‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

死生観

2012年1月30日 月曜日

一昨日、昨日と神葬祭(しんそうさい)、昨日は一年祭・埋葬祭などが続きました。

仏式に比べて神葬祭に出会う機会は少ないとは思いますが、祖先のまつりは日本独自の葬儀形式であるとともに、古事記神話にその様子が見られるほど古い民族固有の習俗でもあります。

現在では、葬儀場で行われることが大半となっていますが、地方による慣わしなど、その特徴が表れることもあります。

日の本(もと)に生まれ出(いで)にし益人(ますひと)は神より出(いで)て神に入るなり

江戸時代に伊勢(豊受大神宮)の神官であり、神道家であった中西直方の歌には、祖先から頂いた命はやがて神の御許へ帰ってゆくという、日本人の死生観がよく表れています。

死後の世界を考えることにより、心の安定も図れるものです。

祖霊舎

祖霊舎

中学生の総合学習

2012年1月25日 水曜日

中沢中学校の生徒6名が総合学習(フィールドワーク)でやって来ました。

総合的な学習の時間は、文部科学省のホームページによると、「変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題解決する資質や能力を育てることなどをねらいとすることから、思考力・判断力・表現力等が求められる知識基盤社会の時代に於いてますます重要な役割を果たすものである。」とあります。

学習目標として、地域の環境、産業、歴史に興味をもたせたり、課題を発見させ、ひいては自己の進路を見つめる機会としたいようです。

実際には、テーマ先への丸投げとなっていますが、こちらの思いで進められる点ではありがたいところです。

郷土の歴史や神社の由緒について話しをしながら、生徒たちからの多くの質問に答える形を取りました。また、併設の郷土博物館や下谷戸縄文遺跡などを見学してもらいました。

礼儀正しくお参りができました

礼儀正しくお参りができました

肌寒い中ではありましたが、境内において参拝作法や建造物などについても説明をいたしました。

時間が足りない程でしたが、2時間近くにわたり対話しながら学習を進めることができました。

生徒たちにとって、新たな知識や発見、興味を抱いたこともあったことと思います。発表の場で更なる成果がもたらされるよう期待するところです。

雪は豊年の瑞

2012年1月24日 火曜日

関東では6年ぶりの積雪となりました。

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伊勢原では年明け以降、何度かみぞれは降ったものの、初雪となり久しぶりの積雪となりました。

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雪のいと高うはあらで、うすらかに降りたるなどは、いとこそをかしけれ

(雪がそれほど高くはなくて、うっすらと降っているのなどは、たいそう趣がある。)

『枕草子』

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古くはその年の農作物の豊凶(ほうきょう)を、山にかかる雪で占いました。雪は稲の花にもたとえられ、「豊年の瑞」(しるし)といわれます。

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六花(むつのはな)・雪の花・雪華(せっか)・牡丹雪(ぼたんゆき)・小米雪(こごめゆき)・粉雪(こなゆき)・綿雪(わたゆき)・小雪・大雪・深雪(みゆき)・吹雪(ふぶき)・雪明り・根雪(ねゆき)・新雪(しんせつ)・しまり雪・べと雪・雪紐(ゆきひも)・筒雪(つつゆき)・水雪・細雪(ささめゆき)・餅雪・堅雪(かたゆき)・・・・、などその表現法は多種にわたります。

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梅の花 それとも見えず 久方(ひさかた)の 天霧(あまぎ)る雪の なべて降れれば

(梅の花がそこにあると区別がつかないよ、空一面に真っ白い雪が降っているから。)

『古今和歌集』 よみびとしらず

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新(あらた)しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)

(新しい年の始めの、新春の今日降る雪のように、いよいよ重なれ、良いことが。)

『万葉集』 大伴家持(おおとものやかもち)

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この雪が、良きことの予兆(よちょう)となるよう願うばかりです。

節分祭の準備

2012年1月21日 土曜日

大寒の本日も昨日同様、強い風と冷たい雨が終日続きました。

地鎮祭などの出張祭儀も一番寒さが厳しい時期です。

強風にあおられ、臨時駐車場に敷いたシートの留め金が外れ、雨の中取り敢えず仮に直しました。

節分祭の裃(かみしも)  左:力士  右:一般

節分祭の裃(かみしも)  左:力士  右:一般

節分祭参列者(年男・年女)の状況は、10時は例年通り、12時は余裕があり、3時は例年より若干少ない状況です。締切は過ぎましたが、まだ多小は増えると思われます。

御神札や枡(ます)、裃(かみしも)、お土産、料理の数量はもとより、名簿や名札、領収証の準備など、人数も多いのでギリギリまで調整が続きます。

タウンニュース掲載広告 (予定原稿)

タウンニュース掲載広告 (予定原稿)

タウン紙やラジオ広報などの準備も整いつつあります。

武道始式

2012年1月19日 木曜日

昨日同様、正月用に準備したテントや看板等を片付けながら、節分祭の準備作業に切り替えています。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

今日も初宮参り、厄除祈願、商売繁昌などのお参りがありました。

一昨日は相模中連合支部(神職会)の新年会が催され、正月期間の慰労と親睦の一時を過ごさせていただきましたが、諸団体等の新年会も数日続いています。

伊勢原警察署では、恒例の武道始式が行われ、伊勢原地区警察官友の会のお役目で受付・司会進行役などのお手伝いをいたしました。

署員激励会

署員激励会

武道始式では、女性警官の司会で国歌斉唱をいたしましたが、先ず「国旗に正対してください」と。あたりまえのことですが、この一言で気持ちが引き締まりました。

警察や警官の不祥事などが取り沙汰されることが多いですが、昼夜を分かたず治安維持に精励する署員の姿を目の当たりにして、心引き締まる思いがいたしました。

一番の冷え込み

2012年1月12日 木曜日

冬の大将軍到来でしょうか。昨晩の強い風は朝には止んでいましたが、日本列島は寒気に覆われ、今年一番の冷え込みとなりました。

お宮では終日、個人や会社のご祈願がありましたが、殿内は深深と冷え込み、身も心も引き締まるご奉仕となりました。

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午前中には、研究開発施設において年頭の安全祈願祭がありました。

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年末に神奈川新聞に掲載されてから、在庫切れとなっていた「ランドセル守」が本日入荷いたしました。

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新学期が始まりましたが、子供の通学安全は誰もの願いです。

紙幣にこもる思い

2011年12月30日 金曜日

明日はいよいよ「大晦日」(おおみそか・おおつごごもり)。旧暦では月の最終日、つまり小の月では29日、大の月では30日を晦日(みそか・つごもり)といい、一年の最後の日がこれになります。

本日は、総代さんの最後のご奉仕。境内外の〆を張り替えていただきました。

最終の打ち合わせ

最終の打ち合わせ

お正月用に、大きなお賽銭箱に入れ替えました。

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夕方、そのお賽銭箱に、何と戦前の朝鮮銀行紙幣が入っていました。恐らく大切に保管されていたものだと思います。年末には、多くの方の様々な思いが込められます。

寿老人が図案された百円札

寿老人が図案された百円札

ほぼお正月準備も整いつつあります。

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希望と期待に充ちた新年、幸せを願う参拝者を迎え入れるため、残り一日準備にあたりたいと思います。

和婚の素晴らしさ

2011年12月18日 日曜日

本日、元湯陣屋においてブライダルフェアが開催され、模擬結婚式のご奉仕をいたしました。

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模擬とはいっても、神前結婚式の「静の厳かさ、動の美しさ」を感じていただくために、本番さながらの流れで進めさせていただきました。

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晩婚化が叫ばれて久しいですが、あの恐ろしい大震災もあって、結婚観にも少なからず影響が及んでいると思います。

結婚を “ 個人の価値観 ” という選択の次元で捉えてきた社会背景がある一方、結婚は子供を産んで育てるという、本来の “ 公の意義 ” を見直す人たちが増えている気がいたします。

本日の新郎新婦(モデルさん)

本日の新郎新婦(モデルさん)

紋付き羽織袴の威風堂々とした益荒男(ますらお)ぶり、おきずりの裾をそっと持ち上げる手弱女(たおやめ)ぶりは、声が詰まるほどの雰囲気でした。

「親からいただいた命に感謝し、次の命を育むための新たな始まりの祈り」がこめられているところにも、和婚の素晴らしさはあるといえます。

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奇しきご縁が結ばれて、花咲くことを願うばかりです。

節目を大切に

2011年12月18日 日曜日

年の瀬を迎え、来社や電話も日に日に多くなり、何となく気忙しくなってきました。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

幟竿や手水舎の竹も新しくなり、お正月準備も徐々に整っています。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

日毎寒さも増していますが、お宮参りや地鎮祭など、人生の節目、建築の節目のおまつりは、季節に限らず行われます。

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私たちの暮らしの中で、季節や人生、様々なものに節目があると思います。来し方、処し方を考える良い機会でもないでしょうか。

御礼の手紙

2011年12月8日 木曜日

結婚式を挙げられた方から御礼の手紙が届きました。

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とても気持ちのこもった御礼の挨拶がつづられ、職員一同感動するとともに、更に気持ちを引き締めてご奉仕につとめていきたいと思います。

比々多の大神さまのご加護のもと、幸せにお過ごし下さい。本当におめでとうございました。

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