相模国三ノ宮・比々多神社

浜参宮

2013年7月26日

本夕、全国女子神職協議会主催の第62回神宮式年遷宮「御白石持行事」(おしらいしもちぎょうじ)の一行に宮司が参加し、伊勢に入っています。

また、同様に神奈川県神道青年会主催の同行事に禰宜も参加しています。

参加者用 法被(はっぴ)

参加者用 法被(はっぴ)

古来、伊勢の神宮に詣でるには、心身を浄めるための「禊」(みそぎ)を行うのが慣わしです。現在では、それに代わるものとして、二見興玉神社への〝浜参宮〟(はまさんぐう)が行われています。

夫婦岩 

夫婦岩 

平成18・19年に行われた内宮外宮の神域に御用材を曳き入れる「御木曳行事」(おきひきぎょうじ:第一次・第二次)の折にも、同様に浜参宮を行い、海草によるお祓いを受けました。

右:御木曳行事  左:浜参宮之証  平成18年

右:御木曳行事  左:浜参宮之証  平成18年


雨の出張祭典

2013年7月25日

昨日は大気の状態が不安定で、時折降る強い雨の様子を見ながら、一昨日の総代会総会の片付けと引き継ぎの準備を整えました。

また、当社では8月は諸行事がないので、イソップ寓話の「アリとキリギリス」ではありませんが、今のうちから正月準備を着々と進めています。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

さて、本日の午前中は予報に反し、場所によっては急な雨が降ったため、出張祭典では祭壇(さいだん)が濡れてしまいました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

大手ゼネコンや住宅メーカー(ハウスメーカー)、ハウスビルダー、大工や工務店など、建設(建築)工事の会社によっても異なりますが、一般住宅であれば、テントを設(しつら)えずに地鎮祭を行うことはよくあります。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

当社では、出張祭典用に祭壇用の大きなパラソルを準備することも可能ですが、雨であればテントがあると非常に助かります。


神社界推薦候補者当選

2013年7月24日

お蔭様で、全国の神社(神道政治連盟)で支援をしていた参議院比例代表(全国区)の候補者・有村治子さんが、見事3期目の当選を果たしました。

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今後も命の重み・家族の絆・国家の尊厳を大切に、世界に誇る日本の伝統と文化を後世にしっかりと伝えていくために、更なるご活躍を願うところです。


功績表彰の栄

2013年7月23日

本日 「 第41回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会 」 が、伊勢原市民文化会館小ホールで開催されました。

中郡(大磯町・中井町)・平塚市・伊勢原市及び秦野市(鶴巻地区のみ)管内の神社81社から神職・総代300名余りが集いました。

開会に先立ち、『皇室日記 特別編 伊勢神宮式年遷宮 』 のDVDを鑑賞しました。

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満場一致の拍手を以て、議案の全てが承認されました。

続いて、功績表彰が行われ、79名の方々がその栄に浴されました。

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当社で事務局の任をお預かりしてから指折り数えて20年、伊勢の式年遷宮ではありませんが、一つの節目で襷(たすき)を平塚八幡宮に引き継ぐことになりました。


境内観察

2013年7月22日

昨日は、御嶽神社(伊勢原市伊勢原)例祭、八坂神社(平塚市上吉沢)例祭に伴う神輿御霊入れ神事を始め、地鎮祭や伐木清祓などの出張祭儀などで、出たり入ったりの一日でした。

八坂神社 神輿御霊入れ神事

八坂神社 神輿御霊入れ神事

先週末から学校も夏休みとなりましたが、今日は境内も静かな一日でした。

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今年は梅雨明け同様、蝉の初鳴きが早かったものの、未だ夏の盛りの蝉時雨(せみしぐれ)とまではいかない様子です。

鳴きやめて 飛ぶ時蝉の 見ゆるなり 子規

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それでも境内の隅々を気をつけて見てみると、夏の虫や小動物が活動している様子を観察することができます。

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地道なご奉仕

2013年7月21日

昨晩は、氏子(三ノ宮・栗原・神戸・木津根橋)の責任役員、自治会、青年会、総代が参集殿に集い、大祭(4月22日)・国府祭(5月5日)の反省会を開きました。

それぞれの立場から多くの貴重な意見をいただき、意義深い集まりとなりました。今後ご提案の意見や懸案事項について、協議・検討を重ねながら、伝統を守りつつ、よりよいお祭りになるようにしていきたいと思います。

修復の終わった神楽殿(18日)

修復の終わった神楽殿

経年や地震などの影響で建物がゆがみ、戸が開きにくくなっていた神楽殿ですが、大工さんの手により、無事修復工事(18日)が終わりました。

新築工事をとの声もありますが、しばらくは大切にしていきたいと思っています。

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今朝は総代有志のご奉仕により、土建業の会社からいただいた杉の角材を運んでいただきました。

秋には酒祭(11月8日)が予定されていますが、お水取り神事を執り行う沢山(三段の滝)の整備作業などに使用されます。

日々の地道なご奉仕が長い伝統を積み上げています。


献備品

2013年7月20日

本日は神明社(伊勢原市上平間)の夏越大祓でしたが、これで兼務社の大祓も全て修めることができました。

今月は上平間の水神祭(6日:6カ所)、下平間の清水祭(13日:2カ所)がありましたが、この地区は敬神の念篤く、様々な講組織が残っています。

お宮の中にも、伊勢講奉納(昭和6年)のお賽銭箱や参宮記念(大正9年)の太鼓など、先人の赤誠(せきせい)溢れる気持ちを感じることができます。

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さて、神社のご神前にはお米やお酒、野菜や果物など、数多くの献備品(けんびひん)が上がります。

当社では神前奉納の名札を墨書していますが、なるべく漢字で表記するようにしています。

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茄子(ナス)、甘藷(サツマイモ)、馬鈴薯(ジャガイモ)、胡瓜(キュウリ)、南瓜(カボチャ)、西瓜(スイカ)あたりは、何とか読み書きもできると思いますが、蕃茄(トマト)、萵苣(レタス)、甘藍(キャベツ)、菠薐草(ホウレンソウ)、玉蜀黍(トウモロコシ)、甘蕉(バナナ)あたりは、かなりの難読でしょうか。

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狩衣について

2013年7月19日

夏空の広がった本日、朝から地鎮祭が続きました。

「神主さんの服装は涼しそうに見えますね」とよくいわれますが、ご奉仕を終えると、白衣(はくい)も汗でびっしょりです。

私たち神職がおまつりで着用する服装を「装束」(しょうぞく)といいますが、大祭・中祭・小祭の区分に応じて、それぞれ正装(せいそう)・礼装(れいそう)・常装(じょうそう)と定められています。

通常、お宮参りや交通安全などのご祈祷、地鎮祭や竣工式などの出張祭典では、常装である狩衣(かりぎぬ)を用いています。

常装用狩衣

常装用の夏狩衣

平安時代には公家(くげ)の常用の略服で、袖口(そでぐち)に括紐(くくりひも)があるのが特徴です。もとは狩猟(しゅりょう)のときに着用したものです。

白衣の数え方は「枚」(まい)ですが、狩衣は「具」(ぐ)または「領」(りょう)で数えます。因みに、袴(はかま)は「腰」(こし)です。

高砂百合

高砂百合

土手には、台湾原産の帰化植物、高砂百合(たかさごゆり)が花を咲かせました。


日々の社務

2013年7月18日

昨日のブログで自然災害の怖さを記しましたが、山形県を中心とした東北地方に激しい雨がもたらされ、土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫など、警戒と緊張が続くようで、被害がもたらされないよう祈るばかりです。

当地でも大気が不安定な状態になっているようで、激しい雨や落雷、突風などには注意をしたいと思います。

さて、社務所では来週23日に迫った「第41回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会」に向けて、追い込みの準備中です。

今日は総会の冊子や被表彰者の記念品などが納入され、管内の神社に役割や準備内容の連絡をいたしました。

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早くも、新年に頒布(はんぷ)する御札・御守・縁起物などの授与品について、奉製業者と打ち合わせをしました。

来年は午年

来年は午年

来年は、平成26年(皇紀2674年・西暦2014)甲午歳(きのえうまどし)平年(へいねん)で、明治以来147年、大正以来103年、昭和以来89年となります。


自然との共生

2013年7月17日

3連休を海や山の行楽地で過ごされた方も多いと思いますが、今年も来宮神社(静岡県熱海市)の例祭(14-16日)で、禰宜(ねぎ)が助勤(じょきん)奉仕をいたしました。

富士山の世界遺産登録に沸く静岡県では、道路の渋滞状況も例年以上だったように感じました。

さて、富士山は信仰の歴史や文化的価値も含めて世界遺産に登録されましたが、構成資産には北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)、富士山本宮浅間大社(以下、静岡県富士宮市)、山宮浅間神社、村山浅間神社、須山浅間神社(静岡県裾野市)、冨士浅間神社(須走浅間神社:静岡県小山町)、河口浅間神社(以下、山梨県富士河口湖町)、冨士御室浅間神社、と神社が八社も含まれています。

北口本宮富士浅間神社

北口本宮冨士浅間神社

ご存じかどうか、富士山の八合目以上は富士山本宮浅間大社の境内地であり、頂上には奥宮が鎮座しています。

面白いことに、前述の八社と八合目、〝八〟はお鉢めぐりのはち、また末広がりを表し、八の字自体が裾野を広げるお山の形、向拝(こうはい)の社殿の形(上の写真)にも思えます。

〝富士山は登るものでなく拝むもの〟という人もいますが、神さまのふところにむかって登拝するので、慎みの気持ちが大切です。当然のことながら、清浄を旨とする神域において、ゴミは出さないどころか、拾うくらいの行動も必要です。

今日は神社で、「富士山の登拝着をお祓い(お焚き上げ)して欲しい」という依頼がありました。この方は上記のような心持ちだったのでしょうか。

冨士浅間神社

冨士浅間神社

消防庁によれば、6月の熱中症による救急搬送車数が4265人に上り、昨年同月比の2.3倍であることを発表(16日)しましたが、新生児(0%)や乳幼児(1.4%)はほとんどなく、少年(14.5%)、成人(34.7%)、高齢者(49.4%)となるほど多いのがわかります。

世の中で怖いものを順に挙げると「地震、雷、火事、親父」という故事が思い出されます。戦後は家族の中でもっとも権威の落ちた親父は別として、自然災害の恐怖は最たるもので、暴風、豪雨、豪雪、洪水、津波、噴火と聞いただけでも恐ろしい限りで、前述の高温などの気象異常も同様です。

便利な生活に慣れ親しんだ都会生活ほど、天災への対応の遅れや人災を大きくするものです。

古(いにしえ)より、神さまに込められた畏(おそ)れと感謝という祈り、自然との共生について考える機会になればと思います。