‘奉納’ カテゴリーのアーカイブ

マンゲツモチ

2013年9月28日 土曜日

昨日、聖上(せいじょう)陛下には、皇居内水田において、粳米(うるちまい)のニホンマサリ、糯米(もちごめ)のマンゲツモチ、計70株をお刈り取りになられました。

11月23日には、新穀を天神地祇(あまつかみくにつかみ)にお供えされ、御自ら新嘗祭(にいなめさい)をお仕えのうえ、親しくお召し上がりあそばされます。

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神話には「吾が高天原(たかまのはら)にきこしめす斎庭(ゆにわ)の穂(いなほ)を以て、また吾(わ)がみこにまかせまつるべし」(『日本書紀』)とあり、これが三大神勅(しんちょく)の一つ「斎庭の稲穂」といわれる件(くだり)です。

旧約聖書では労働は罪悪ですが、日本神話では最高貴神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)も稲作をなされ、それが悠久の時を経た今もしっかりと守られています。

瑞穂国(みづほのくに)である日本人の、農業の原点であることはいうまでもありません。

献穀米

献穀米

昨日は氏子の篤志農家の方が、新米のキヌヒカリ(粳米)とマンゲツモチ(糯米)をご奉納くださいました。

今日も地鎮祭奉仕の行き帰りの車中から、稲刈りに汗を流す農家の人たちの姿が目に飛び込んできました。

神社下の御神田(神奈川県神道青年会)では、10月14日に稲作体験「稲刈り」が開催され、翌15日はその一部で、比々多小学校5年生の稲刈りが行われる予定です。

境内の生き物

2013年9月26日 木曜日

昨日に引き続き、防火対策として社殿への薬剤塗布(とふ)・防腐作業が行われました。

本日は時折強い風が吹いたものの、過ごしやすい陽気となり、団体の参拝などが見られました。

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小学校から秋の探検(1年生の体験学習)の申込みがあり、念のため境内のドングリや銀杏(ぎんなん)、生き物の様子を確認しました。

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今年も氏子さんが、不老長寿の果物で唐柿(とうがき)ともいわれる無花果(いちじく)をご神前に上げてくださいました。

唐柿といわれる無花果

唐柿といわれる無花果

兼務社の総代さんが昨日、2匹の大きな鯉を奉納(8月に3匹)してくださいました。

神池は少し濁っていますが、仲良く元気に泳いでいますので、お時間がありましたら是非ともご覧ください。

今日はとても穏やかな一日でしたが、明日から30日まで、参集殿・境内・神楽殿において映画の撮影が行われます。

多少騒がしくなると思われますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

一心泣き相撲比々多場所

2013年8月27日 火曜日

本日は兼務社の総代さんが神池に大きな鯉(3匹)を奉納してくださいました。

昨晩の雨で水が濁っていますが、新しい仲間の様子を是非ご覧ください。

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さて、一昨日(25日)は「一心泣き相撲」横浜場所(横浜市南区・杉山神社)が開催されました。雨にもかかわらず、赤ちゃんの元気な泣き声で境内は大いに賑わったようです。

いよいよ比々多場所 9月16日 ( 月 ・ 祝日 ) > の開催まで3週間を切りました。

昨年の様子

昨年の様子

現在、午前中の早い時間から申込が埋まって来ています。

駐車場も十分準備していますので、ご家族お揃いでお参りください。

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生産者の感謝の思い

2013年8月5日 月曜日

今日はジメジメ・ムシムシの一日でしたが、アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミの大合唱、夕方はヒグラシの鳴く境内でした。

御神田の稲

御神田の稲

神社下の御神田(神奈川県神道青年会)に目を移すと、稲はお日さまの光を浴びて、水と土の養分ですくすくと、青々として整然と同じように並び、風になびいてもしっかりと大地に根を下ろし、背筋をしっかりと張って背丈を伸ばしています。やがて果実である穂が稔り、稔るほど頭を垂れる姿、その美しい様は、まさしく私たち日本人の〝 命の根=イネ 〟です。

葡萄(デラウエア)

葡萄

県内では生産量1位を誇る葡萄(ぶどう)、同じく3位の梨など、伊勢原市内は果樹の繁忙期を迎えています。

梨

今日は三ノ宮の生産組合の代表が、稔りに感謝する「産土講祭」(うぶすなこうさい)の打ち合わせで神社を訪れました。

初物をご神前にお供えするのは生産者の感謝の思いです。

神職の養成

2013年6月28日 金曜日

ここ数日、明後日の「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)を前に、各自治会や個人の方々の「人形」(ひとがた)申込が続いています。

今日はご神前に、お酒や果物などの奉納が上がりましたが、各家庭同様、時期にはまだ早いものの〝 お中元 〟 の到来も始まっています。

献備品

献備品

さて、私たち神職を養成する高等機関・國學院大學から、来年の入試を前に「神道文化学部入学のすすめ」という広報パンフレットが届きました。

キャンパスのある渋谷は再開発が進んでいますが、大学でも施設設備が全く一新され、教育環境の充実化が図られています。

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折しも神社では、当社へ奉職を希望する方の面接を行いました。

また、現任の権禰宜(ごんねぎ)2名は、神社庁で開催された「祭式並衣紋研修会」(1日間)に参加して、祭式作法の基本動作を学ぶとともに、衣紋(えもん:装束の着つけ)の技術向上を図り、明日からの奉仕に心を新たにしていると思われます。

甘い玉蜀黍

2013年6月23日 日曜日

先週(6月16日)の「崇敬者祭」で献花したハイビスカスが綺麗な花を咲かせています。

参列された皆様のご家庭でも、同じような思いでご覧になっていることでしょう。

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本日は昨日同様、初宮参りや交通安全、厄除祈願などのご祈祷や地鎮祭などの出張祭儀がありました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

日曜日とあって、遠方からのご朱印参拝も目立つ一日でした。

昨年の秋に当社で結婚式を挙げられたご夫妻がお参りになり、お父さん・お祖父さんが丹精して育てた初もぎの玉蜀黍(とうもろこし)をご神前に上げてくださいました。

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仕事の関係でしょうか、一週間遅れの父の日を今日過ごされるそうです。最盛期に向かう収穫のお手伝いも親御さんにとっては一番の喜びとなるでしょう。

甘い玉蜀黍以上に、温かい気持ちをいただいた日曜日でした。

美しい日章旗

2013年5月30日 木曜日

関東地方では、統計開始以来3番目に早い梅雨入りとなったようですが、本日も五月雨(さみだれ)の一日となりました。

今日よりこの先、地鎮祭や結婚式などの予定が入っているため、雨の祭儀による心配はつきものですが、穀物にとってはまさしく恵みとなることから、さてさて複雑な心境の季節です。

さて、午前中は神道青年会の皆さんが神社下の御神田において、取水のための用水路づくりに汗を流していました。

また、夕方には比々多小学校の先生との「田植え体験」の打ち合わせがありました。

用水路づくり

用水路づくり

お知らせが遅くなりましたが、数日前に藤沢市の崇敬者の方から大型写真(ポスター)の寄贈がありました。

当社の青葉若葉の杜(もり)にひらめく日章旗(にっしょうき)、何ともいえぬ美しい光景です。伸びゆく常磐木(ときわぎ)に、国の永遠の栄えが込められた、そんな日本の美を感じる描写です。

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国旗と国歌についてはこちらをご覧ください

卯の花と卯月鳥

2013年5月7日 火曜日

一昨日(5日)は二十四節気の「立夏」でしたが、夏立つ、夏来る、夏めくなどと同様、代表的な季語となっています。連休に青森から桜の便りが届きましたが、気象的にはいまだ春といった感が強いです。

しかしながら、さわやかな風、新緑の目にまばゆい季節は、夏の気配を十分に感じます。

花の生産者から初夏を感じる百合(ゆり)と梅花空木(ばいかうつぎ)を頂き、社務所に飾っています。

百合(ゆり)と空木(うつぎ)

百合と空木

空木の花を卯(う)の花ともいいますが、古くから歌の題とされたようです。

五月山(さつきやま)卯の花月夜(づくよ)ほととぎす

聞けども飽かずまた鳴かぬかも 『万葉集』よみ人知らず

国府祭(5日)の神揃山(かみそろいやま)での神饌(しんせん=お供えもの)には、当社では粢(しとぎ)といって、上新粉(じょうしんこ=米粉)を蒸してつき、楕円形(卯の花の形)にして供え、そこに卯の花を添えます。

「しとぎ・卯の花」 (右手前)

「しとぎ・卯の花」 (右手前)

二十四節気は、一年を二十四等分した気候の推移を示す基準点ですが、各一気をさらに三等分して細かくした時候を「七十二候」(しちじゅうにこう)といいます。

これらは自然現象や植物、虫、動物、魚などで表現されていますが、鳥に関するものが多いのも特徴的です。鳥類は季節に先駆けて飛来し、飛び去っていくことを昔の人はよく観察していたと感心します。

新緑の境内には多くの鳥が飛んで来ますが、空高く自由に飛ぶ鳥には、霊力を感じることさえあります。

夏鳥の時鳥(ほととぎす)は卯月鳥といわれ、「春の花、夏の時鳥、秋の月、冬の雪」と称されるほど、古くから詩歌によく詠われ、前出のように卯の花とともに詠まれることが多いようです。

また、田長鳥(たおさどり)の異名もあり、田植えを知らせる鳴き声ともいわれます。今日は神奈川県神道青年会の有志が、御神田の種まきを行いました。時鳥の鳴き声を境内で聞いて、夏の気配を感じてみませんか。

みこしの掛け声

2013年5月4日 土曜日

連休後半もお天気に恵まれ、各行楽地は賑わいを見せていることでしょう。

当社もご朱印参拝など、遠方からの参拝者が目立つようです。

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昨晩は「第26回まが玉祭」(5月18日・19日)の広報で、禰宜がFM湘南ナパサ(78.3MHZ)の番組に出演しました。

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例年人気のある「まが玉づくり体験」にあわせ、今年は「砥石(といし)づくり体験」(18日)も行います。

国府祭(5日)の後に本格的な準備に取り掛かる予定です。

4日 神奈川新聞 読者投稿欄

4日 神奈川新聞 

さて、本日の神奈川新聞に、「みこしの掛け声を後世に」という購読者の投稿がありました。

掛け声には「担ぎ手だけでなく、祭りの場にいる人たちの心を一つにし、そして祈りが込められている」ということをこの投稿を通して強く感じた次第です。

伝統をつないでいくことは大変なことですが、多くの人たちの支えを大切に、神社としても神明奉仕につとめたいと思います。

小泉暉三氏奉納写真(額入り)

小泉暉三氏奉納写真(額入り)

寄贈図書

2013年4月9日 火曜日

3月末まで國學院大學において開催されていた企画展「身体としての土器」が閉会し、貸出中の当館所蔵「顔面把手」(がんめんとって)が戻って来ました。

本企画展の企画・展示などを行った中村耕作氏(伊勢原市出身)が著書『縄文土器の儀礼利用と象徴操作』を寄贈されました。

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本書は300頁超の考古学専門の叢書(そうしょ)で、前述の「顔面把手」について、周辺遺跡や出土地点、背面に施された蛇体装飾、類似の周辺分布などについて詳細な分析と考察が記されています。

顔面把手

顔面把手

また、仲村昭一氏(平塚市在住)は、『花に誘われ花に酔う』を寄贈されました。

本書は折りにふれて綴られた回想文で、同氏にとって五冊目の上梓(じょうし)になるそうです。

その随筆集の中には、当社で神葬祭(五十日祭)を行った時の感情も心豊かに盛り込まれています。

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海軍兵学校時代の思い出や桜に対する思い入れの深さに、吸い込まれるように読み入ってしまいました。

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例年であれば、大祭の頃に満開を迎える八重桜も盛りを迎えています。

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