‘暦’ カテゴリーのアーカイブ

芒種

2019年6月5日 水曜日

明日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です。

イネ科の植物の穂先にある針のような突起を芒(のぎ=禾)といい、かつては農家の人たちはこの時期を目安に一大行事である田植えを行いました。

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明日は神社下の神奈川県神道青年会御神田で、比々多小学校の田植え体験が予定されています。

田植えを終えると間もなく梅雨がやって来る時期です。

2679回目の誕生日

2019年2月11日 月曜日

今日は住居の軒先や商店の入口、市内を走るバスなどで、日の丸を目にしましたが、国民の祝日で「建国記念の日」です。

初代・神武(じんむ)天皇が奈良の畝傍山(うねびやま)の橿原(かしはら)の地に御即位になった紀元660年から数えて、2679回目の我が国の誕生日にあたります。

御案内の通り、4月30日には約200年ぶりとなる御譲位(ごじょうい)により、5月1日に皇太子殿下が126代目の天皇陛下として御即位になります。

昨年から「平成最後の〇〇」といった挨拶を方々で耳にしますが、新しい御代という、改元による〝 始まり 〟への期待も高まります。

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本日の佳日(かじつ)にあたり、全国では様々な奉祝行事が催されました。

また、今月24日には天皇陛下御即位三十年を奉祝する政府主催の記念式典が行われますが、宮内庁庁舎前には特設記帳所が設けられるようです。

我が国の誕生日にあたり、神話から連綿と続く天皇陛下の御存在についてあらためて思いを致すとともに、悠久の歴史が永遠に続くよう弥栄を祈念する次第です。

雞始乳

2019年1月30日 水曜日

大寒(だいかん)の末候で「雞始乳」(にわとりはじめてとやにつく:1月30日~2月3日頃)です。

雞から乳は出ませんが、乳は卵を産むことで、鳥屋(とや)に就(つ)く(産卵のため巣にこもる)時節です。

節分追儺祭では、崇敬者の方が産みたての玉子を毎年奉納して下さいます。

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夜明けを告げる霊鳥(れいちょう)が春の訪れを伝えてくれる頃合いながら、まだまだ寒中の寒さが身に堪(こた)えます。

今日は総代さんの御奉仕により、神楽殿前に豆まき・宝まきの特設舞台を設営しました。

終日の作業となりましたが、安全に配慮して頂き、無事立派に完成しました。

人形の問い合わせ

2019年1月20日 日曜日

今日は「大寒」(だいかん)でしたが、比較的温かな日差しに助けられました。

節分まで寒の後半が続きますが、寒さとともに風邪には注意を払いたいところです。

神社では週末を中心に厄除祈願(厄年)が多く、平日は企業の安全祈願祭もしばらく続きそうです。

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さて、古札や正月飾りについての問い合わせがなくなりましたが、人形に関するお尋ねが増えてきました。

当社では「人形感謝祭」を3月17日()午後3時執り行います。

節分の翌日、立春の2月4日(月)から3月16日(土)までの間、家庭で処分に困った古い人形をお預かりしています。

受付可能なものは人形本体のみで、ケースや付属品は取り除いてお持ち下さい。

また、ぬいぐるみは受け付けていません。

尚、初穂料は5,000円以上ですが、御相談いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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電話 0463-95-3237  メール hibita38@gmail.com

睦月の予定

2019年1月6日 日曜日

今日は寒の入りの小寒(しょうかん)らしく、年明け一番の冷え込みとなりました。

日の出ている時間は延びるものの、節分までは寒の内となり、耐えがたい寒さが続きそうです。

年明け最初の週末ですが、三箇日を避けてお参りになる方、あちらこちらの神社・仏閣へ詣でる方など様々で、御朱印巡りも終日続いています。

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さて、過ぎ去った行事もありますが、睦月(むつき)の予定です。

元日(火)歳旦祭・元旦大祈祷、落幡神社(秦野市鶴巻南)・真田神社(平塚市真田)・御嶽神社(伊勢原市池端)・南金目神社(平塚市南金目)・北金目神社(平塚市北金目)・十二柱神社(伊勢原市伊勢原)・八坂神社(平塚市入野)・熊野神社(平塚市千須谷)・神明社(伊勢原市白根)・日月神社(伊勢原市沼目)歳旦祭、2日(水)招魂社新年慰霊祭、神明社(伊勢原市上平間)歳旦祭、3日(木)日向神社(伊勢原市日向)歳旦祭、4日(金)御嶽神社(伊勢原市伊勢原)歳旦祭、7日(月)昭和天皇三十年式年祭遙拝式、9日(水)総代奉仕(節分協賛依頼)、11日(金)所管神社連絡協議会正式参拝・賀詞交歓会、13日(日)八剱神社(平塚市上吉沢)歳旦祭、14日(月)古札焼納祭・どんど焼き、木下神社(伊勢原市神戸)例祭・道祖神祭(上・下)、15日(火)月次祭、24日(木)文化財防火デー消防訓練、30日(水)総代奉仕(節分特設舞台設置)

社頭掲示 睦月

社頭掲示 睦月

新年祈祷の申込み

2018年11月17日 土曜日

来年は平成31年己亥歳(つちのといどし)となりますが、当社では授与所(じゅよしょ)で「神社開運暦」を頒布(はんぷ)しています。

天皇陛下には明年4月30日に御譲位(ごじょうい)になり、翌5月1日に皇太子殿下が御即位され、同時に元号(げんごう)が改まります。

御代替り(みよがわり)に伴い、発表後の新元号、また祝日などについては必要に応じて読み替えるよう、各暦には記されています。

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さて、今週ぐらいから新年祈祷の申込みが増えてきました。

1月4日(金)が官庁御用始めですが、7日(月)から仕事始めの企業が多いようで、この日に会社の年頭安全祈願祭が集中することが予想されます。

企業や団体の御祈願は、事前に日時・企業名・住所・代表者・連絡先・人数・願意(工場安全・工事安全・商売繁昌・事業安全・事業繁栄など)を事前にお知らせ下さいますようお願い致します。

TEL  0463-95-3237

FAX  0463-92-4381

e-mail   hibita38@gmail.com

亥の月亥の日

2018年11月10日 土曜日

立冬(11月7日)を過ぎたものの、少し動くと汗ばむような陽気でした。

行楽日和ですが、社頭は七五三詣の家族連れで賑わいました。

さて、江戸時代には旧暦十月初亥(はつい)は武士、二の亥は庶民が炬燵(こたつ)を出す日でした。

旧暦十月は月の干支(えと)で亥の月にあたり、亥は五行思想で水を司ることから、「亥の月の亥の日」は火事にならないと考えられていたわけです。

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今週はボイラー室の火入式[鞴祭(ふいごまつり)]の御奉仕もありましたが、季節の行事といえば、鍛冶屋(かじや)まつり(鞴祭)です。

今日は敬神の念があつい工場において、44回目の祭儀をお仕えしました。

明治維新150年目の明治節

2018年11月3日 土曜日

平成30年の今年は、明治の改元から数えて150年にあたります。

そして、今日は明治天皇の166年目のお誕生日(嘉永5年・1852年)にあたりますが、昭和2年に「明治節」として祝日に定められ、短い間でしたが国民に親しまれ、戦後の昭和23年には「文化の日」とあらためられました。

また、日本国憲法が公布された日(昭和21年)でもあります。

全国の旧官幣社・旧国幣社等を中心に、この日は中祭(ちゅうさい)として「明治祭」(めいじさい)が斎行(さいこう)されています。

神社本庁の定める神社祭祀規定には、「わが国を近代国家として発展せしめられた明治天皇の聖徳大業(せいとくたいぎょう)を景仰(けいこう)し、皇威(こうい)の隆昌と国運の発展とを祈り、明治維新の大精神を振作(しんさく)して民族の自覚を新にし、ますます文化を進め産業を興し永遠の平和繁栄をこひ願ふ」とあります。

明治神宮

明治神宮

明治天皇がお祀りされる明治神宮では、宮中より勅使参向(ちょくしさんこう)のもと、例祭式が執り行われています。

寒くも時はなりにけるかも

2018年10月23日 火曜日

秋も末となり霜が降りる意の「霜降」(そうこう)、初候は「霜始降」(しもはじめてふる)です。

朝夕の冷ややかな空気に、季節が進んでいることを実感します。

秋萩の 枝もとををに 露霜置き 寒くも時は なりにけるかも 『万葉集』巻十・二一七〇 作者不詳

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寂寥(せきりょう)の心もちになりますが、実りに感謝する季節です。

春の「祈年祭」(きねんさい)と対になる「新穀勤労感謝祭」を11月23日(金)に執り行います。

今日は、氏子から初穂米を献納して頂くための袋を関係者にお届けしました。

寒露

2018年10月8日 月曜日

天候にも恵まれ、初宮参りや七五三、交通安全などの諸祈願、また御朱印参拝も多い三連休でした。

日中の最高気温が昨日より10度も低くなりましたが、今日は二十四節気の「寒露」(かんろ)で、朝晩の冷え込みが強まり、山の木々の色が移ろう季節です。

境内の樹木も枯葉を落とす頃で、日々の清掃も落ち葉との追いかけっこが始まります。

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山登りやウオーキング、バードウオッチング等の団体が、行楽や運動、自然観察で訪れる機会も増えてきます。

今日も御朱印巡りの方で、元宮(旧宮山)へ登拝される方が多かったようです。