を照らす」と書かれています。昔を参考にして、今日の在り方を考える。経験を通して反省の資とする。人生とはそういうものです。
すみません、言霊百神というサイトごぞんじですか?ino_136@yahoo.co.jp
年末につき、コメントに気付かずに失礼申し上げました。
残念ながら、ご照会のサイトについては存じ上げません。